マフフ・クレセントでの一夜
ジョージのスパーク・アリーナ公演は、2026年11月19日(木)に行われます。オープニングを飾るのはトミー・リッチマンです。今回のツアーではオークランドでの公演のひとつにあたり、ネット発の異色のキャリアを歩んできたアーティストが、この街で最大の屋内会場に立つことになります。
スパーク・アリーナは2007年に「ベクター・アリーナ」として開業しました。最大収容人数はおよそ12,000人で、オークランドを訪れるアリーナツアーの多くがここで公演を行います。建物があるのはクワイ・パーク(Quay Park)の埋め立て地で、ダウンタウンを走る線路とパーネル(Parnell)の坂のあいだに位置しています。
フィルシー・フランクから「Glimpse of Us」へ
ステージに立つのは、日系オーストラリア人アーティストのジョージ・ミラーです。ある世代のファンにとって、彼はまずYouTubeで暴れ回る「フィルシー・フランク」や「ピンク・ガイ」のキャラクターとしておなじみでした。やがてそうした活動から離れ、ジョージ名義で、ゆったりとして痛みのにじむR&Bやローファイ・ポップへと転身します。この方向転換は見事に成功しました。
お目当てにされることが多い曲は次のとおりです。
- 2018年の『Ballads 1』に収録された「Slow Dancing in the Dark」
- 2020年の『Nectar』に収録された「Sanctuary」と「Run」
- 2022年の『Smithereens』に収められたピアノバラードで、彼にとって最大のヒットとなった「Glimpse of Us」
当日のセットリストについては確かな情報がありません。上の曲はあくまでこれまでの代表曲であり、演奏されると決まっているわけではない点にご注意ください。静かな曲でも歌詞をすべて覚えているような観客が集まるはずです。アリーナを埋めた観客がピアノバラードをステージに向かって歌い返す光景は、ジョージのライブの大きな見どころです。
トミー・リッチマンは、2024年に「Million Dollar Baby」でブレイクしました。ファルセットを多用したこの曲は、その年のショート動画を席巻しています。夜の幕開けを担うのが彼のステージです。
車を使わずにスパーク・アリーナへ
会場へは公共交通機関で簡単に行けますが、車で向かうのは大変です。
- 電車: 鉄道の中心となるのはワイテマタ駅(Waitematā Station/旧ブリトマート駅)です。駅からはクワイ・ストリート(Quay Street)かビーチ・ロード(Beach Road)を東へ10分ほど歩けば会場に着きます。道は平坦です。
- フェリー: ブリトマートのすぐ隣にダウンタウン・フェリーターミナル(Downtown Ferry Terminal)があります。デボンポート(Devonport)やワイヘケ島(Waiheke)、ノースショア(North Shore)方面から来るファンは、たいていフェリーで到着し、ターミナルから歩いて向かいます。
- バス: ブリトマートやクイーン・ストリート(Queen Street)の下手を終点・経由とする路線が数多くあります。
- 車: 会場周辺には駐車場がほとんどありません。完売したアリーナ公演のあとは、ザ・ストランド(The Strand)やビーチ・ロードがひどく渋滞します。
電車やバス、ほとんどのフェリーでは、オークランド交通局のAT HOPカードのほか、タッチ決済対応の銀行カードも使えます。帰りに券売機の列に並ばずに済むので便利です。
会場内の様子
スパーク・アリーナは、ひとつのすり鉢状の空間でできています。コンサートでは通常、中央のフロアがスタンディングになり、その周りを段状の座席が取り囲みます。フロアのチケットならステージの近くで観られます。一方、照明や雰囲気づくりが重要なライブでは、ステージ演出全体をよりはっきり見渡せる下層スタンド席が有利です。
すり鉢を囲むようにコンコースがあり、バーやフードカウンター、グッズ売り場が並んでいます。持ち込めるバッグの規定やアクセシビリティ・サービスを含め、各公演の入場ルールはスパーク・アリーナの公式サイトに掲載されています。
スパーク・アリーナでの夜の過ごし方
いくつかのコツを押さえておくと、当日をより快適に過ごせます。
- 開場と待機列: フロアの最前列付近を狙うファンは、開場のかなり前からマフフ・クレセント沿いに並ぶ傾向があります。指定席の人はたいてい遅めに入場します。
- バッグ: 入口ではアリーナの警備スタッフが手荷物検査を行います。常連の多くは小さなバッグを持つか手ぶらで来るので、スムーズに入場できます。
- グッズ: グッズ売り場がもっとも混むのは、開場直後と2組の出演の合間です。アンコールが終わって観客が引けていく頃に買うファンもいます。
- 支払い: ニュージーランドではカードとタッチ決済が主流です。バーでチップを渡す必要はありません。
- 身分証明書: お酒を買うには、パスポートやニュージーランドの運転免許証など写真付きの身分証明書が必要です。バーのスタッフは厳しく確認します。
- 帰り道: 観客の多くは連れ立ってブリトマート方面へ歩いて戻ります。終演後の電車は満員になるため、先に市内で寄り道していく人も少なくありません。
11月中旬のオークランドは晩春にあたります。夜は穏やかですが、にわか雨がよく降ります。屋外で並ぶファンは、会場に入ってからも持ち歩ける薄手の雨具を用意してくることが多いです。
ライブの前後はブリトマート周辺で
ライブの前後に食事を楽しむなら、市内でも指折りのエリアです。
タクタイ・スクエア(Takutai Square)を中心に、修復された歴史的建造物が数ブロックにわたって並ぶのがブリトマート地区です。会場からもっとも近いレストランやバーの集まるエリアです。フェリーターミナルの隣にあるコマーシャル・ベイ(Commercial Bay)にもフードホールがあり、ほかにも飲食店がそろっています。
ウォーターフロントを西へ進むと、ヴァイアダクト・ハーバー(Viaduct Harbour)のバーが夜遅くまでにぎわっています。泊まりがけで来るファンは、たいていCBD(中心業務地区)に宿をとります。スパーク・アリーナからタクシーに乗るまでもなく、歩いて数分で帰れるからです。
ジョージ公演の情報とチケットへのリンクは、スパーク・アリーナのイベントページに掲載されています。開場時間や入場ルールも同じページで公開されています。
よくある質問
ジョージのオークランド公演はいつ、どこで行われますか?
2026年11月19日に、オークランドのマフフ・クレセントにあるスパーク・アリーナで行われます。オープニングアクトはトミー・リッチマンです。
スパーク・アリーナへのいちばん簡単な行き方は?
電車かフェリーでブリトマートまで行く方法です。ワイテマタ駅からもダウンタウン・フェリーターミナルからも、会場までは歩いて10分ほどです。周辺の駐車場はごくわずかなので、ほとんどのファンは車を使いません。
チケットや入場ルールの情報はどこで確認できますか?
スパーク・アリーナのイベントページに公演情報とチケットへのリンクが掲載されています。開場時間やバッグの規定、アクセシビリティ・サービスについても、同じページで公開されています。
フロアはスタンディングですか、それとも座席ですか?
スパーク・アリーナのコンサートでは、通常フロアは自由入場のスタンディングで、その周りを段状の座席が囲んでいます。ステージ演出をよく見渡せるのはスタンド席のほうです。
会場の近くで食事やお酒を楽しめる場所はありますか?
もっとも近いのは、タクタイ・スクエア周辺のブリトマート地区です。コマーシャル・ベイやヴァイアダクト・ハーバーも、会場から歩いて行ける距離にあります。
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