モリス・ロードに広がる紫の畝
ワナカといえば、まず湖を思い浮かべる人が多いでしょう。ところが町から車で数分のモリス・ロードまで足を延ばすと、牧草地が開け、きれいに刈り込まれたラベンダーの畝がどこまでも続く景色に出会えます。農園を横切るようにまっすぐ延びる畝の向こうには、ワナカを囲む山々がそびえています。
ここは畑がひとつあるだけの場所ではなく、さまざまな施設が集まった農園です。散策できる庭園があり、放牧場ではアルパカが暮らしています。さらにカフェと、ラベンダーオイルやはちみつ、石けんが並ぶショップもそろっています。ワナカ周辺でもよく知られた立ち寄りスポットのひとつで、口コミを寄せる何千人もの来園者から安定して高い評価を得ています。そのため、ほかの観光客も多いと考えておきましょう。
モリス・ロードへのアクセス
移動手段は車が便利です。農園があるのはワナカの農村側、モリス・ロード36番地(36 Morris Road)です。湖畔やメインのショッピング街からは車ですぐの距離です。このあたりの田舎道ではカーナビが迷いやすいので、農園の名前だけで検索せず、地図アプリには住所を入力してください。
クイーンズタウンからはクラウン・レンジ・ロードを越えて、およそ1時間のドライブです。この道はニュージーランドで最も標高の高い舗装幹線道路で、冬は路面が凍結することもあります。クロムウェル方面や北から向かう場合は、国道6号線でラゲートを経由して入ります。
田舎道の走行に慣れていれば、町から自転車で行くこともできます。とはいえ、来園者のほとんどは車を利用しています。
畑が紫に染まる開花シーズン
ラベンダーは夏の主役です。セントラル・オタゴではおおむね12月ごろから2月にかけて花が咲き、例年1月が最盛期となります。この時期には畝が一面紫色になり、花穂のあいだをミツバチが飛び回ります。開花のあとには収穫が続くため、シーズン終盤に訪れると、すでに刈り取られた畝があるかもしれません。
夏以外の季節は、灰色がかった緑の株がこんもりと並んでいるだけです。それでも訪れる価値はあります。庭園もアルパカも、カフェやショップも一年中楽しめるからです。ただし秋や冬、早春に訪れるなら、花は期待しないでおきましょう。色鮮やかな写真を撮りたいなら、真夏をねらってください。
ワナカの夏は日差しが強く、標高が高いため紫外線も厳しめです。夕方になると畝を照らす光がやわらぎます。ちょうど混雑が落ち着く時間帯とも重なります。
庭園、アルパカ、そしてショップ
滞在時間は1時間から1時間半ほど見ておきましょう。畝と庭園をのんびり一周し、アルパカの放牧場で過ごし、カフェでひと休みするのにちょうどよい長さです。小さな子ども連れの家族は、動物たちのそばで長く過ごすことがよくあります。
たいていの人は最後にショップに立ち寄ります。農園の紹介によると、次のような品が並んでいます。
- ラベンダーオイル
- はちみつ
- 石けん
どれも軽くてかさばらないので、この先飛行機で移動する人にもお土産として重宝します。ただし、機内持ち込みのラベンダーオイルは液体物の制限の対象です。空港へ向かう前にボトルの容量を確認しておきましょう。
畝を傷めない歩き方
ラベンダーはとても傷みやすい植物です。茎が木のように硬いため、うっかり踏みつけただけで、何年もかけて育った株が折れてしまうことがあります。上手に楽しむためのポイントは次のとおりです。
- 通路や畝のあいだから出ないようにしましょう。 写真を撮るために畝の中へ分け入るのはやめてください。
- 花を摘まないでください。 ここは現役の農園で、ラベンダーは大切な商品です。ドライラベンダーやラベンダー製品はショップで購入しましょう。
- ミツバチに近づきすぎないようにしましょう。 開花期の花にはたくさんのミツバチが集まります。攻撃してくることはめったにありませんが、小さな子どもやアレルギーのある人には気を配ってください。
- アルパカの放牧場では掲示に従いましょう。 動物に触ったり餌をあげたりする前には、スタッフにひと声かけてください。
支払いは簡単です。ニュージーランドではカードやタッチ決済がどこでも使え、カフェのカウンターでチップを渡す必要もありません。入園の詳細や料金は農園が定めています。古いブログ記事を当てにせず、出かける前に公式サイトで確認してください。
混雑を避ける時間帯
農園は現在、毎日午前9時〜午後5時に営業しています。庭園や農園は時期によって営業時間を変えることが多いので、旅行する月の情報を公式サイトで確認しておきましょう。
農園の人出データからは、はっきりとした傾向が読み取れます。
- 平日: 午前10時〜11時と、午後4時〜5時が最もすいています。
- 週末: 午前10時〜正午と、午後4時〜5時が最もすいています。
- 週末のピーク: 正午〜午後3時が最も混み合います。人の写り込まない畝の写真を撮りたいなら、この時間帯の到着は避けましょう。
いちばんのおすすめは午後4時〜5時です。人出が落ち着き、光もやわらかくなります。午後5時の閉園までまるまる1時間ありますが、ショップやカフェは少し早めに片付けを始めるかもしれません。ゆったり過ごしたいなら、午後3時45分ごろまでに着くようにしましょう。
ワナカのほかの見どころと組み合わせて
農園は半日の観光にぴったり収まります。夏なら朝10時に出発すれば週末の昼の混雑を避けられ、正午には湖畔に戻れます。
町なかや周辺の見どころは次のとおりです。
- ザット・ワナカ・ツリー: ロイズ・ベイの湖畔近くで、水の中にぽつんと立つ一本の柳です。
- パズリング・ワールド: ラゲート方面へ向かう道沿いにある、錯覚の館と迷路の施設です。
- マウント・アイアン: 短い登山で山頂に立てて、町と湖を見渡せます。
- ロイズ・ピーク: はるかに長く急なハイキングコースです。体力に自信があり、丸一日使える人向けです。
セントラル・オタゴをドライブ旅行中なら、農園とあわせてクロムウェルにも立ち寄り、夏の核果を味わうのもおすすめです。そのあとはクラウン・レンジを越えるか、北のハースト峠を目指して旅を続けましょう。
よくある質問
ワナカ・ラベンダー・ファームがいちばんすいているのはいつですか?
平日は午前10時〜11時と午後4時〜5時が比較的落ち着いています。週末なら午前10時〜正午と午後4時〜5時がねらい目です。週末の正午〜午後3時は最も混み合うので、この時間帯の到着はできるだけ避けてください。
ラベンダーの見頃はいつですか?
セントラル・オタゴのラベンダーは、おおむね12月ごろから2月にかけて咲き、例年1月が最盛期です。夏以外の季節でも庭園やアルパカ、カフェ、ショップは楽しめますが、畑が紫色に染まることはありません。
ワナカ・ラベンダー・ファームへはどう行けばいいですか?
車でモリス・ロード36番地を目指してください。ワナカの町の中心部から数分です。クイーンズタウンからはクラウン・レンジ・ロード経由でおよそ1時間かかります。地図アプリには住所を入力しましょう。
滞在時間はどのくらい見ておけばいいですか?
ラベンダー畑や庭園を巡り、アルパカを眺め、カフェとショップに立ち寄るなら、1時間から1時間半ほどが目安です。動物たちとゆっくり過ごす家族連れは、さらに長く滞在することもよくあります。
営業時間を教えてください。
現在は毎日午前9時〜午後5時に営業しています。時期によって変わることがあるので、訪れる月の営業時間を公式サイトで確認してください。
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