ライブデータで事実確認 · 2026年10月21日

観光スポット ブレーメン

ビュルガーパーク:ブレーメン旅行ガイド(4.8★)

このガイドの作り方

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ビュルガーパーク(ブレーメン、ドイツ)
Photo: Lgxxl / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

駅の裏手に広がる風景式庭園

駅を出たら、そこはもう公園です。ブレーメン中央駅(Bremen Hauptbahnhof)の北側に出て、ビュルガーヴァイデ(Bürgerweide)の開けた広場を渡ると、すぐ目の前からビュルガーパーク(Bürgerpark)の木立が始まります。数分も歩けば路面電車の音は遠のき、広々とした芝生と静かな水辺のあいだを砂利道が続いています。

ここはイギリス式の風景式庭園で、ヴィルヘルム・ベンケ(Wilhelm Benque)の設計により1866年から造成されました。主役は花壇ではなく眺めです。古木の茂みを縫うように園路がカーブし、その先で草地がぱっと開けて湖が現れます。北側のシュタットヴァルト(Stadtwald)と合わせた緑地帯は約200ヘクタールにもなるため、同じ道を引き返さずにどこまでも歩けます。

今も市民が支える公園

ビュルガーパークとは「市民の公園」という意味で、その名のとおり、市当局ではなくブレーメンの市民たちが造った公園です。現在も民間団体のビュルガーパーク協会(Bürgerparkverein)が管理しており、維持費の大部分は会費と寄付でまかなわれています。

なかでもよく知られた資金集めの場が、旧市街で見られます。毎年ブレーメンの中心部には「ビュルガーパーク・トンボラ」というくじの売り場が並びます。数十年続いている恒例の宝くじです。マルクト広場へ向かう途中で売り場を見かけたら、1枚買ってみてはいかがでしょう。その代金は、これから歩く木々や園路のためにそのまま使われます。

この仕組みが、公園の雰囲気にも表れています。無料で誰でも入れる公園が、近くに住み、自ら資金を出すことを選んだ人々の手で、きちんと手入れされているのです。

水辺と草地、そしてマイエライ

初めてなら、水辺に沿って一周するのが定番です。園路はつながっているので、次のスポットを好きな順に回れます。

  • エマ湖(Emmasee):園内でいちばん大きな湖です。湖畔にはボートハウスを兼ねたカフェ「エマ・アム・ゼー(Emma am See)」があり、暖かい季節にはたいていここで手漕ぎボートを借りられます。
  • ホラー湖(Hollersee):公園の南端にある小さめの湖です。特徴的なドームを持つパークホテル・ブレーメン(Parkhotel Bremen)が湖を見下ろしています。
  • マイエライ(Meierei):かつての酪農場の建物で、今はレストランになっています。長い散策の途中でひと息つくのにちょうどよい場所です。
  • マルクス噴水(Marcusbrunnen):湖から湖へ移る途中で、少し足を止めて眺めたい噴水です。
  • 動物舎(Tiergehege):小さな動物たちがいる囲いで、小さな子ども連れの家族はまっすぐここを目指すことが多いようです。

これらのあいだに広がる大きな草地こそが、この公園の主役といえます。天気のよい日には、ピクニックシートを広げる人やフリスビーで遊ぶ人、林の縁の木陰で本を読む人たちでにぎわいます。

シュタットヴァルトへ

さらに北へ進むと、公園の表情が変わってきます。ビュルガーパークはそのままブレーメンの市民の森、シュタットヴァルトへと続いています。木々は密になり、道は細くなり、芝生は減って、造園もより自然に近い印象です。

いちばん奥の大学近くにあるのがウニ湖(Unisee)です。夏には地元の人や学生でにぎわう人気の水泳スポットになります。駅からウニ湖まで歩いて往復すると、しっかり半日がかりの遠出になります。時間に余裕がなければ自転車で回るのがおすすめです。

