州の威信をかけて戦う12日間
国内王者を決める大会なので、因縁のライバル対決が数多く見られます。第16回ホッケー・インディア シニア男子全国選手権は、2026年11月10日から21日までブバネーシュワルで開催されます。出場するのはホッケー・インディアの加盟団体で、その大半は州協会です。クラブチーム同士の試合ではなく、パンジャーブ対ハリヤーナー、オディシャ対カルナータカといった州対抗戦を楽しめます。
インド代表選手もふだんは出身州のチームでプレーします。代表クラスの選手たちが10を超えるチームに散らばって戦う姿を見られるのは、この大会ならではです。近年の大会は、プール戦のあとに決勝トーナメントを行う方式でした。試合日には複数の試合が続けて組まれ、終盤の決勝に向けて日程が詰まっていきます。
カリンガ・スタジアムと会場について
現時点で決まっているのは開催都市だけで、試合会場はまだ確認できていません。会場と全試合の日程は、ホッケー・インディアの公式サイトとSNSで発表されます。ブバネーシュワルでホッケーの本拠地として知られているのは、ナヤパリ(Nayapalli)地区にあるカリンガ・スタジアムです。2018年と2023年のFIH男子ホッケーワールドカップでも試合会場になりました。
スタジアムは、ジャイデーヴ・ヴィハール(Jaydev Vihar)交差点に近いカリンガ・スタジアム通り沿いにあり、複数の競技施設が集まる総合スポーツ施設の一角を占めています。オディシャ州政府は長年にわたってインドのホッケー界を手厚く支援してきました。そのため、この街のホッケーへの熱の入れようは並大抵ではありません。ここで行われる国内大会の決勝にも、ワールドカップさながらの熱気が漂います。
チケットと試合日の流れ
大会のチケット情報は、ホッケー・インディアの公式サイトとSNSアカウントで案内されます。料金の情報は提供されていないため、このページには載せていません。推測の金額を書くことは控えます。
国内選手権の観客数は、ワールドカップやプロリーグの試合に比べると少なめなのが一般的です。ただ、地元オディシャのファンや、ホッケーの伝統がある州のサポーターは大勢で詰めかける傾向があります。1回の入場で1セッションをまるごと観戦できる場合が多いため、2〜3試合続けて観る観客がよく見られます。
ブバネーシュワルへのアクセスと市内の移動
ブバネーシュワルへのアクセスは良好です。ビジュ・パトナイク国際空港(BBI)には、デリー、ムンバイ、ベンガルール、コルカタ、ハイデラバードからの国内線が就航しており、国際線も数路線あります。ブバネーシュワル駅(BBS)はハウラー〜チェンナイ本線の駅で、コルカタやニューデリーから直通列車が出ています。
市内での主な移動手段は次のとおりです。
- 配車アプリ:ウーバー、オラ、ラピドのいずれも利用できます。
- オートリキシャ:大通りならすぐにつかまります。メーターがない車両の場合は、乗る前に料金を決めておきましょう。
- モー・バス(Mo Bus):主要な幹線道路をカバーする市営の路線バスです。
旅行者が泊まるのは、ジャイデーヴ・ヴィハール、シャヒード・ナガル(Saheed Nagar)、ナヤパリのいずれかの周辺が一般的です。どのエリアも、空港とカリンガ・スタジアムの両方に近いのが便利です。
カリンガのスタンドでの観戦マナー
インドのホッケーファンは声が大きく、ひいきのチームへの思い入れも強いうえに、競技をよく知っています。ペナルティコーナーの判定には、たいていのゴール以上の大歓声が上がるほどです。遠征してきたファンはふつう自分の州を応援しますが、中立の観客がどこかのチームを応援しても嫌がられることはありません。
観客がよく心がけているのは次のようなことです。
- 支払いはUPIで:オディシャ州では屋台や売店でもQRコード決済が当たり前のように使えます。インドの銀行口座を持たない旅行者は、少額紙幣も用意しておくことが多いようです。
- 荷物は最小限に:インドの主要スタジアムでは入口で手荷物検査があります。大きなバッグ、外部からの飲食物、刃物類はホテルに置いていくのが一般的です。
- あいさつは「ナマスカール」:オディシャ州のどこでも通じるあいさつです。オディア語をひと言添えるだけで、スタジアムのスタッフとの距離がぐっと縮まります。
- 試合の進行はオンラインで確認:複数のプールで試合が続く忙しい日は、ホッケー・インディアのライブ情報やスコア速報で状況を追う観客がほとんどです。
11月は、この街でスタジアム観戦をするのに最適な時期のひとつです。モンスーンが明けているので、午後は蒸し暑さが和らいで過ごしやすく、夜も穏やかな気候です。
試合の合間に:寺院、石窟、チェナ・ポダ
試合と試合の間の時間も有効に使いましょう。ブバネーシュワルは「寺院の街」として知られ、ビンドゥ・サーガル(Bindu Sagar)池を囲む旧市街には、今も数百もの砂岩の祠が残っています。
- リンガラージ寺院:旧市街の中心にそびえる11世紀の寺院です。ヒンドゥー教徒以外は入れませんが、塀の横にある展望台から尖塔群を見渡せます。
- ムクテーシュワラ寺院:小ぶりながら全体に精緻な彫刻が施された寺院で、石造りのアーチ門が有名です。
- ウダヤギリ・カンダギリ石窟:市の西端にある2つの丘に、紀元前2世紀ごろに岩を掘って造られたジャイナ教の僧房が並んでいます。
- オディシャ州立博物館:貝葉写本や彫刻を収蔵しています。旧市街から車ですぐです。
- エーカムラ・ハート:ピプリのアップリケ、銀線細工、サンバルプリ織などを扱う手工芸品のマーケットです。
食事では、豆と野菜を煮込んだダルマ、オディシャ料理店のターリーを味わってみてください。デザートには、カッテージチーズを焼き上げて表面をキャラメル状に仕上げたチェナ・ポダがおすすめです。丸一日空いている日には、プリーやコナーラクの太陽神寺院まで足を延ばすファンが多くいます。どちらも約60 kmの距離です。
よくある質問
ホッケー・インディア シニア男子全国選手権2026はいつ開催されますか?
第16回大会は、2026年11月10日から21日まで、オディシャ州ブバネーシュワルで開催されます。
ブバネーシュワルのどこで試合が行われますか?
会場と対戦スケジュールは、ホッケー・インディアの公式サイトで発表されます。市内でホッケーの主要会場といえば、ナヤパリ地区にあるカリンガ・スタジアムです。2018年と2023年にはFIH男子ワールドカップの舞台にもなりました。
大会観戦のため、ブバネーシュワルへはどう行けばよいですか?
空路ならビジュ・パトナイク国際空港(BBI)、鉄道ならハウラー〜チェンナイ線のブバネーシュワル駅(BBS)が玄関口です。市内からスタジアムまでは、ウーバー、オラ、ラピドなどの配車アプリかオートリキシャを使うのが一般的です。
滞在日数はどのくらいがよいですか?
特定のチームを応援しない観客の場合、プール戦を2〜3日観戦するか、大会終盤の決勝トーナメントに合わせて訪れる人が多くなっています。試合の合間に1日あれば、旧市街の寺院群やウダヤギリ・カンダギリ石窟も無理なく回れます。
会場周辺ではほかに何が楽しめますか?
リンガラージ寺院、ムクテーシュワラ寺院、オディシャ州立博物館、エーカムラ・ハートは、どれも車ですぐの距離です。日帰り旅行先としては、それぞれ約60 km離れたプリーとコナーラクの太陽神寺院が人気です。
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