立ち上がる瞬間を守り続けた25年
ウエストライフのキャリアを支えてきたのは、ある決まった見せ場です。アイルランドのスライゴ出身の若者5人がスツールに腰かけてバラードを歌い、転調の瞬間に揃って立ち上がる。グループの結成は1998年で、翌年には「スウェア・イット・アゲイン」で初の全英1位を獲得しました。
そこから続いた1位獲得の記録には、並ぶポップアーティストがほとんどいません。「フライング・ウィズアウト・ウィングス」「マイ・ラヴ」「アップタウン・ガール」「ワールド・オブ・アワ・オウン」「ユー・レイズ・ミー・アップ」などがその代表です。2012年に解散したグループは2018年に再結成しました。今回の記念ツアーはその歩みのすべてを祝うもので、2026年11月にはウエストライフがニュージーランドへ戻ってきます。
キー・パークのスパーク・アリーナ
オークランド公演の会場は、市内最大の屋内アリーナであるスパーク・アリーナです。中心街のすぐ東、港にもほど近いキー・パーク地区のマフフ・クレセント沿いにあります。
場内は、昔ながらの密閉型すり鉢構造です。平らなフロアを階段状の客席がぐるりと囲み、たいていのコンサートでは奥のスタンドと向かい合う位置にエンドステージが組まれます。どの席からもステージを見下ろせるので、今回のようなバラード中心のステージにはぴったりです。上層席で数千ものスマートフォンのライトが灯る光景は、このアリーナではおなじみのフィナーレです。
間近で観たい人にはフロアが向いています。一段高いスタンド席からは、照明装置の全体も、その下で揺れる観客の姿もすっきり見渡せます。
マフフ・クレセントへのアクセス
いちばん手軽なのは電車です。市の中心にある鉄道とフェリーの拠点ブリトマートからアリーナまでは、歩いて10分ほどです。キー・ストリートを海沿いに東へ進み、キー・パーク方面へ曲がります。
- 電車: 近郊路線はすべて中心部のブリトマートが終点です。そこから東へ歩きます。
- フェリー: デボンポート、ワイヘキ島、ノースショアからの便は、ブリトマートの隣にあるダウンタウン・フェリーターミナルに着きます。
- バス: 市内を走る多くの路線がカスタムズ・ストリート(Customs Street)やキー・ストリート沿いに停まり、そこから徒歩圏内です。
- 車: 中心部は駐車場が少なく、大きなアリーナ公演の前には道路が混雑します。郊外寄りに車を停め、電車で来場するファンが多くいます。
- 運賃の支払い: オークランドのバス、電車、フェリーでは、AT HOPカードとタッチ決済対応の銀行カードが使えます。
終演後は数千人が一斉に会場をあとにします。最も混み合うのはブリトマートへ戻る道のりです。タクシーや配車サービスも、キー・パーク周辺の道を抜けるまでにたいてい時間がかかります。
日程とチケットの情報源
オークランド公演は2026年11月です。ツアー公式サイトにはワールドツアー全体の日程がチケットへのリンクとともに掲載されており、オークランド公演についてはスパーク・アリーナのイベントページにも情報があります。
このアリーナのチケット区分は、通常、スタンディングまたは座席のフロア席と、すり鉢状のスタンド席に分かれます。ここでは料金を記載していません。最新の金額は、発売時に公式チケットページで公開されます。
飛行機で遠方から駆けつけるファンは、公式販売元からしか買わないのが一般的です。ニュージーランドのアリーナで開かれるポップ公演では転売チケットを狙った詐欺が多く、入場時にアリーナが認めているのは会場の提携チケット販売元を通したものだけです。
開場、手荷物、そして大合唱
オークランドのアリーナ公演の夜には、決まった流れがあります。ファンは開場の1時間ほど前に到着して前庭に列をつくり、入口で手荷物検査を受けるのが通例です。スパーク・アリーナは、持ち込めるバッグのサイズや持ち込み禁止品についての規定をウェブサイトで公開しています。小さめのバッグなら検査もスムーズです。
場内での支払いはニュージーランド流です。
- カードやタッチ決済が、飲食や物販の売り場では当たり前です。オークランドでは、現金をほとんど使わない会場も少なくありません。
- チップは、バーでもどこでも、ニュージーランドでは不要です。
- 身分証明書: 若く見える客には、バーのスタッフが顔写真付きの身分証の提示を求めます。外国の運転免許証は受け付けてもらえない場合もあるため、海外からの来場者はパスポートを持参するのが一般的です。
