ブラッコール山脈が谷へと落ち込む場所
駐車場があるのは、コンダリラ・フォールズ・ロード(Kondalilla Falls Road)の突き当たりです。ピクニックエリアを抜けると、尾根の上に広がる農地から、背の高いユーカリの森へと景色が移り変わります。遊歩道を数分下れば頭上は木々の葉で覆われ、空気もしっとりと湿ってきます。谷筋にはピカビーン・パームが密生し、古い幹には絞め殺しのイチジクが絡みついています。
スキーン・クリークは平らな砂岩の上を流れ、やがてブラッコール山脈(Blackall Range)の縁から滝となって落ちていきます。
「コンダリラ」という名は、この地域のアボリジナルの人々の言葉で「勢いよく流れる水」を意味すると訳されるのが一般的です。その名がいちばんしっくりくるのは雨の多い時期で、滝は眼下の谷へ力強く流れ落ちます。乾燥が続くと、流れは細いリボンのようにやせてしまいます。それでも森の散策は十分に楽しめます。滝つぼで浴びる水しぶきが少なくなるだけです。
ここは人影のない秘境ではなく、訪れる人が絶えない有名な公園です。そのつもりで計画を立てれば、ずっと気持ちよく楽しめるはずです。
周回コースの選び方
主要な3つのコースはどれも同じデイユースエリアから出発します。当日の時間と膝の具合に合わせて選びましょう。駐車場からクイーンズランド州公園野生生物局(Queensland Parks and Wildlife Service)の標識で案内されているのは、次のコースです。
- ピクニック・クリーク周回コース:約1.7 kmの短い熱帯雨林ループです。家族連れや、急な下りを避けつつ森を味わいたい人に向いています。
- ロックプール・ウォーク:滝の上にあるプールまでを往復する約2.1 kmのコースです。階段はずっと少なく、水泳スポットと渓流の景色を楽しめます。
- コンダリラ滝周回コース:約4.7 kmで、滝の下まで降りてから再び登り返します。所要時間は2〜3時間をみておきましょう。
多くの人のお目当ては滝の周回コースですが、地図で見るよりきついルートです。下りの大半は石と木の階段で、帰りにはその一段一段をすべて登り直さなければなりません。涼しい日でも水は必ず持参してください。雨のあとは、休憩のたびに足首にヒルが付いていないか確かめましょう。
公園内には「サンシャイン・コースト・ヒンターランド・グレート・ウォーク」も通っています。日帰りで歩く人も、道中でその道標を目にすることでしょう。
落差90メートルの滝の上に広がる岩のプール
コンダリラが珍しいのは、泳ぐ場所が滝の上にあることです。スキーン・クリークは、谷へ約90メートル落ち込む地点のすぐ上流で、浅い砂岩のくぼみに水をたたえています。公式の紹介文では、水泳スポットと、その下にある岩のプールの両方が挙げられています。暖かい午後には、ほとんどの訪問者がここに落ち着きます。
危険なのは、まさにこの立地です。滝の縁に近い岩はなめらかで、濡れていたり藻で滑りやすくなっていたりすることがよくあります。柵や標識を越えて立ち入り、重傷を負ったり命を落としたりした人もいます。泳ぐのは指定されたプールだけにし、縁に向かって水の中を進むことは絶対にやめてください。子どもからは、手の届く範囲で目を離さないようにしましょう。
渓流のプールの水質は、大雨のあとや長い日照り続きのときに変化します。遊泳を控えるべき状況では、レンジャーが遊歩道の入口に告知を掲示します。靴を脱ぐ前に必ず目を通してください。タンニンで茶色く染まった水は深さが分かりにくいので、飛び込みは絶対にしないでください。
フラクストンへのアクセスと駐車場事情
コンダリラ・フォールズ・ロードは、モンヴィルのすぐ北の尾根を走るモンヴィル–メイプルトン・ロード(Montville–Mapleton Road)から分かれています。登山口までの公共交通機関はないため、車かツアーを利用するか、グレート・ウォークを長距離歩くことになります。ブリスベンからは、ブルース・ハイウェイ(Bruce Highway)を北上して山あいへ入り、車で約1時間半が目安です。
断崖を登る道路は狭く、カーブが続きます。観光バスや自転車も同じ道を走ります。特に週末は、モンヴィルの町なかでスピードを落とすことになると考えておきましょう。
本当のボトルネックは駐車場です。広くはないため、混雑する日には空きを待つ車が列をつくったり、ずっと手前の路肩に停める車が出たりします。私道の出入口をふさいだり、駐車禁止の標識がある路肩に停めたりしてはいけません。満車のときはモンヴィルまで足を延ばして1時間ほど過ごし、改めて出直しましょう。
コンダリラで週末の混雑を避けるには
