ライブデータで事実確認 · 2026年10月2日

観光スポット ハイデルベルク

ハイデルベルク城 旅行ガイド(4.7★)

このガイドの作り方

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ハイデルベルク城(ハイデルベルク、ドイツ)
Photo: Motatcho / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

空いている時間は?

実測の人出データによる時間帯別の混雑度

空いている時間午前 9~11時, 午後 5~6時
混雑する時間目立った時間帯なし

空いている・混雑する時間は実測の人出データに基づき、その他の営業時間は「普通」と表示しています。棒グラフは営業時間内のみです。

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午後の光で薔薇色に染まる古城跡

古橋(Alte Brücke)から見上げると、城はもう目の前に見えています。崩れた塔や屋根の落ちた宮殿が建っているのは、ケーニヒシュトゥール(Königstuhl)の中腹です。麓の町と同じネッカー川流域の赤砂岩で築かれていて、夕方の光を受けると石の色が錆色から薔薇色へと移ろっていきます。

この城跡は、人々があえて廃墟のまま残してきたものです。1680年代から1690年代にかけての九年戦争でフランス軍に破壊され、1764年の落雷がとどめとなりました。やがてロマン派の画家や詩人たちによって、崩れた城壁が広く知られるようになります。マーク・トウェインも『ヨーロッパ放浪記(A Tramp Abroad)』でこの城について書いており、今もドイツ屈指の人気観光地となっています。

ケーニヒシュトゥールへはケーブルカーか、石畳の坂道か

城へ上る方法は2通りあり、どちらも旧市街のコルンマルクトが起点です。

  • 登山ケーブルカー「ベルクバーン」: 山麓駅はコルンマルクトのすぐ横にあります。城の駅(Schloss)まではあっという間です。さらに高いところまで行きたい方は、そのまま乗り続ければモルケンクール(Molkenkur)やケーニヒシュトゥールの山頂まで行けます。
  • 徒歩: コルンマルクトからは、石畳の急坂ブルクヴェークが続いています。所要時間は15〜20分ほどですが、途中で何度か息を整えることになるでしょう。ノイエ・シュロスシュトラーセ(Neue Schlossstraße)を通れば、傾斜がやや緩やかになります。
  • 中央駅から: ハイデルベルク中央駅(Heidelberg Hauptbahnhof)から33番バスに乗れば、コルンマルクト近くのベルクバーン停留所やラートハウス(Rathaus)停留所まで行けます。

下りは楽なので、上りはケーブルカーで、帰りは歩いて下るという人が多くいます。

城壁の内側

城の中庭へは、時代の異なる建物が寄り集まった一角を通り抜けて入ります。ルネサンス様式のオットハインリヒ館は、ファサードにずらりと並んだ彫像が見事です。隣のフリードリヒ館では、プファルツの歴代君主の像が壁龕の中に何段にもわたって並んでいます。石造りの部分の多くは天井がなく、窓枠越しに奥の木々までまっすぐ見通せます。

オットハインリヒ館の中にあるドイツ薬事博物館(Deutsches Apotheken-Museum)には、昔の薬局の部屋や薬瓶、蒸留器具などが展示されています。こぢんまりとしていて気軽に回れますが、時間をかけてじっくり見るほど楽しめる場所です。

階下には、この城の名物である巨大なワイン樽「大樽」があります。木の階段を上って、樽の上に立つこともできます。向かいに立っているのは宮廷道化師ペルケオの像です。言い伝えでは、彼はこの樽のワインを途方もない量飲み干したといわれています。

テラス、門、そして裂けた塔

いちばんの眺めは、メインの中庭を出た先にあります。シェッフェル・テラス(Scheffelterrasse)からは、旧市街の屋根の連なりやネッカー川、古橋のアーチが一望できます。絵はがきのような定番の一枚を撮るなら、ここがおすすめです。

テラスへ向かう途中では、次のものもぜひ探してみてください。

  • エリザベス門: フリードリヒ5世が妃エリザベス・ステュアートに贈った砂岩のアーチです。一夜にして建てられたという伝説が残っています。
  • 爆破された塔: フランス軍が塔を爆破した際に剥がれ落ちた巨大な壁の塊です。今も堀の中に、落ちたときのまま横たわっています。
  • 庭園のテラス: 17世紀に山腹を切り開いて造られた庭園「ホルトゥス・パラティヌス(Hortus Palatinus)」の名残です。

