シビック・ディストリクトの名門映画館に韓国バンドが登場
2026年11月14日(土)、LUCYが「ISLAND」ツアーのアンコール公演でキャピトル・シアターに帰ってきます。バイオリンを軸に据えたバンドにとって、これほどふさわしいホールはシンガポールでもそう多くありません。
LUCYは韓国出身のバンドです。JTBCのオーディション番組『スーパーバンド2』での優勝をきっかけに、一躍広く知られるようになりました。普通のロックバンドならギターが担うメロディーを、エレクトリック・バイオリンが前面に立って奏でるのが彼らのサウンドの特徴です。明るく弾むようなポップロックは、バルコニー席から弓の動きまで見える劇場とよく合います。
LUCYって? 気になり始めた人のために
客席を見渡すと、友人に誘われて来た人や、知っている曲は2曲ほどという人も少なくありません。それでもまったく問題ありません。ステージで楽しめるのは次のような魅力です。
- 主役はバイオリン。 リフもフックもソロも、ギターではなくバイオリンが担う場面がたくさんあります。
- バンドとしての音づくり。 作曲も演奏もメンバー自身が手がけています。ダンス中心のアイドルグループとはここが違います。
- 明るくアップテンポなポップロック。 前向きで耳に残る曲調が中心で、重たい場面はほとんどありません。
- みんなで歌えるサビ。 K-POPやKバンドのファンは掛け声を覚えて臨むのが定番で、シンガポールの観客も大きな声で加わることが多いです。
ここでいう「アンコール」とは、本編のツアーが終わったあとに追加された公演のことで、シンガポールもそのひとつに含まれています。日程の全体やセットリストを決めるのは主催者のため、このページでは推測を控えています。
キャピトル・シアターという空間
キャピトル・シアターは1930年に開業し、シンガポール屈指の豪華な映画館として親しまれてきました。スタンフォード・ロードとノース・ブリッジ・ロードの角に建つ複合施設「キャピトル・シンガポール(Capitol Singapore)」の中にあり、同じ建物にはホテルのキャピトル・ケンピンスキーやショップも並んでいます。
長い修復工事を経て、現在は全席指定の公演ホールに生まれ変わりました。アール・デコ様式の館内には弧を描くバルコニーや装飾的な漆喰細工が残り、1階席の上にはドーム天井が広がっています。コンサート会場としては小ぶりなので、上階の席からでもステージが近く感じられます。
着席スタイルだと、ライブの過ごし方も変わります。最前の柵を奪い合うスタンディングのライブとは違い、自分の席が決まっています。バルコニーからの見晴らしを目当てに、あえて1階席より上階を好むファンもいるほどです。
スタンフォード・ロードへのアクセス
市内の会場のなかでも、電車でのアクセスがとりわけ便利な劇場です。
- MRTシティ・ホール駅(南北線NS25・東西線EW13)が最寄り駅です。ラッフルズ・シティ側から道を渡って、徒歩数分で着きます。
- MRTブラス・バサー駅(サークル線CC2)からは、スタンフォード・ロードを南へ少し歩くだけです。
- MRTエスプラネード駅(サークル線CC3)は、マリーナ・ベイ方面から来る人に便利です。
- タクシーやGrabなら、ノース・ブリッジ・ロードかスタンフォード・ロードで降りられます。ただ、満員の観客が一斉に帰る終演後は、配車に時間がかかりがちです。
11月のシンガポールは北東モンスーンの始まる季節で、夕方から夜にかけて激しいにわか雨がよく降ります。地元の人たちは折りたたみ傘を持ち歩くのが習慣になっています。シティ・ホール周辺には屋根付きの通路やショッピングモールが多く、ひどい雨もある程度はしのげます。
座席・掛け声・劇場でのマナー
キャピトルでのコンサートは全席指定です。ファンの多くは開場よりかなり前に到着し、グッズを受け取ったり、自分の列を落ち着いて探したりしています。遅れて来た人も係員が席まで案内してくれますが、曲の切れ目など、区切りのよいタイミングまで待つ場合もあります。
シンガポールのKバンドファンによく見られる習慣は次のとおりです。