中央駅からのアクセス

車は必要ありません。公園は駅を出てすぐのところから始まります。

  • 徒歩:ブレーメン中央駅の北口を出て、ビュルガーヴァイデを渡ります。公園の南端までは約10分で、すぐ近くにホラー湖とパークホテルがあります。
  • フライマルクト開催中:毎年10月になると、ビュルガーヴァイデはドイツ最古級の祭り、フライマルクト(Freimarkt)の会場になります。この時期は乗り物や屋台の列を抜けて公園へ向かうことになり、気分しだいでおまけの楽しみにも、ただの回り道にもなります。
  • 自転車:ブレーメンはドイツでも指折りの自転車にやさしい街です。レンタサイクルがあれば、公園とシュタットヴァルトを一度に楽に回れます。
  • 旧市街から:マルクト広場、ローラント像、シュノーア地区(Schnoor)は駅の反対側にあります。旧市街と公園を組み合わせれば、無理なく充実した1日になります。

園路と自転車、公園でのマナー

ブレーメンは自転車がとても盛んな街で、それがここでのルールにも反映されています。自転車と共用の道もあれば歩行者専用の道もあるので、分かれ道では標識に従ってください。右側通行を守りましょう。後ろからベルが鳴ったら、それは自転車が追い越したいという合図で、何かとがめられているわけではありません。

犬を連れた人もいつも見かけます。園内のほとんどの場所では、飼い主が犬をリードにつないでいるものと考えておきましょう。芝生でのピクニックはごく普通のことで、むしろ歓迎されています。ごみは必ず持ち帰りましょう。

ぜひまねしたい習慣がひとつあります。ドイツには プファント(Pfand) と呼ばれる瓶の預かり金制度があり、空き瓶をごみ箱の中ではなく横に立てて置いていく人がよくいます。それを回収する人が拾い、預かり金を受け取るのです。

カフェやマイエライではカードが使える店が増えていますが、小さな売店のために現金のユーロも少し用意しておきましょう。チップを渡すときは、会計額を切りのよい金額に上乗せし、お金を渡しながら支払いたい合計額を店員に伝えます。テーブルに小銭を置いていくやり方はあまり一般的ではありません。

日曜日には独特の雰囲気があります。ドイツでは日曜日に店が閉まるため、家族連れがその代わりに公園へやって来るのです。メインの園路を静かに歩きたいなら、一般的に平日の朝がおすすめです。

ベストシーズンと所要時間

どの季節にも、それぞれの魅力があります。春は新緑がみずみずしく、人出も控えめです。夏はエマ湖での手漕ぎボートやウニ湖での水泳を楽しめます。いちばんのおすすめは秋かもしれません。ブナやオークの古木が色づき、遠くまで続く眺めが金色に染まります。

Googleでは現在、24時間開園と案内されています。ただし、マイエライやエマ・アム・ゼーなどのカフェは営業時間がそれぞれ異なり、季節によっても変わるので、ランチの予定を立てる前に確認しておきましょう。日が暮れると園内の大部分は照明のない林になります。遅い時間に通り抜けるときは、メインの園路から外れないようにしてください。

初めて訪れるなら、湖とマイエライ、動物舎を回るのに2〜3時間を見ておきましょう。シュタットヴァルトまで足を延ばしてウニ湖にも立ち寄るなら、半日がかりになります。

よくある質問

ブレーメン中央駅からビュルガーパークへはどう行けばよいですか?

駅の北口を出てビュルガーヴァイデ広場を渡ってください。ホラー湖やパークホテル・ブレーメンがある公園の南端までは、徒歩10分ほどです。

ビュルガーパークには夜も入れますか?

Googleでは現在、24時間開園と案内されています。ただ、日が暮れると園内の大部分は照明のない林になるため、メインの園路から外れないようにしましょう。カフェやレストラン「マイエライ」の営業時間はそれぞれ異なり、季節によっても変わります。

ビュルガーパークの所要時間はどれくらいですか?

エマ湖、ホラー湖、マイエライ、小さな動物舎をひと通り見るなら2〜3時間です。シュタットヴァルトを抜けて北のウニ湖まで歩くなら、半日を見ておいてください。

ボート遊びや水泳はできますか?

暖かい季節には、エマ湖畔のカフェ「エマ・アム・ゼー」近くでたいていボートを借りられます。泳ぎたいときは、地元の人たちと同じくシュタットヴァルト北端のウニ湖へどうぞ。

ビュルガーパークの周辺には何がありますか?

公園と中央駅のあいだには、毎年10月にフライマルクトが開かれるビュルガーヴァイデがあります。駅の反対側には旧市街が広がり、マルクト広場やローラント像、シュノーア地区があります。

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