中庭、大樽、博物館、テラスを回るなら、2〜3時間を見込んでおきましょう。見学後にケーブルカーでケーニヒシュトゥールまで上るなら、さらに1時間ほどかかります。

週末の混雑を避けて丘を上るには

週末は、何よりも時間選びが大切です。土曜と日曜で落ち着いているのは9時〜10時だけで、11時〜18時になると中庭も大樽の階段もケーブルカーの乗り場も人であふれます。一方、平日は9時〜18時まで静かなので、月曜から金曜であればどの時間帯でもゆったり見て回れます。

開館時間は毎日同じで、9時〜18時です。週末に訪れるなら、9時少し前にはコルンマルクトに着いておきましょう。まずケーブルカーで上り、空いているうちに大樽と中庭を見学します。屋外のテラスは、人が屋内に流れる時間帯まで取っておくのが賢い回り方です。

ほかにも、次の点を押さえておくと安心です。

  • チケット: 通常の入城券には、これまで城までのケーブルカー、中庭、大樽、薬事博物館が含まれてきました。最新の対象範囲と料金は、バーデン=ヴュルテンベルク州立宮殿・庭園管理局(Schlösser und Gärten Baden-Württemberg)の公式サイトやチケット窓口で確認できます。
  • 館内ツアー: 宮殿内の部屋はガイドツアーでのみ見学でき、ツアーはドイツ語と英語で行われています。到着したら、すぐに次の英語ツアーの時間を確認しておきましょう。
  • 靴: 中庭はでこぼこの石畳とすり減った石段ばかりで、濡れると滑りやすくなります。

夜の城と麓の町

夏には「ハイデルベルク城ライトアップ(Heidelberger Schlossbeleuchtung)」が行われ、城が照らし出されて花火が打ち上げられます。開催は例年、年に数回です。眺めがいいのは川岸や古橋のあたりです。日程は年によって変わるので、市のイベントカレンダーで確かめてください。

麓に戻ると、コルンマルクトはヨーロッパ有数の長さを誇る歩行者天国、ハウプト通り(Hauptstraße)にそのままつながっています。聖霊教会(Heiliggeistkirche)も古橋も、ここから歩いて数分です。ネッカー川を渡って哲学者の道(Philosophenweg)を上れば、谷の向こう側から城を振り返って眺められます。

よくある質問

ハイデルベルク城がいちばん空いているのはいつですか?

平日は9時〜18時まで一日を通して空いています。週末に落ち着いているのは9時〜10時だけなので、土曜や日曜は11時以降の到着をなるべく避けましょう。最も混み合うのは11時〜18時です。

ハイデルベルク城の開館時間を教えてください。

毎日9時〜18時に開いています。館内のガイドツアーはこの時間内の決まった時刻に行われているので、到着したらチケット窓口で確認してください。

ハイデルベルク城へはどうやって上ればいいですか?

旧市街のコルンマルクト(Kornmarkt)の隣にある山麓駅から、登山ケーブルカー「ベルクバーン(Bergbahn)」に乗りましょう。急な石畳の坂道ブルクヴェーク(Burgweg)を歩いて上ることもでき、その場合は15〜20分ほどかかります。中央駅からは33番バスでベルクバーン停留所やラートハウス(Rathaus)停留所まで行けます。

城の見学にはどのくらい時間をみておけばいいですか?

中庭、大樽、ドイツ薬事博物館、シェッフェル・テラスからの眺めを楽しむなら2〜3時間ほどです。さらにケーブルカーでケーニヒシュトゥール(Königstuhl)まで足を延ばすなら、もう1時間を見込んでおきましょう。

近くにはほかにどんな見どころがありますか?

古橋(Alte Brücke)、聖霊教会(Heiliggeistkirche)、ショッピング街のハウプト通り(Hauptstraße)は、いずれも城の麓から歩いてすぐです。ネッカー川の対岸にある哲学者の道(Philosophenweg)からは、城を真正面に望めます。

ハイデルベルク旅行の準備

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