週末は一日中混み合います。当サイトの人出データによると、週末に最も混雑するのは午前8時から午後8時までで、ハイキングに適した時間帯がすっぽり含まれます。土曜か日曜しか行けない場合は、階段で人と行き交うのは覚悟のうえで、この時間帯のなるべく早いうちに駐車場所を確保しましょう。
いちばん手軽な解決策は、平日に訪れることです。空いている時間帯の計測データはありませんが、理屈は単純です。学校の団体や日帰り客は、学校休暇の時期と週末に集中します。それ以外の時期の平日の朝なら、たいてい駐車待ちも短く、岩のプールにもゆとりがあります。
常連が守っている心得をいくつか紹介します。
- 犬の同伴は不可。 クイーンズランド州の国立公園では、遊歩道やピクニックエリアを含め、ペットの立ち入りが禁止されています。
- ごみは持ち帰る。 果物の皮なども対象です。ピクニックテーブルの周りにはすでにヤブツカツクリが歩き回っており、食べ残しはさらに彼らを引き寄せてしまいます。
- 整備された道から外れない。 つづら折りの近道は斜面を削り、滑落事故のよくある原因になっています。
- 階段では道を譲る。 登っている人のほうが体力を使っているので、狭い場所では脇に寄って先に通してあげましょう。
- ドローンは持ち込まない。 国立公園内での飛行には、原則として許可が必要です。
ゲートやチケット売り場はなく、Googleでは現在24時間営業と表示されています。それでも、明るいうちに歩くものと考えてください。森の中の遊歩道は木々に覆われていて早くから暗くなりますし、滝の下でスマートフォンのライトを頼りに手探りで歩くのは危険です。
モンヴィルやマレニーと組み合わせて
コンダリラは、後背地をめぐる一日のうち、体を動かすパートに組み込むのがおすすめです。モンヴィルは尾根沿いに数分南へ下ったところにあります。メインストリートにはギャラリーやカフェ、クラフトショップが並び、展望台からは海岸平野越しに海まで見渡せます。
山並みをさらに進むとマレニー(Maleny)があり、メアリー・ケアンクロス景観保護区(Mary Cairncross Scenic Reserve)があります。こぢんまりと残された熱帯雨林で、グラスハウス・マウンテンズ(Glass House Mountains)を望めます。2つの町のあいだ、グレート・ウォークの南端近くにはバルーン・ポケット・ダム(Baroon Pocket Dam)があります。フラクストンから北へ道をたどれば、メイプルトン(Mapleton)とメイプルトン滝の展望台に出ます。
おすすめの順番は、脚が元気なうちにまずコンダリラを歩き、そのあとモンヴィルで昼食をとるというものです。締めくくりには西向きの展望台へ向かい、グラスハウス・マウンテンズの向こうに日が傾いていく様子を眺めましょう。
よくある質問
コンダリラ国立公園がいちばん空いているのはいつですか?
この公園については、空いている時間帯を計測したデータがありません。データから分かるのは、週末は午前8時から午後8時までが最も混雑し、週末は一日中混み合うということです。駐車しやすく、岩のプールも落ち着いて楽しみたいなら、学校休暇以外の平日がいちばんです。
コンダリラ滝のコースはどのくらい時間がかかりますか?
コンダリラ滝周回コースは約4.7 kmで、階段を使った急な下りと、帰りの登り返しがあります。2〜3時間はみておきましょう。短めのコースとしては、ロックプール・ウォーク(往復約2.1 km)とピクニック・クリーク周回コース(約1.7 km)があります。
コンダリラ滝で泳ぐことはできますか?
はい、滝の上にあるスキーン・クリークの指定された水泳スポットと岩のプールで泳げます。縁からは十分に離れ、飛び込みは絶対にせず、遊歩道の入口にある標識を確認してください。水質や状況により遊泳を控えるべきときは、レンジャーがそこに告知を掲示します。
コンダリラ国立公園ではどこに駐車すればよいですか?
コンダリラ・フォールズ・ロードの突き当たりにあるデイユース駐車場を利用してください。この道はフラクストン付近でモンヴィル–メイプルトン・ロードから分かれています。駐車場は小さく、週末はすぐに満車になります。満車のときは路肩に違法駐車せず、モンヴィルで時間をつぶしてから出直しましょう。
コンダリラ国立公園の近くには、ほかに何がありますか?
数分南にはモンヴィルの町があり、カフェやギャラリー、海岸を見渡す展望台がそろっています。山並みをさらに進むとマレニーとメアリー・ケアンクロス景観保護区があり、近くにはバルーン・ポケット・ダム、北にはメイプルトン滝の展望台があります。
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