ライブデータで事実確認 · 2026年11月2日

イベント ハノイ

ハノイ国際映画祭(HANIFF 2026):会期・チケット・会場ガイド(ハノイ)

このガイドの作り方

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ハノイ国際映画祭(HANIFF 2026)(ハノイ、ベトナム)
Photo: Jakub Hałun / Wikimedia Commons (CC BY 4.0)

冬の涼しいハノイで映画漬けの5日間

HANIFFは、ベトナムを代表する国際映画祭です。第8回の会期は2026年11月28日〜12月2日です。5日間にわたって上映やコンペティションの審査が続き、格式ある式典も2回あります。

映画祭が誕生したのは2010年で、ベトナム文化スポーツ観光省の主導によるものでした。以来、おおむね2年ごとに回を重ねています。毎回、ベトナムの新作と、アジアをはじめ世界各地から集まった長編・短編がそろいます。過去の回のプログラムは、コンペティション部門と、それより幅広い招待作品を集めたパノラマ部門の二本立てでした。

海外からの観客にとっては、ベトナム映画を知り尽くした地元の観客と一緒に作品を味わえる貴重な機会です。字幕を読み終える前に、ベトナム語で笑いやどよめきが起こるのもこの映画祭ならではです。

映画祭の1週間の流れ

日程の最初と最後には、毎回決まって式典があります。初日の11月28日夜が開会式、最終日の12月2日が授賞式を兼ねた閉会式です。会場はどちらもベトナム国家コンベンションセンターです。

その間の数日間は、映画が主役です。過去の回では、市内の複数の映画館で朝から夜まで同時に上映が続きました。並行して、来訪した映画人によるパネルディスカッションや業界向けのトークも組まれていました。

上映作品の一覧とスケジュールは、映画祭が自ら公表しています。本ガイドの作成にあたって提供された情報には作品名や上映時刻が含まれていなかったため、ここでは掲載していません。

ベトナム国家コンベンションセンター

式典会場の雰囲気は、旧市街に並ぶ間口の狭い「チューブハウス」とはまさに対極です。ベトナム国家コンベンションセンターがあるのは、ナムトゥリエム区(Nam Tu Liem)のメーチー(Me Tri)地区です。広々とした前庭と幅の広いアプローチ道路の上に、波のように弧を描く低く長い屋根が伸びています。

もともとは2006年のAPEC首脳会議のために建てられた施設で、現在も国家レベルの会議や大規模なコンサートに使われています。式典の夜には前庭にレッドカーペットが敷かれます。柵沿いにカメラマンがずらりと並び、車から降りたゲストがまばゆい光の中へ歩み出ます。

館内のメインホールは、本会議用に設計された階段状の大講堂です。式典の夜には、映画業界のゲストや招待客、報道陣で埋め尽くされます。過去の回では式典が全国にテレビ中継されたため、演出は会場の観客だけでなくカメラ映りも意識したものになっています。

ミーディンへのアクセス

コンベンションセンターがあるのは、歴史ある中心部ではなく、ハノイ西部の新市街です。ホアンキエム湖や旧市街からはおよそ12〜15 kmの距離があります。湖畔の路地を離れ、高層ビルが立ち並ぶ広い大通りを走ることになります。

多くの人はGrabの配車サービスかタクシーを使います。平日の夕方はハノイのラッシュアワーにあたり、30分を大きく超えることも珍しくありません。Grabは地元の人も日常的に使うアプリです。配車を確定する前に運賃が表示されるので、乗り場で値段交渉をする必要もありません。

映画祭の期間中、会場に近いミーディンやカウザイ(Cau Giay)周辺に滞在する人もいます。どちらの地区にも外資系ホテルがあり、コンベンションセンターへもすぐに出られます。ただし、旧市街の屋台グルメと引き換えに、オフィス街らしい景色の中で過ごすことになります。

HANIFFの上映で席を確保するには

座席の仕組みは、一般の映画館とは異なります。過去の回では、上映チケットは参加映画館の窓口で配布され、無料のことも少なくありませんでした。現地に足を運んだ人から順に席が割り当てられたため、オンライン予約よりも列に並ぶことがものを言いました。

知っておくと役立つ習慣をまとめました。

  • 人気のベトナム映画のプレミア上映には最も長い列ができ、常連客は上映時刻よりかなり前から並ぶのが一般的です。
  • 字幕は作品ごとに異なります。 外国作品には基本的にベトナム語字幕が付きます。英語字幕のある作品はたいてい映画祭のプログラムに明記されているので、作品選びの手がかりになります。
  • 式典への入場は、過去の回では招待状や公式登録が必要で、一般販売はありませんでした。
  • スマートフォンはしまっておきましょう。 スクリーンの撮影はマナー違反とされており、係員から注意を受けることもあります。

最新のチケット入手方法や上映会場は、主催者が映画祭の公式チャンネルで案内しています。

11月下旬のハノイ

時期にも恵まれています。11月下旬から12月上旬のハノイは乾季にあたります。日中は穏やかな陽気で、夜は地元の人がジャケットやマフラーを身に着けるほど涼しくなります。

プラスチックの低い椅子に腰掛けて熱々のフォー・ボー(牛肉のフォー)をすすったり、旧市街でエッグコーヒー(カフェ・チュン)を味わったりするのにぴったりの季節です。上映の合間の数時間は、ホアンキエム湖や文廟(Temple of Literature)を巡るのにちょうどよい長さです。コンベンションセンター寄りのカウザイには、ベトナム民族学博物館もあります。

ハノイには独自の映画文化も根付いています。ランハー通り(Lang Ha)にある国立映画センター(National Cinema Center)は、昔から地元の映画ファンに愛されてきた映画館です。過去の回では、HANIFFの上映会場の一つにもなりました。

こんな人におすすめ

HANIFFで得られるものは、スター探しよりも映画そのものへの好奇心に応えてくれる体験です。華やかさを担うのは式典の夜ですが、映画祭の真価は昼間の上映にあります。動画配信ではまず出会えないベトナム映画が、満員の客席で上映されるのです。

この映画祭を楽しむには、数日あれば十分です。ミーディンでレッドカーペットを眺める夜を一晩、その間に映画を観る日を2〜3日組み込み、残りの時間は古い街並みの中で過ごすのがおすすめです。

よくある質問

HANIFF 2026の会期はいつですか?

第8回ハノイ国際映画祭の会期は2026年11月28日〜12月2日です。開会式は11月28日、閉会式は12月2日です。

開会式と閉会式の会場はどこですか?

どちらの式典も、会場はハノイ西部ナムトゥリエム区メーチー地区にあるベトナム国家コンベンションセンターです。過去の回では、映画の上映は市内各地の映画館で行われていました。

旧市街からベトナム国家コンベンションセンターへはどう行けばよいですか?

Grabの配車サービスかタクシーを使う人がほとんどで、距離はおよそ12〜15 kmです。夕方のラッシュアワーには、30分を大きく超えることもあります。

上映チケットはどのような仕組みですか?

過去の回では、上映チケットは参加映画館で配布され、無料のことも少なくありませんでした。式典は招待制でした。各回のチケット入手方法は、映画祭の公式チャンネルに掲載されています。

映画祭の期間中、ハノイの天気はどうですか?

11月下旬から12月上旬のハノイは乾季にあたります。日中は穏やかで夜は涼しく、日が暮れると地元の人は薄手のジャケットを羽織ります。

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