フォントーリ通りの一夜
公演日は2026年10月17日(土)です。この夜、ジェイ・パク(Jay Park)が「LNGSHOT World Tour」を引っさげて、ミラノのファブリック(Fabrique)にやってきます。ファブリックは、ロックやヒップホップのライブでおなじみの中規模クラブです。Bボーイ時代の動画から追いかけてきた古くからのファンにも、LNGSHOTをきっかけに彼を知った新しいファンにも、待ちに待った公演でしょう。
ファブリックは自由入場制の会場です。フロアには仕切りがなく、奥にステージ、側面にバーカウンターがあります。指定席はありません。こうしたライブでは、歌詞をすべて覚えているファンたちと肩を寄せ合い、一晩じゅう立ったまま過ごすことになります。
ステージに立つのは
ジェイ・パクはシアトル育ちで、もともとはArt of MovementというクルーでBボーイとして活動していました。最初に名を知られたのは2PMのリーダーとしてでしたが、その後ソロのラッパー兼シンガーとして再出発します。さらにAOMGとH1GHR MUSICという2つのレーベルを立ち上げました。
ライブでファンが心待ちにしているのは、たとえば次のような曲です。
- ソロとしての知名度を一気に高めたクラブヒット「Mommae」
- R&Bらしいなめらかな一面がのぞく「All I Wanna Do」
- 2 Chainzと組んだ「SOJU」
- テンポの速いラップパートで盛り上がる「Ganjiswaeh」と「McNasty」
ツアー名にあるLNGSHOTは、彼が新たに設立したレーベル、More Visionに所属するボーイズグループです。セットリストや出演順は主催者が決めるもので、現時点では明らかになっていません。本ガイドでも推測は控えます。
ファブリックへのアクセス
ファブリックの所在地はVia Gaudenzio Fantoli 9です。中心部の東、旧市街の城壁からかなり離れたメチェナーテ(Mecenate)地区にあります。ドゥオーモから散策がてら歩いてたどり着ける場所ではありません。倉庫やオフィスが立ち並ぶエリアで、終業時刻を過ぎると周辺の通りはひっそりと静まり返ります。
来場者の多くはATMの公共交通機関を利用します。市の東側を走るのは地下鉄M4線で、サン・バビラ(San Babila)からリナーテ方面へ延びています。そこから先はトラムやバスで向かいます。乗り換えを避け、タクシーや配車アプリで会場の前まで直行するファンも少なくありません。
むしろ大変なのは帰りです。終演と同時に大勢の観客がいっせいに外へ出てきます。フォントーリ通りではタクシーがほとんどつかまらないため、グループで大通りまで歩いてから車を呼ぶのが定番です。土曜の深夜に何が運行しているかは、ATMの夜間便案内や乗換検索で確認できます。
会場の中
建物は工場跡をライブハウスに改装したもので、その雰囲気が色濃く残っています。天井は高く、床は硬く、フロア中央付近にいるほどステージがよく見えるつくりです。背が高くない人は、柵の前の人混みに飛び込むより、後方の少し高くなったエリアにいるほうが見やすいことが多いでしょう。
ここでのライブは、終盤にはフロアが汗だくになるのがお決まりです。10月中旬のミラノは外こそ過ごしやすい気候ですが、満員のクラブ内はずっと暑いままです。来場者は脱ぎ着しやすい重ね着で臨んでいます。
当日を満喫するために
イタリアのクラブライブには独自の流れがあるので、知っておくと安心です。
- まずはクローク。 ファブリックにはクローク(guardaroba)があります。常連はここに上着を預け、2時間ものあいだコートを抱えたまま過ごさずに済むようにしています。
- 支払い。 ミラノのライブ会場ではカードのタッチ決済が一般的で、バーでもほとんどの人がタッチで支払っています。
- ペンライトと掛け声。 K-POPやK-ヒップホップのファンはペンライトやバナーを持参し、応援の掛け声も覚えてきます。一緒に声を出してこそのライブですし、初心者だからといって気にする人はいません。
- 列のマナー。 柵前の場所を確保したい熱心なファンは、開場よりかなり早くから外に列をつくります。ファン同士で自主的に管理されている真剣な列なので、後から来た人は最後尾に並びましょう。
- ちょっとしたイタリア語。 人混みを抜けるときは、押し進むより「Permesso(ペルメッソ、「すみません、通ります」の意)」と声をかけるほうがずっと丁寧です。
チケットの詳細や入場ポリシー、手荷物のルールは、ファブリックとツアーの公式チケット販売パートナーが公開しており、入場時にはこれらの規約が適用されます。公式ルート以外の転売サイトは、ファンがトラブルに巻き込まれやすい場所です。
開演前と終演後
会場周辺には夕食をとれる店がほとんどないため、たいていの人は先に市内で食事を済ませます。ポルタ・ロマーナ(Porta Romana)やコルソ・ローディ(Corso Lodi)周辺は中心部から会場へ向かう途中にあり、どちらにも土曜は大勢の客でにぎわうトラットリアやピッツェリアがあります。ここでアペリティーヴォ(aperitivo)を楽しんでから会場へ向かう人も多くいます。
遠方から来るファンは、サン・バビラやポルタ・ヴェネツィア(Porta Venezia)周辺など、地下鉄で直結している中心部に宿をとるのが一般的です。そうすれば帰りも短時間の乗車で済みます。飛行機で来る場合、ファブリックに最も近いのはリナーテ空港です。マルペンサ空港やベルガモ空港はかなり離れています。
前日には、ドゥオーモやヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア、ナヴィリオ運河といった名所へ地下鉄で手軽に足を運べます。ミラノでのライブに合わせて、週末まるごと旅を楽しむK-POPファンもたくさんいます。
よくある質問
ミラノでのJay Park x LNGSHOT World Tour公演は、いつ、どこで開催されますか?
2026年10月17日に、ミラノ東部のファブリック(Via Gaudenzio Fantoli 9)で開催されます。
ファブリックへは、皆さんどうやって行っていますか?
中心部からATMの公共交通機関を使う人がほとんどです。地下鉄M4線でリナーテ方面へ向かい、残りの区間はトラムかバスに乗り継ぎます。タクシーや配車アプリで会場まで直行する人もいます。終演後はタクシーがなかなかつかまらないため、グループで大通りまで歩いてから呼ぶ人が多いようです。
ファブリックは座席指定ですか?スタンディングですか?
基本的には自由入場のスタンディング形式で、ステージ前にはフロアが広がっています。最前列の柵近くを狙う熱心なファンは、開場前から外に並んでいます。
ファンは普段どこで食事をして、どこに泊まっていますか?
会場周辺には飲食店がほとんどありません。そのため、ポルタ・ロマーナ(Porta Romana)やコルソ・ローディ(Corso Lodi)周辺で夕食やアペリティーヴォを楽しむ人が大半です。遠方から来る人は、地下鉄で帰りやすいサン・バビラ(San Babila)やポルタ・ヴェネツィア(Porta Venezia)周辺に泊まることが多いです。
チケットや入場に関する公式情報はどこで確認できますか?
チケットの詳細や入場ポリシー、手荷物のルールは、ファブリックとツアーの公式チケット販売パートナーが公開しています。入場時に適用されるのはこれらの規約です。
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