なぜ訪れるべきか
セントーサ島の食事事情は、ビーチバーやリゾートのビュッフェ、テーマパークの軽食スタンドが主流です。そんな中、本格的でシェフ主導の落ち着いた空間を持つフィアマは、それだけで一際目立つ存在となっています。島の北東端に位置する、植民地時代を思わせるデザインの高級ホテル、カペラ・シンガポールの敷地内にあるフィアマでは、この格式のホテルにふさわしい洗練されたモダンイタリアン料理が味わえます。
しかも、シロソビーチやユニバーサル・スタジオ周辺に押し寄せるような人混みとは無縁です。
842件のレビューで4.8という評価を獲得しながらも、観光客が押し寄せる場所にはなっていません。むしろ根強いファンを獲得しており、「穴場」とはあまり縁のないこの観光地にあって、真の意味で知る人ぞ知る選択肢となっています。
アクセス方法
住所はカペラ・シンガポールの敷地内、1 The Knolls, Singapore 098297です。シンガポール本土から向かう場合は、ヴィボシティ(VivoCity、3階、ハーバーフロント)からセントーサ・エクスプレスのモノレールに乗り、ウォーターフロント駅で下車します。そこからセントーサ島内シャトルバスまたはタクシー・配車サービスに乗り換えて、最後の区間を移動してください。
カペラはモノレールの主要ループから外れた場所にあり、タンジョンビーチに近い、島の静かな東海岸側に位置しています。
ハーバーフロントや空港からタクシーやハイヤーで直接向かうのが最もシンプルな方法で、交通状況や島へ渡る道路の混雑状況にもよりますが、通常20〜30分ほどかかります。すでにセントーサ島内に宿泊している場合は、島内の路線バスが固定ルートを走行しておりホテルの入り口までは停まらないため、カペラ行きシャトルの時刻表についてホテルのコンシェルジュに確認するとよいでしょう。
何を食べるべきか
フィアマが提供するのは、特定の地方料理に固定されていない、コンテンポラリーなイタリア料理です。手打ちパスタ、シーフードのクルード、薪火焼きやグリルのメイン料理、そして各コースに合わせて構成されたワインリストが揃っています。ポーションや盛り付けは、軽く済ませる食事ではなく、複数コースからなるディナーを前提に設計されています。
アンティパスト、パスタコース、メインディッシュとじっくり時間をかけて楽しめるよう、空腹の状態で訪れることをおすすめします。カペラ内という立地も相まって、この店の体験は、セントーサ島の観光スポット巡りの合間に立ち寄るカジュアルなランチというより、記念日やプロポーズ、節目の誕生日といった、ロマンチックあるいはお祝いの席にふさわしいディナーに向いています。
訪れるべき時間帯
ディナータイムがこの店を訪れるのに自然な時間帯です。理由は二つあります。厨房の料理スタイルが夜のテイスティングペースに合っていること、そして日中の暑さが和らぐ日没後の方が、敷地内の熱帯的な雰囲気がより一層引き立つことです。平日の夜は、宿泊客やお祝いごとの予約が増える金曜・土曜の夜に比べて落ち着いた雰囲気になる傾向があります。
セントーサ島での日帰り観光と組み合わせる場合は、テーマパークやビーチが空き始める午後遅くを過ぎてから到着するよう計画してください。ジェットコースターから直行するのではなく、食事の前に一息つく時間を確保しておくとよいでしょう。
現地の人のように訪れるコツ
事前に予約を入れておきましょう。この格式の五つ星ホテル内のレストランは、飛び込み客をあてにした運営ではないため、直前の来店は入店を断られたり、混雑を避けた時間帯にしか案内されなかったりするリスクがあります。予約は一般的なセントーサ島のグルメアプリではなく、ホテルを通じてオンラインまたは電話で直接行うのが通例です。
服装は最低でもスマートカジュアルを心がけてください。島にあるとはいえ、ビーチウェアで訪れられる場所ではありません。
シンガポールのホテルレストランの慣例通り、支払いはカード払いが基本で、現金は不要です。サービス料は通常すでに会計に含まれているため、追加のチップは必要とされていませんし、期待もされていません。訪問者が最もよく犯す間違いは、フィアマをセントーサ島でのアクティビティの合間に立ち寄る場所として扱ってしまうことです。
ここは軽食ではなく、目的地として訪れるべき食事の場です。旅程の隙間に無理に詰め込むのではなく、この食事を中心に一日のペースを組み立てましょう。
最も落ち着いた時間を過ごすには、平日の早めのディナー時間帯を予約するのがおすすめです。また、着席する前に、ノーマン・フォスターが手がけたカペラの植民地時代風の敷地内を散策できるよう、予約時刻の20〜30分前に到着することも検討してみてください。
訪問と合わせて楽しみたい周辺スポット
カペラは島の静かな東側に位置しているため、フィアマでのディナーの前に、島内でも比較的空いているビーチの一つであるタンジョンビーチを散策したり、周辺の熱帯雨林を縫うように延びるセントーサ島のボードウォーク・トレイルを訪れたりするのと組み合わせるのがおすすめです。
こうすることで、西側にあるより賑やかな観光スポットから始まった一日を、この食事で穏やかに、ゆったりと締めくくることができます。
よくある質問
車を使わずにフィアマへ行くにはどうすればいいですか?
ヴィボシティ(VivoCity)からセントーサ・エクスプレスのモノレールに乗り、ウォーターフロント駅で下車してください。そこからタクシー、配車サービス、またはセントーサ島内シャトルを利用して、1 The Knollsにあるカペラ・シンガポールへ向かいます。ここは主要なモノレール駅から離れた、島の静かな東側に位置しています。
予約は必要ですか?
はい、必要です。カペラ・シンガポール内のホテルレストランであるフィアマは、飛び込みでの利用に頼るのではなく、ホテルを通じて直接事前に予約しておくのが最善です。
フィアマではどのような料理が提供されていますか?
モダンイタリア料理です。手打ちパスタ、シーフード、薪火焼きやグリルのメイン料理に加え、ワインを中心としたペアリングメニューがあり、軽い食事というよりは複数コースからなるディナーを前提としています。
食事にはどれくらいの時間を見ておくべきですか?
複数コースからなるフルディナーには90分から2時間ほどみておきましょう。加えて、食事の前後にカペラの敷地内を楽しむ時間も余分に確保しておくとよいでしょう。
一日を通して楽しみたい場合、近くに他に何がありますか?
タンジョンビーチとセントーサ島東側のボードウォーク・トレイルはどちらも近くにあり、シロソビーチやユニバーサル・スタジオといった賑やかな西側の観光スポットから離れて、ディナーと組み合わせて落ち着いた時間を過ごすのに適しています。
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