川に浮かぶ島が、まるごと音楽の空間に
水に囲まれた平らな芝生を思い浮かべてみてください。チャラソム島は加平の町のそばを流れる北漢江に浮かぶ、低く開けた島です。一年の大半はキャンプ場や川辺の公園として使われていますが、10月上旬の3日間だけはステージや屋台のテントが並び、何千枚ものレジャーシートで埋め尽くされます。
このフェスティバルが始まったのは2004年のことです。秋の芝生の上で、海外のジャズを野外で聴かせる。そんなシンプルな発想を続けるうちに、韓国で最も名の知られたジャズイベントへと成長しました。番号付きの座席に座って聴くような場所ではありません。両側に川を、ステージの向こうに加平の山並みを眺めながら、芝生の上でのびのびと過ごすのがこのフェスの楽しみ方です。
2026年の開催日程とチケット
2026年は2026年10月9日〜11日に開催され、10月9日(金)に開幕し、10月11日(日)に幕を閉じます。韓国で最も過ごしやすい季節の週末をまるごと使った日程です。日中は晴れの日が多く、夕方になると水辺は涼しくなります。
主催者は公式フェスティバルサイトを運営しており、プログラムやチケットの種類、交通案内はそこに掲載されています。出演者や料金の情報はこのガイドに提供されていないため、記載していません。出演ラインナップや各チケットに含まれる内容については、主催者のサイトだけが確かな情報源です。
ソウルからチャラソムへのアクセス
いちばん手軽なのは鉄道です。加平駅にはソウルの地下鉄網とつながる京春線が通っており、急行のITX-青春も停車します。どちらもソウル側から出ていて、速いのは急行の方です。
加平駅からチャラソムまでは、町なかを南西へ、川に向かって歩いて約20分です。フェスの開催日には、折りたたみ椅子を抱えた人の流れについていけば迷いません。駅前にはタクシーも待機していますが、最後のステージが終わると皆が一斉に帰るため、乗り場には行列ができます。
川沿いの京春路を通って車で行くこともできます。ただし加平の片側1車線の道路は、フェスがなくても秋の週末には渋滞します。たいていは列車の方が確実です。
芝生の上で過ごすフェスの一日
メイン会場は座席ではなく芝生です。来場者は次のようなものを持ち込んで、自分の場所を確保します。
- レジャーシートや薄手の防水グランドシート(川辺の芝生は夜露で湿るため)
- 低い折りたたみ椅子(後ろの人の視界を遮らないよう、背の低いもの)
- 日没後に着るフリースや薄手のダウンジャケット(10月の川辺は日が沈むと急に冷え込みます)
- 暗い島の中を歩いて帰るための小さな懐中電灯
会場の周りには飲食の屋台が並んでいて、ステージの合間に川辺でゆっくりピクニック気分の夕食をとる人もたくさんいます。午後から夜にかけて、会場の雰囲気は少しずつ盛り上がっていきます。多くの人のお目当ては、日が暮れてから登場するヘッドライナーのステージです。
常連流のチャラソムの楽しみ方
常連にとって、このフェスは一晩ではなく週末を通して楽しむものです。島内にはチャラソムのキャンプ場があり、会期中ずっとキャンプをするのはファンの間で昔から続く恒例になっています。加平の町や、ソウル方面に数駅戻った清平(チョンピョン)周辺に泊まる人もいます。
芝生の上では、座席のあるコンサート以上にマナーが大切です。韓国の観客はシートの周りをきれいに保ち、ごみは持ち帰ります。ステージが始まったら、後ろの人が見えるように椅子を低くし、日傘も下ろします。静かなバラードの最中におしゃべりをしていると、周りから冷たい視線を向けられます。
屋台での支払いはほとんどがカードで、韓国のカード端末ならほぼどこでも海外発行のVisaやMastercardが使えます。韓国にはチップの習慣がなく、バーでもそれ以外の場所でも不要です。京春線で週末に日帰りする人にとって、ソウルへ戻る列車が最も混むのは最終ステージの直後です。そのため、まず加平の町で食事をしながらひと息つく人も多くいます。
ステージの合間に加平を散策
チャラソム島の近くには、京畿道でも屈指の人気スポットが集まっています。
- 南怡島(ナミソム):川を少し下った先にあり、加平の船着き場からフェリーで渡ります。10月には並木道が黄金色に染まります
- プチフランス:清平湖へ向かう道沿いにある、フランスの村をテーマにしたテーマパークです
- 朝の静寂樹木園:町の北の丘陵に広がる大きな庭園で、紅葉の美しさで知られています
- 加平レールパーク:旧京春線の使われなくなった線路の上を、レールバイクで走れます
音楽は夜遅くまで続くので、ほとんどの人はフェス当日の午前中にこれらのどこかを訪れます。
よくある質問
チャラソム・ジャズフェスティバル2026はいつ開催されますか?
2026年10月9日(金)から10月11日(日)までの3日間、京畿道加平郡のチャラソム島で開催されます。
ソウルからチャラソムへはどう行けばよいですか?
京春線、またはより速いITX-青春に乗って加平駅で降ります。駅から川の方へ約20分歩くと会場に着きます。駅前ではタクシーも客待ちをしています。
出演者やチケットの情報はどこで確認できますか?
プログラムとチケットの詳細は、主催者の公式フェスティバルサイトに掲載されています。このガイドには出演者や料金の情報が提供されていないため、記載していません。
座席はありますか?それとも敷物などを持参すべきですか?
メインエリアは屋外の芝生です。来場者の多くはレジャーシートやグランドシート、低い折りたたみ椅子を持参します。10月の川辺は夜になると冷え込むので、羽織るものも用意しておきましょう。
会場の近くにはほかに何がありますか?
南怡島(ナミソム)へは加平の船着き場からフェリーですぐです。プチフランス、朝の静寂樹木園、加平レールパークにも車で短時間で行けます。
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