マナーはおおらかですが、暗黙の了解はしっかり共有されています。この客席はとにかく歌います。バラードは一語残らず口ずさみ、ひときわ声が大きくなるのが転調の瞬間です。ステージ上のメンバーと一緒に、アリーナ中が立ち上がるのもこの場面です。グッズ売り場の列が最も長くなるのは開演前と休憩時間なので、帰りがけに買うファンも大勢います。
開演前と終演後 ブリトマートからヴァイアダクトへ
開演前に立ち寄れる店の多くは、駅からアリーナへ向かう道沿いにあります。ブリトマート地区では、改装されたれんが造りの倉庫街に、ゴールウェイ・ストリート(Galway Street)とタイラー・ストリート(Tyler Street)沿いのレストランやバーが入っています。クイーン・ストリート(Queen Street)の港側の端に建つショッピング・ダイニング複合施設コマーシャル・ベイには、上階に大きなフードホールがあり、手早く食事を済ませるのに便利です。
さらに西へ進むと、ヴァイアダクト・ハーバーとウィンヤード・クオーターの水辺にバーやシーフードレストランが軒を連ねます。アリーナからはぶらぶら歩いて20分ほどです。夜の締めくくりにこちらへ流れるファンも多く、とりわけ暖かい11月の夜には人が集まります。オークランドの晩春は、夕食どきを過ぎてもしばらく明るさが残ります。
中心部に泊まる
ハミルトン、タウランガ、ウェリントン、あるいはタスマン海の向こうから来るなら、市中心部に泊まると夜の移動がずっと楽になります。ブリトマート、クイーン・ストリート、ヴァイアダクト周辺のホテルはどこもスパーク・アリーナまで徒歩圏内なので、深夜の交通手段に頭を悩ませる必要がありません。
オークランドの11月はにぎやかな季節です。春のイベントに加えて夏のクルーズ船シーズンも始まり、中心部のホテルは埋まりがちです。予算を抑えたい旅行者は、パーネルやポンソンビーに目を向けることが多いようです。どちらも中心部から乗り物ですぐの距離で、パーネルなら歩いても行けます。
ウエストライフの公演は懐かしさに浸る一夜です。翌日もゆっくり過ごせる時間をとっておきましょう。ダウンタウンのターミナルから出るフェリーに乗れば、デボンポートまでは約12分、ビーチやワイナリーのあるワイヘキ島までも1時間かかりません。どちらも帰路につく前の朝に気軽に楽しめます。
よくある質問
ウエストライフのオークランド公演の会場はどこですか?
ウエストライフ25:ジ・アニヴァーサリー・ワールド・ツアーの会場はスパーク・アリーナです。オークランド中心部の東端、キー・パーク地区のマフフ・クレセント(Mahuhu Crescent)沿いにあります。
ウエストライフのオークランド公演はいつですか?
オークランド公演は2026年11月です。正確な日付は、ツアー公式サイトとスパーク・アリーナのイベントページに、公式チケットへのリンクとあわせて掲載されています。
公共交通機関でスパーク・アリーナへ行くにはどうすればよいですか?
電車ならどの路線でも中心部のブリトマートまで乗れます。フェリーの場合は、そのすぐ隣にあるダウンタウン・フェリーターミナル(Downtown Ferry Terminal)で降ります。そこからキー・ストリート(Quay Street)を東へ歩けばキー・パークに着き、所要時間は10分ほどです。バス、電車、フェリーはいずれもAT HOPカードかタッチ決済対応の銀行カードで乗車できます。
スパーク・アリーナ周辺の駐車事情はどうですか?
オークランド中心部は駐車場が少なく、大規模なコンサートの夜にはキー・パーク周辺の道路がひどく混み合います。郊外寄りに車を停めるか、電車で来場するファンが多いようです。終演後も電車のほうが早く帰路につけます。
開演前に食事ができる場所はありますか?
駅からアリーナへ向かう道すがらに、ブリトマート地区とコマーシャル・ベイ(Commercial Bay)のフードホールがあります。終演後なら、西へ徒歩20分ほどのヴァイアダクト・ハーバー(Viaduct Harbour)やウィンヤード・クオーター(Wynyard Quarter)へどうぞ。水辺にバーやシーフードレストランが並んでいます。
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