ライブデータで事実確認 · 2026年10月27日

観光スポット プルママルカ

パセオ・デ・ロス・コロラドス:プルママルカ旅行ガイド(4.7★)

このガイドの作り方

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パセオ・デ・ロス・コロラドス(プルママルカ、アルゼンチン)
Photo: Littletroll / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

村はずれに広がる赤い迷路

プルママルカのアドベ(日干しれんが)の家並みが途切れると、大地が赤く変わります。パセオ・デ・ロス・コロラドスが始まるのはこのあたりです。村を出た未舗装路は、村の裏手を回り込むようにくねりながら続いています。道の両側には、鉄分を含んで赤く染まった堆積層が、塔やひれ、深い溝のような形で並んでいます。風とまれに降る大雨が、長い長い年月をかけて削り出した地形です。

斜面には背の高いカルドン(サボテン)が、柵の杭のようにぽつりぽつりと立っています。道は踏み固められた土と砂利でできていて、車も通れるほどの幅があります。歩いていると岩肌がすぐ目の前にあり、濃い赤褐色から淡い黄土色まで重なる縞模様もはっきりと見て取れます。

旅行者の多くは、広場から七色の丘(Cerro de los Siete Colores)の写真を撮るとそのまま帰ってしまいます。そのためこの周遊路は人通りがずっと少なく、丘陵をひとり占めしているような気分で歩けることもよくあります。

歩き始める場所

プルママルカはサン・サルバドル・デ・フフイ(San Salvador de Jujuy)から北へ約65kmのところにあります。国道9号線(Ruta Nacional 9)から西へ数キロ入った国道52号線(Ruta 52)沿いの村です。この道はさらに標高を上げて、サリナス・グランデス(Salinas Grandes)や、チリへ抜けるハマ峠(Paso de Jama)へと続いています。フフイ市内から出るバスが村に停まり、村全体も数分で歩いて抜けられるほどの小ささです。

中央広場から村の西のはずれへ向かい、パセオ・デ・ロス・コロラドスの案内表示に従って進みましょう。通りはやがて土の道になり、赤い岩壁がすぐに迫ってきます。周遊路はどちらの端も村に戻ってくるので、どちら回りがよいかは宿で聞いてみるとよいでしょう。

周遊路の見どころ

一周はおよそ3kmです。外側にはウマワカ渓谷(Quebrada de Humahuaca)を振り返る眺めが開けています。この渓谷は2003年にユネスコの世界遺産(文化的景観)に登録されました。内側は浸食された岩が回廊のように続き、家より背の高いものもあります。岩と岩の間には細い溝が何本も延びています。

注目したいポイントは次のとおりです。

  • 道のすぐそばにそびえる、崩れかけた赤い尖塔状の岩(横から光が当たるときがいちばんきれいです)
  • アンデスの教会の梁や扉に使われてきた、柱のような形のカルドン
  • 縞模様の斜面をもつ七色の丘を、ところどころから望む眺め
  • 道が村へ折り返すあたりで見下ろせる、プルママルカの屋根並み

のんびり歩いて1〜1.5時間ほどを見込んでおきましょう。写真を撮るたびに足を止めるなら、もっとかかります。車なら数分で回れます。起伏はゆるやかですが、高地なのでちょっとした上り坂でも思った以上にきつく感じます。

光と季節、時間帯

道は24時間開放されていますが、照明はありません。暗くなる前に歩き終えるよう計画してください。色がいちばん美しく出るのは太陽が低い時間帯なので、歩くなら早朝か夕方がおすすめです。真昼のぎらつく光の下では、赤がのっぺりと見えてしまいます。

天候が安定しているのは、おおむね4月から11月の乾季です。夏は雨季にあたり、嵐が来ると溝に泥水が勢いよく流れ込むことがあります。冬は晴れて空気が澄んだ日が続きますが、太陽が尾根の向こうに沈むと気温が一気に下がります。

歩くときの注意:ペース、車、岩

この周遊路はみんなが使う道です。いくつかの心がけで、誰にとっても歩きやすくなります。

  • 道の端を歩きましょう。 車やツアーのバンも同じ道を通ります。片側に寄って歩き、すれ違うときは土ぼこりを覚悟してください。
  • 岩には登らないでください。 岩は柔らかい堆積層なので、靴で踏むと崩れてしまいます。登ればこの地形を生んだ浸食を早めることになりますし、浮いた石が落ちてくることもあります。
  • 高地ではゆっくりと。 プルママルカの標高は約2,300メートルです。その日の朝にフフイ市内から上がってきたばかりなら、自分で思うよりもゆっくり歩き、こまめに水分をとりましょう。
  • 必要なものはすべて持参しましょう。 周遊路沿いには店も水道もありません。水と帽子、日焼け止めを用意してください。この標高では、空気がひんやりしていても日差しは強烈です。
  • あいさつを忘れずに。 道の周辺に暮らしている住民もいます。これほど小さな村では、「ブエン・ディア(おはようございます)」のひと言だけでずいぶん印象が変わります。

チケット売り場や窓口はなく、行列に並ぶこともありません。そのまま歩き出すだけです。

村歩きと組み合わせて

この周遊路は、プルママルカで過ごす半日の中に無理なく組み込めます。歩き終えたら広場へ戻り、工芸品の露店をのぞいてみましょう。木陰には織物やリャマの毛の製品、陶器がずらりと吊るされています。広場の角には、17世紀に建てられたサンタ・ロサ・デ・リマ教会(Iglesia de Santa Rosa de Lima)があります。白い漆喰塗りのアドベ造りの教会で、天井はカルドンの木材で組まれています。

車があってもう一日朝の時間を取れるなら、国道52号線でリパン峠(Cuesta de Lipán)を越え、真っ白な塩原サリナス・グランデスへ向かうのもよいでしょう。北へ向かうなら、国道9号線が渓谷沿いにティルカラ(Tilcara)を経てウマワカ(Humahuaca)まで続いています。パセオ・デ・ロス・コロラドスは、滞在の早い時期に歩くのがいちばんです。遠出の日帰り旅に出る前、まだ高地に体を慣らしている間に訪れるのにぴったりです。

よくある質問

パセオ・デ・ロス・コロラドスを歩くと、どのくらい時間がかかりますか?

一周は約3kmで、のんびり歩いて1〜1.5時間ほどです。写真を撮りながら何度も立ち止まるなら、もう少しかかります。車なら数分で回れます。

歩くのにいちばんよい時間帯はいつですか?

早朝か夕方がおすすめです。太陽が低いと赤がいっそう映えますし、暑さもいくらか和らぎます。道は24時間開放とされていますが照明がないので、暗くなる前に歩き終えてください。

プルママルカから歩き始める場所へはどう行けばよいですか?

中央広場から村の西のはずれへ向かい、案内表示に従って進みます。通りが土の道に変わると、赤い岩がすぐに現れます。周遊路はどちらの端も村に戻ってきます。

雨季でも歩けますか?

天候が安定しているのは、おおむね4月から11月の乾季です。夏は嵐で溝に泥や水が流れ込むことがあるので、出かける前に天気を確認し、地元の人にも様子を聞いてみてください。

近くにはほかにどんな見どころがありますか?

プルママルカ村の中には、広場の工芸品市場、17世紀のサンタ・ロサ・デ・リマ教会、七色の丘があります。少し足を延ばせば、国道52号線でサリナス・グランデスへ、北へは国道9号線でティルカラやウマワカへ行けます。

プルママルカ旅行の準備

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