公園をぐるりと囲む石の護岸
遊歩道は最初から最後まで海面と同じ高さを進みます。スタンレーパーク(Stanley Park)の外周を回る約9 kmの道で、片側には手積みの石垣が続き、反対側にはバラード入江かイングリッシュ・ベイの海が広がります。この周回路は、さらに長いシーウォールの一部です。シーウォール自体はフォールス・クリークを回り、キツラノ方面へと延びています。
護岸は1910年代から1980年まで、数十年をかけて築かれました。石工のジェームズ・カニンガムは職人人生のうち30年以上をこの工事に捧げており、サイワッシュ・ロックの近くには彼をしのぶ銘板が設けられています。路面は平らで幅が広く、舗装されています。通路は線で2つのレーンに分けられています。
道中の見どころ(順路どおり)
コールハーバーから反時計回りに進むと、次の順番で名所が現れます。
- ブロックトン・ポイントのトーテムポール:東端の近くに彫刻を施したポールが集まって立っています。公園内でいちばん写真に撮られる場所です。
- ナイン・オクロック・ガン:今も毎晩午後9時に空砲が撃たれる大砲です。
- ブロックトン・ポイント灯台と、沖の岩の上に腰かけた『ウェットスーツの少女』像。
- ライオンズゲート橋:橋桁の真下を遊歩道が通り抜けます。頭上の崖の上にはプロスペクト・ポイントがあります。
- サイワッシュ・ロック:西岸の沖合の海中に、玄武岩の岩柱がひとつだけそびえています。
- サード・ビーチとセカンド・ビーチ:砂浜には寄りかかるのにちょうどよい流木が転がっており、目の前には西向きに開けた海が広がります。
セカンド・ビーチを過ぎると、デンマン・ストリートの突き当たりにあるイングリッシュ・ベイに出ます。
アクセスと一周のしかた
起点にする人が多いのは、両端の2か所です。コールハーバー(Coal Harbour)側へは、バラード駅(Burrard Station、エキスポ線・ミレニアム線)から歩いて15〜20分ほどです。イングリッシュ・ベイ(English Bay)側はデンマン・ストリート(Denman Street)の突き当たりにあり、周辺にはレンタサイクル店が集まっています。公園入口近くのスタンレーパーク・ループまでは19番バスが運行しています。
車でも来られますが、園内の駐車場はメーター制です。最新の料金は精算機に掲示されています。休憩を挟みながら歩いて一周すると2〜3時間、自転車ならおよそ1時間です。ひと休みしたいときは、少し内陸へ寄り道すればバンクーバー水族館やスタンレーパーク・パビリオンがあります。
主に冬場は、嵐や大潮で区間の一部が損傷し、修復のために通行止めになることがあります。出かける前にバンクーバー市の公園関連サイトを確認してください。11月から3月にかけては、ほかのどんな装備よりも雨具が大切です。
レーン、進行方向、一方通行のルール
ペイントで区切られたレーンは、利用者同士でしっかり守られています。自転車、スケートボード、インラインスケートは道路側のレーンを通ります。歩行者とランナーが使うのは海側のレーンです。歩いている人が写真を撮ろうとして車輪側のレーンにはみ出すと、ベルを鳴らされることを覚悟してください。
自転車は反時計回りのみで、コールハーバーを出発してイングリッシュ・ベイでゴールします。デンマン・ストリートのレンタル店でも、正しい方向へ送り出してくれます。歩行者はどちら回りでもかまいません。それでも反時計回りにすれば、視界の開けた西側の区間と夕日を最後に楽しめます。
夕日が目当てなら、日が沈む前にサード・ビーチかイングリッシュ・ベイに着くようにしましょう。地元の人たちは、テイクアウトした食事を手に流木に腰を下ろします。護岸沿いのほとんどの区間では食べ物を買えないので、水と軽食はデンマン・ストリートの店で用意しておきましょう。
同じ道を歩いて戻るのでなければ、周回の計画を立てておくと安心です。19番バスに乗るか、ウエストエンドを少し歩けば出発地点に戻れます。
よくある質問
スタンレーパークのシーウォールは一周どのくらいですか?
約9 kmです。途中で立ち止まりながら歩くと2〜3時間、自転車ならおよそ1時間かかります。
どちら回りで進めばよいですか?
自転車は反時計回りが義務づけられており、コールハーバーから出発してイングリッシュ・ベイでゴールします。歩行者はどちら回りでもかまいませんが、反時計回りにすれば西側のビーチと夕日を最後に楽しめます。
車を使わずに行くにはどうすればよいですか?
バラード駅(エキスポ線・ミレニアム線)からコールハーバーまで歩いて15〜20分です。19番バスでスタンレーパーク・ループまで行くか、イングリッシュ・ベイにあるデンマン・ストリートの突き当たりから歩き始めることもできます。
おすすめの時間帯はいつですか?
午後遅くから日没にかけてが最適です。サード・ビーチやイングリッシュ・ベイのある西側は、開けた海に面しているからです。冬場は嵐の被害で一部区間が閉鎖されることがあるので、事前にバンクーバー市の公園関連サイトを確認してください。
周辺には何がありますか?
公園内には、ブロックトン・ポイントのトーテムポール、バンクーバー水族館、プロスペクト・ポイント、セカンド・ビーチとサード・ビーチがあります。公園のすぐ外には、イングリッシュ・ベイのほか、飲食店やレンタサイクル店が並ぶデンマン・ストリートがあります。
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