- 掛け声を覚えていく。 代表曲の公式の掛け声を事前に練習しておくファンが多く、一緒に声を出せば歓迎されます。
- 基本は着席。 傾斜のある劇場では、1曲ずっと立っていると後ろの列の視界をふさいでしまいます。大きなサビやアンコールで立ち上がり、終わったらまた座るという人がほとんどです。
- 撮影ルールはプロモーター次第。 スマートフォンでの撮影の可否は主催者が決めます。ルールは入口に掲示され、開演前にもアナウンスされるのが一般的です。
- 支払いはカードかスマホで。 シンガポールはほぼキャッシュレスの国です。会場周辺のほとんどの店で、タッチ決済のカードやモバイルウォレットが使えます。
この公演のチケット販売や座席配置、入場条件は主催者が取り扱っています。非公式の転売サイトで買ったチケットでは、入口で入場を断られるおそれが十分にあります。
開演前も終演後も楽しめるシビック・ディストリクト
キャピトルの周辺には、シンガポールを代表する名所が集まっています。劇場の扉の前だけで夜を終わらせる必要はありません。
- チャイムス(CHIJMES) は、ゴシック様式の礼拝堂が残る元修道院です。歩いて数分の距離にあり、中庭を囲むようにレストランやバーが並んでいます。
- ラッフルズ・シティ(Raffles City) は交差点のすぐ向かいです。地下のフードコートや手軽な飲食店で、気軽に夕食を済ませられます。
- フナン(Funan) は川の方角へ西に少し歩いたところにあり、カジュアルな飲食店がさらにそろっています。
- セント・アンドリュース大聖堂 と ナショナル・ギャラリー・シンガポール もすぐ近くです。どちらも日が暮れてからのライトアップが見事です。
- パダン(The Padang) から エスプラネードのウォーターフロント にかけては南へ足をのばせる散歩道で、人混みが引いたあとにのんびり歩くのにぴったりです。
終演後に軽く何か食べたいとき、混み合うホテルのバーを避けて、ブラス・バサー方面や向かいのラッフルズ・シティへ流れる人も多いです。
周辺での宿泊
シビック・ディストリクトに泊まれば、劇場にも空港へ向かう路線にも近くて便利です。公演に合わせて訪れる人はシティ・ホール、ブラス・バサー、マリーナ・ベイあたりに宿を取ることが多いです。アンコールのあと、タクシーの列に並ぶより歩いて帰るほうがずっと楽だからです。
同じ複合施設内にはキャピトル・ケンピンスキーがあります。予算を抑えたいファンには、東西線で2駅のブギスも人気です。どちらに泊まっても、帰りはMRTでチャンギ空港までつながっています。
よくある質問
LUCY 'ISLAND' Encoreのシンガポール公演はいつ、どこでありますか?
公演日は2026年11月14日(土)です。会場はシビック・ディストリクトのスタンフォード・ロードとノース・ブリッジ・ロードの角にある複合施設キャピトル・シンガポール内のキャピトル・シアターです。
キャピトル・シアターの最寄りのMRT駅はどこですか?
いちばん近いのはMRTシティ・ホール駅(NS25/EW13)で、徒歩数分です。サークル線のブラス・バサー駅(CC2)やエスプラネード駅(CC3)からも歩いて行けます。
コンサートは着席ですか、それともスタンディングですか?
キャピトル・シアターは1930年代の映画館を修復したホールで、1階席と弧を描くバルコニー席はすべて指定席です。ホールがこぢんまりしているため、上階の席からでもステージが近く感じられます。
チケットはどこで販売されていますか?
チケットを販売しているのはこの公演の主催者で、座席配置や入場条件も主催者が決めています。非公式の転売サイトで買ったチケットでは、入口で入場を断られるおそれが十分にあります。
開演前や終演後に会場周辺で楽しめるところはありますか?
チャイムス、ラッフルズ・シティ、フナンはいずれも歩いてすぐで、食事やお酒を楽しめます。夜の散歩なら、近くにあるセント・アンドリュース大聖堂、ナショナル・ギャラリー・シンガポール、エスプラネードのウォーターフロントがおすすめです。
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