魅力
スタージスのラリーは世界最大のバイクイベントです。2026年は第86回にあたり、テーマには「スタージス・サルーツ・アメリカ(Sturgis Salutes America)」が掲げられました。始まりは1938年で、バイククラブのジャックパイン・ジプシーズ(Jackpine Gypsies)が企画した小さなレースでした。それが今では、10日間にわたり50万人もの人々が集まるまでになっています。
舞台となるサウスダコタ州のこの町は、ふだんの人口がわずか数千人しかありません。期間中のメインストリートは、カスタムチョッパーやツアラーが端から端までぎっしりと連なる行列になります。レザーやクロームパーツを売る露店は何ブロックにもわたって並び、ブラックヒルズ各地に点在する会場では、全米ツアー中のアーティストが毎晩ステージに立ちます。
ただ、にぎやかなお祭り騒ぎ以上に主役と言えるのは、周囲の景観かもしれません。花崗岩の峰々や松林が広がり、全米屈指のツーリングロードも走っています。
開催時期
2026年の会期は8月7日〜16日でした。この10日間という日程はスタージスの伝統で、毎年8月上旬から中旬に組まれており、年ごとに大きく変わることはほとんどありません。コンサートの出演者やレースの日程、関連イベントの内容が固まるのは数か月前になってからで、スタージス・モーターサイクル・ラリーの公式サイトで発表されていました。
アクセス
最寄りの主要空港はラピッドシティ地域空港(RAP)です。スタージスからはI-90で南へ車で25〜30分ほどの距離にあります。バイクで走って来るのではなく飛行機を使う人にとっては、ここが実質的な玄関口です。自分のバイクで向かう場合、スタージスはサウスダコタ州西部を走る州間高速道路90号線の沿線にあります。ワイオミング州やモンタナ州、中西部から大陸を横断してくるライダーにとっても、立ち寄りやすい場所です。
町なかの宿はすぐに予約で埋まり、キャンプ場も早いうちに満杯になります。そのため、ラピッドシティやデッドウッドに滞在して毎日スタージスまで走ってくる参加者も少なくありません。デッドウッドからはボルダー・キャニオン(Boulder Canyon)を抜けるUS-14Aで15分ほどです。
見どころと楽しみ方
- メインストリート:ラリーの中心となる通りです。露店やバーが軒を連ね、バイクのパレードが途切れることなく続きます。夕方の早い時間帯に歩いて回るのがいちばん楽しめます。
- バッファロー・チップ(Buffalo Chip)とフル・スロットル・サルーン(Full Throttle Saloon):古くからラリーの会場として親しまれてきた2か所で、コンサートや深夜まで続くエンターテインメントで知られてきました。
- スタージス・バッファロー・チップのキャンプ場周辺とブラックヒルズ国有林の道路:景色のよい道をみんなで走るグループライドは、ラリーに欠かせない定番です。代表的なルートには、スピアフィッシュ・キャニオン(Spearfish Canyon)のほか、近くのカスター州立公園(Custer State Park)を通るニードルズ・ハイウェイ(Needles Highway)やアイアン・マウンテン・ロード(Iron Mountain Road)があります。
- ラシュモア山(Mount Rushmore):南へ1時間ほどの場所にあります。多くのライダーがもともとブラックヒルズを周遊しているので、日帰りで組み合わせるのにぴったりです。
- デッドウッド:15分ほどの距離にあるゴールドラッシュ時代の歴史ある町で、カジノやサルーンが並びます。宿泊やナイトライフの受け皿としても人気があります。
- スタージス・モーターサイクル博物館&殿堂(Sturgis Motorcycle Museum & Hall of Fame):メインストリートにあり、1938年の創設までさかのぼってラリーの歴史を紹介しています。お祭り気分だけでなく背景まで知りたい人なら、1時間ほどかけて見る価値があります。
3〜4日あれば、ラリーの雰囲気とブラックヒルズでの本格的なツーリングの両方を味わえます。10日間まるごと滞在するのは、筋金入りのラリー常連向けと言えるでしょう。
時期選びと実用情報
10日間のうち最初の2〜3日は、ピークになりやすい中盤の週末に比べると人出が少なめです。8月のブラックヒルズは日中の気温が80〜90°F台まで上がることが多い一方で、夜はぐっと冷え込みます。そのため、重ね着で調節できるライディングウェアが欠かせません。ラリー期間中のスタージス市内の宿は、1年ほど前には満室になります。部屋数に余裕があるラピッドシティやデッドウッドが、頼れる代わりの滞在先です。
キャンプ場やチケット、露店の商品の値段は、年によっても会場によっても変わります。そのため、事前に出回っていた金額はあくまで目安でした。料金やイベントへの入場については、スタージス・モーターサイクル・ラリーの公式サイトが窓口となっていました。
よくある質問
2026年のスタージス・ラリーの正確な日程を教えてください。
会期は2026年8月7日〜16日で、第86回の節目にあたりました。日程は毎年8月上旬から中旬に組まれており、年ごとに大きくずれることはほとんどありません。
自分のバイクで行かない場合、スタージスへはどう行けばよいですか?
ラピッドシティ地域空港(RAP)まで飛行機で行くのが一般的です。空港はスタージスからI-90で南へ25〜30分ほどの場所にあります。着いたらレンタカーを借りるか、現地でバイクをレンタルします。
スタージスの宿が満室のときは、どこに泊まればよいですか?
ラピッドシティ(約25分)とデッドウッド(約15分)が定番の代わりの拠点です。どちらもホテルやカジノ併設の宿が多く、受け入れに余裕があります。
何日くらい滞在するのがよいですか?
3〜4日あれば、メインストリート散策に加えて、コンサートを1〜2本観て、ブラックヒルズの景勝ルートも走れます。熱心な参加者は10日間の会期をまるごと過ごします。
ラシュモア山をラリーと組み合わせる価値はありますか?
あります。スタージスから南へバイクで1時間ほどの距離で、ブラックヒルズを周遊中のラリー参加者が日帰りで訪れる定番スポットです。
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