この公園が実際にカバーするエリア
この名称がわかりにくいのは、実は一つの公園指定のもとに二つの場所がまとめられているためです。ハート・ノパラット・タラーはアオナン近郊にある本土側の長いビーチで、ムーコー・ピピは沖合45kmに浮かぶ島々のグループを指し、ピピドン島、ピピレイ島、バンブー島、マヤベイなどが含まれます。
「ピピ国立公園ツアー」を予約する訪問者の大半が目指しているのは、後者のエリアです。石灰岩の断崖やカルスト地形の峡谷、そして映画『ザ・ビーチ』で有名になったサンゴ礁が広がっています。入園にはチケットが必要で、島にあるチェックポイントで購入します。これはボートツアーの料金とは別立てです。
マヤベイと島巡りルート
マヤベイは、厳格な来訪者管理のもとで再開されました。現在ボートは主要な砂浜ではなく、後方に設置された浮き桟橋に接岸する仕組みになっており、サンゴ礁保護のため遊泳エリアも制限されています。ピーク時には順番待ちの列ができることを想定しておきましょう。
ピピドン島発の一般的な日帰りルートでは、以下の場所にも立ち寄ります。
- ピレー・ラグーン:切り立った崖に囲まれた、ほぼ閉じた入り江
- バイキング・ケイブ:ピピレイ島の東側にあり、現在も燕の巣採取に使われている洞窟
- モンキービーチ:カニクイザルが岸辺を歩き回る場所
- バンブー島:静かでサンゴ礁が美しく、シュノーケリングに適した島
公園のゲートは毎日8時から16時30分までの営業です。16時30分以降に到着予定のボートでは、入園できません。ツアー会社の帰着時間を事前に確認しておきましょう。公式の閉園時間は、動きの遅いツアーグループを取り残すことがあります。
混雑を避けるタイミング
公園の入り口が比較的落ち着くのは、平日の正午前後です。夜明けにピピドン島を出発したボートの多くはすでに次の目的地へ移動しており、昼食時の閑散期で到着数も減ります。
週末はその逆です。8時から10時の間には、プーケット、クラビ、アオナンから来たスピードボートが一斉にマヤベイに集まり、浮き桟橋の順番待ちの列が長くなります。土曜か日曜にしか訪れられない場合は、出発を8時台の混雑ラッシュより遅らせることをおすすめします。
ロングテールボートとスピードボートを組み合わせた便は、ピピドン島の桟橋、そして本土側のアオナン/クラビから毎日運航しています。どちらのルートを選んでも、同じ公園の境界内にたどり着きます。
予約と、時間を無駄にしない入園方法
ほとんどの旅行者は、自分で入園手続きをするのではなく、ピピドン島のゲストハウスやオンラインの旅行会社を通じて島巡りツアーを購入します。ツアー料金には通常、公園入園料が含まれておらず、ゲートで現金にて別途徴収されます。
- 身分証明書やパスポートの印刷または電子コピーを持参しましょう。マヤベイではレンジャーによる確認が行われることがあります
- ピレー・ラグーンの岩場での入水にはリーフシューズが役立ちます
- 一部のチェックポイントでは日焼け止めの規制(リーフセーフ製品のみ使用可)が実施されているため、乗船前に購入しておきましょう
- 終日ツアー(所要時間おおよそ6〜8時間)では、マヤベイのみを巡る半日ツアーよりも多くの立ち寄り先を回ることができます
ここはよく知られた、非常に多くの観光客が訪れる公園であり、穴場的な静けさを求める場所ではありません。ハイシーズン(11月から4月)には、評判の良いツアー会社から午前の枠が先に埋まっていくため、前日までにボートを予約しておきましょう。
よくある質問
ハート・ノパラット・タラー=ムーコー・ピピ国立公園へはどうやって行けばよいですか?
島へ渡るには、ピピドン島の桟橋からフェリーやスピードボートを利用するか、本土側のアオナンやクラビから発着する日帰りボートツアーを利用します。本土側のビーチエリア(ハート・ノパラット・タラー)へは、アオナンから陸路でアクセス可能です。
公園の営業時間はどうなっていますか?
ゲートとチケットチェックポイントは、毎日(週7日間)朝8時から16時30分まで営業しています。ボートは閉園前に公園内から退出する必要があるため、利用するツアーの帰着時間を事前に確認しておきましょう。
混雑を避けるにはいつ訪れるのがベストですか?
記録上、最も空いている時間帯は平日の12時から13時です。逆に週末の8時から10時は、複数の港からスピードボートが一斉に到着するため避けたほうがよいでしょう。
マヤベイや島巡りにはどれくらいの時間をかければよいですか?
終日の島巡りツアー(6〜8時間程度)では、マヤベイ、ピレー・ラグーン、モンキービーチ、バンブー島を巡ります。半日ツアーの場合は、通常マヤベイのみの訪問となります。
ボートツアーとは別に入園料がかかりますか?
はい。ほとんどのボートツアーでは公園入園料が別料金となっており、通常はチェックポイントで現金にて徴収されます。現金と身分証明書を忘れずに持参してください。
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