花のリヴィエラで迎えるレース当日
サンレモ・マラソンの日程は2026年12月6日(日)です。フルマラソンとハーフマラソンに加えて短い距離の種目もそろっているので、ランニングクラブの仲間と一緒に出かけても、一人ひとりが自分に合ったレースを選べます。
サンレモがあるのは、「花のリヴィエラ」を意味するリヴィエラ・デイ・フィオーリ(Riviera dei Fiori)と呼ばれるリグーリア州の海岸沿いです。フランス国境までは車ですぐの距離にあります。海岸通りの背後に広がる丘には、温室が段々に連なっています。12月の海岸はたいてい穏やかな気候で走りやすく、片側に海、背後には海岸アルプスを望みながら走れます。
サンレモへのアクセス
海外からのランナーの多くは、車で約1時間の距離にあるニース・コートダジュール空港(Nice Côte d’Azur Airport)を利用します。イタリア側の選択肢としては、海岸をさらに東へ進んだところにあるジェノヴァの空港もあります。
- 列車で:ジェノヴァ〜ヴェンティミーリア線の普通列車がサンレモ駅に停車します。駅は丘の下を貫く長いトンネルの中にあるため、ホームから地上へ出るには長い地下通路を歩くことになります。
- フランスから:ニースからヴェンティミーリアまで列車が走っており、そこで乗り換えればサンレモまではすぐです。
- 町なかは徒歩で:中心部はこぢんまりとしています。目抜き通りのマッテオッティ通り(Corso Matteotti)にも海岸通りにも、たいていのホテルから歩いて行けます。
レース前後の2日間をサンレモで
ランナーの多くは、レースの前日と当日にそれぞれ1泊します。空いた時間をのんびり歩いて過ごすのにちょうどよい見どころがそろっています。
- ラ・ピーニャ(La Pigna):中世の面影を残す旧市街です。屋根付きの路地や階段が入り組みながら、急な丘を上へと続いています。
- カジノ・ディ・サンレモ(Casinò di Sanremo):コルソ・デッリ・イングレージ(Corso degli Inglesi)に建つ、アール・ヌーヴォー様式のカジノです。
- アリストン劇場(Teatro Ariston):長年テレビ中継されてきたイタリアの歌謡コンテスト、サンレモ音楽祭の会場です。
- ロシア正教会(Chiesa Russa Ortodossa):ここで冬を過ごしたロシア貴族のために建てられた、玉ねぎ形のドームが印象的な教会です。
- ローマ通り(Via Roma):自転車ロードレースの伝統的なクラシック、ミラノ〜サンレモのゴール地点となってきた通りです。
- 海沿いのサイクリングロード:旧線路跡を整備した平坦な海辺の道で、地元のランナーが軽い調整ジョグに使っています。
12月8日はイタリアの祝日「無原罪の御宿り(Immacolata)」で、2026年は火曜日にあたります。イタリア人の旅行者の多くはレースの週末をポンテ(飛び石連休)としてつなげて休むため、この期間は町のホテルが埋まりやすくなります。
イタリアでのレース:ランナーが事前に準備しておくこと
イタリアの競技ロードレースは、国内陸上競技連盟であるFIDALの管轄のもとで運営されています。イタリアのクラブに所属していない参加者は、ランカード(Runcard)と競技スポーツ用の健康診断書をそろえてエントリーするのが一般的です。海外のランナーは、渡航前に自国でこの診断書に医師の署名をもらうのが通例です。競技性のない短い距離のレースでは、条件がおおむね緩やかです。
週末のそのほかの過ごし方は、地元の習慣に合わせるのがおすすめです。
- スタート前のコーヒー:イタリアではエスプレッソをバーのカウンターで立ったまま飲みます。混み合う店では、先にレジで会計を済ませ、レシートを渡して注文する形が多く見られます。
- カーボローディング:ランナーが前夜に食べるのは、リグーリア名物のパスタトロフィエ・アル・ペストです。地元の軽食なら、ひよこ豆の粉で作る薄焼きのファリナータが定番です。
- 支払い:カードはほとんどの場所で使えます。チップは不要で、メニューにコペルト(席料)が記載されているのも普通のことです。
- 日曜日:レース当日は日曜日にあたるため、小さな商店の中には休業するところもあります。一方、海岸通り近くのバーやパン屋は営業しています。
よくある質問
2026年のサンレモ・マラソンはいつですか?
日程は2026年12月6日(日)、舞台はイタリア・リグーリア州のリヴィエラ海岸に面したサンレモです。
どの距離の種目がありますか?
フルマラソンとハーフマラソンのほか、短い距離のレースもあり、いずれも同じ日に組まれています。コースの詳細とスタート時刻は主催者の公式エントリーページに掲載されています。
サンレモへはどう行くのがいちばん簡単ですか?
海外からのランナーの多くは、車で約1時間の距離にあるニース・コートダジュール空港に降り立ち、そこから車で向かうか、ヴェンティミーリア経由の列車で移動します。ジェノヴァ〜ヴェンティミーリア線の普通列車がサンレモ駅に停車します。
外国人ランナーにも診断書は必要ですか?
イタリアの競技レースはFIDALの規則に沿って運営されています。イタリアのクラブに所属していないランナーは、ランカード(Runcard)と競技スポーツ用の健康診断書をそろえてエントリーするのが一般的で、診断書は自国で医師に署名してもらうケースがほとんどです。
レースの週末、サンレモではほかに何が楽しめますか?
旧市街ラ・ピーニャの散策や、カジノ・ディ・サンレモとアリストン劇場の見物、ロシア正教会の見学のほか、平坦な海沿いのサイクリングロードでのジョギングも楽しめます。12月8日はイタリアの祝日にあたるため、連休中の町は大勢の人でにぎわいます。
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