ハイドハウゼン側にあるマーケット広場
ヴィーナー広場(Wiener Platz)は小さな広場ですが、その小ささこそが魅力です。中央には常設の屋台がぐるりと輪になって並んでいます。果物や野菜、チーズ、花、軽食などを季節を問わず一年中販売しており、その屋台に囲まれるように噴水があります。
屋台の上には、青と白に彩られたバイエルン伝統のマイバウム(メイポール)がそびえています。柱には地元のさまざまな職業を表す人形が飾られています。インネレ・ヴィーナー通り(Innere Wiener Straße)沿いにはトラムが行き交い、広場の周りにはハイドハウゼンらしい古い家並みが続きます。観光客向けにつくられた場所というより、地元の暮らしに根づいた市場といった雰囲気です。とはいえ、ここを見つけて訪れる観光客も少なくありません。
ヴィーナー広場へのアクセス
広場はイーザル川の東岸にあり、マクシミリアネウム(Maximilianeum)から坂を少し上ったところに位置しています。
- トラム: 15番・25番が広場に面した「Wiener Platz」停留所に停車します。
- Uバーン: マックス・ヴェーバー・プラッツ駅(Max-Weber-Platz、U4/U5)から西へ徒歩数分です。
- 旧市街から徒歩で: マクシミリアン橋(Maximiliansbrücke)でイーザル川を渡り、マクシミリアネウムの前を通ってインネレ・ヴィーナー通りを上ります。マリエン広場からはおよそ25分です。
広場自体は24時間出入りできます。ただし屋台の営業時間はそれぞれ異なるため、買い物が目的なら事前に確認しておきましょう。屋台が開いている時間帯としては、朝と夕方近くが確実です。
食べて、飲んで、のんびり過ごす
夏になると、広場の一角にある栗の木の下にホフブロイケラー(Hofbräukeller)のビアガーデンが広がります。ミュンヘン中心部から最も気軽に行けるビアガーデンのひとつです。長い木のテーブルに1リットルのジョッキという、おなじみのスタイルで楽しめます。
市場の屋台では、ビアガーデンでの定番ピクニックの材料がそろいます。
- オバツダ(スパイスを効かせたチーズペースト)とラディッシュ
- 焼きたてのプレッツェル
- ハムやソーセージなどの冷製肉と旬の果物
- 友人宅を訪ねるなら花束も
広場からはハイドハウゼンのほかの見どころへも歩いて行けます。
- ミュラー市民浴場(Müllersches Volksbad):川沿いにあるアール・ヌーヴォー様式の屋内プール
- ガスタイク文化センター(Gasteig)
- イーザル川の河川敷:残ったピクニックの食べ物を持っていくのにぴったりの場所
- ヨハニス広場(Johannisplatz)と聖ヨハン・バプティスト教会(St. Johann Baptist):数ブロック東
ヴィーナー広場のビアガーデンのルール
バイエルンのビアガーデンには、昔から受け継がれてきた習慣があります。クロスの掛かっていないセルフサービスのテーブルでは、食べ物を持ち込んでもかまいません。一方、テーブルクロスが掛かった席はテーブルサービス用なので、そこでピクニックの食べ物を広げるのは控えましょう。飲み物は必ずビアガーデンで購入し、持ち込みは厳禁です。
ジョッキやグラスには、たいてい保証金(プファント)がかかります。セルフサービスのカウンターで飲み物を受け取って代金を支払い、飲み終えたらジョッキを返却する仕組みです。
市場の屋台では現金を少し用意しておくと安心です。小さな店では、カードが使える場合でも現金を好むことがよくあります。商品には自分で触れず、欲しいものと量を伝えれば、店の人が選んでくれます。屋台の前に立ったら、地元のあいさつ「グリュース・ゴット」と声をかけてみましょう。
広場が一年で最もにぎわうのはメーデーです。ミュンヘンの各地区では、数年ごとに新しいマイバウムを立てるのが伝統で、音楽とビールを楽しむ大勢の人でにぎわいます。5月1日前後に訪れるなら、地元の告知をチェックしてみてください。それ以外の時期なら、暖かい平日の夕方にビアガーデンで過ごすのが、広場の社交的な雰囲気を味わうのにいちばんです。
よくある質問
ミュンヘンのヴィーナー広場へはどう行けばいいですか?
トラム15番・25番が、広場に面した「Wiener Platz」停留所に停車します。Uバーンのマックス・ヴェーバー・プラッツ駅(U4/U5)からは西へ徒歩数分です。マリエン広場からはマクシミリアン橋を渡って、歩いて25分ほどです。
ヴィーナー広場の屋台は毎日営業していますか?
広場自体は24時間出入りでき、屋台も一年中営業しています。ただし営業時間は屋台ごとに異なるため、特定のものを買いたい場合は事前に確認しておくと安心です。
ヴィーナー広場のビアガーデンに食べ物を持ち込めますか?
バイエルンの慣習では、クロスの掛かっていないセルフサービスのテーブルなら食べ物の持ち込みが認められています。ただし、テーブルクロスが掛かったテーブルサービス用の席には持ち込めません。飲み物はビアガーデンで購入する決まりです。
ヴィーナー広場ではどのくらいの時間を見ておけばいいですか?
屋台をのぞいたり、マイバウムや噴水を眺めたりするなら1時間ほどが目安です。夏の夕方にビアガーデンでゆっくりするなら、もう少し長めに時間を取りましょう。イーザル川やミュラー市民浴場まで足を延ばすのもおすすめです。
ヴィーナー広場の周辺にはどんな見どころがありますか?
マクシミリアネウム、ガスタイク、ミュラー市民浴場、イーザル川の河川敷、そして聖ヨハン・バプティスト教会のあるヨハニス広場などがあります。いずれもハイドハウゼン地区内にあり、歩いて回れます。
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