四つのアーチが交わる場所
住所を見れば、この場所の成り立ちがおおよそわかります。チャルミナール・カマン通りは、16世紀後半にクトゥブ・シャーヒー朝の統治者たちがチャルミナールの周囲に建てた4つの儀礼用アーチ「チャール・カマン」を貫いて走っています。ラード・バザールは、この記念塔からメッカ・マスジドへ向かって西に延びる通りで、腕輪店がずらりと軒を連ねています。
「ラード(Laad)」とは、ハイデラバードの伝統的な腕輪に使われる樹脂「ラック」を指す言葉です。これらの腕輪にはガラスや石、鏡片があしらわれ、天井近くまで届くガラスケースの中に積み重ねられています。今回ご紹介する市場は、この路地の一角にあります。訪れる人の口コミは少なく、すぐ隣にある記念塔に比べると、まだあまり知られていない穴場のような雰囲気があります。
旧市街への行き方
この市場の入口までメトロで直接行くことはできません。最寄りの拠点となるのはMGバススタンド駅で、レッドラインとグリーンラインの乗換駅にあたります。そこからムシ川を渡って南へ、オートリクシャーかタクシーで少し走れば到着します。
- 運転手には「チャルミナール」または「ラード・バザール」と伝えれば、どちらも通じます。
- 記念塔のあたりで降ろしてもらい、あとは歩きましょう。商売が盛んな時間帯は路地が狭く、車では入れません。
- ライドヘイリングアプリもこのエリアで使えますが、道が混んでいるとピックアップ地点が変わることがあります。
ラード・バザールでの値段交渉
ここでは値札が付いていることはほとんどなく、腕輪や小物を扱う店での値段交渉が当たり前になっています。まず欲しいものを選び、セット全体の値段を尋ねてから、こちらの希望額を伝えましょう。店員が腕輪を手に通してサイズを確かめることが多いので、任せてしまって構いません。
- 店先にはUPI決済用のQRコードがあちこちにありますが、対応していない店のために小額紙幣も用意しておきましょう。
- 腕輪はペアやダース単位のセットで売られることが多いので、個数をきちんと確認してください。
- 特にメッカ・マスジド周辺では、控えめな服装を心がけましょう。金曜の正午の礼拝の時間帯は路地が人で埋まり、一部の通行が止まることもあります。
- 混雑した人ごみでは体が密着しやすいので、荷物は体の前に抱えるようにしてください。
訪れる時間帯と周辺の見どころ
営業時間は週を通して同じで、午前9時から午後10時30分までです。当サイトの人出データによると、週末は午前9時から午後7時までが最も空いています。日が暮れると、夕方の買い物客でエリアが賑わい、屋台にも明かりが灯ります。ラマダンの時期には、チャルミナール周辺の夜市に夜遅くまで大変な人出が集まります。
市場自体の見学には45分から1時間ほど見ておけば十分です。そのうえで、以下のスポットと合わせて半日の徒歩プランに組み込むのがおすすめです。
- チャルミナール:1591年建立の記念塔で、東へ数歩の距離にあります。
- メッカ・マスジド:インド最大級のモスクの一つで、通りの突き当たりにあります。
- チョウマハラ宮殿:ニザーム家の宮殿群で、南西へ少し歩いた場所にあります。
- イラニ・カフェ:記念塔の近くにあり、イラニ・チャイとオスマニア・ビスケットが楽しめます。
よくある質問
チャルミナール・マーケットが最も空いている時間帯はいつですか?
週末は午前9時から午後7時までが最も空いています。夕方以降は混雑が増し、ラマダン期間中はチャルミナール周辺の路地が夜遅くまで大変な人出になります。
営業時間を教えてください。
毎日、午前9時から午後10時30分まで営業しています。
アクセス方法を教えてください。
ハイデラバード・メトロでMGバススタンド駅(レッドラインとグリーンラインの乗換駅)まで行きます。そこからオートリクシャーかタクシーでチャルミナールへ向かい、チャルミナール・カマン通りからラード・バザールへ歩いて入ります。
何を買うのがおすすめですか?
ラード・バザールは、ガラスや石、ミラーワークをあしらったラック(樹脂)製の腕輪で知られています。ほとんどの店で値段交渉が前提となっています。
近くには他に何がありますか?
チャルミナール記念塔、メッカ・マスジド、チョウマハラ宮殿はいずれも徒歩圏内です。市場とこれらの見どころを合わせて回るなら、半日ほど見ておくとよいでしょう。
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