週に一度、たった6時間だけ
グリーブ・マーケット(Glebe Markets)が開かれるのは土曜日だけです。午前10時から午後4時まで、グリーブ・ポイント・ロード(Glebe Point Road)とダービー・プレイス(Derby Place)の角が露店で埋め尽くされます。それ以外の6日間は、ここには何もありません。
開催時間が限られているので、訪れ方もそれに合わせる必要があります。日曜日に行っても、通りは静まり返っています。午後4時に着いたのでは、店主たちがテーブルを片付けている最中でしょう。毎週開かれるお祭りのような「土曜日の恒例行事」と考え、ほかの予定はその前後に組むのがおすすめです。
シドニーではよく知られた存在で、長い歴史もあります。特に天気の良い週末は、かなりの人出を覚悟しておきましょう。
実際に並んでいる品
このマーケットの名を高めているのは古着です。ジャケットやデニム、ワンピース、シャツなどのセカンドハンド品がラックにずらりと掛かっていて、一着ずつハンガーをめくりながら探していきます。サイズも状態もラックごとにまちまちなので、買う前にはしっかり確かめてください。
古着の周りには、フリーマーケットらしいさまざまな店が並びます。出店者の多くが個人の業者のため、品ぞろえは毎週変わります。たいてい見つかるのは次のようなものです。
- 古着・ユーズド衣類:ほとんどの人のお目当てです
- 小物類:バッグ、サングラス、帽子、アクセサリー
- 雑貨やインテリア用品:中古品やハンドメイドの店が出しています
- 屋台料理:毎回顔ぶれの変わる屋台が並びます
特定の品を狙って行くのはやめておきましょう。予算はざっくり決めておき、根気よく掘り出し物を探すほうがうまくいきます。
芝生と屋台料理、そしてアコースティックの調べ
アコースティック音楽は、このマーケットに欠かせない要素です。人々が食事をする時間帯にミュージシャンが演奏するため、屋台と音楽はおのずと一日の同じ時間帯の中心になります。ランチを買って腰を下ろせる場所を見つけたら、思っていたより長居してしまう人も少なくありません。
料理は多彩な屋台フードです。片手で持って、立ったまま、あるいは地面に座って食べられるものが中心です。出店の顔ぶれは毎週変わるので、決める前にゆっくり一周してみましょう。グループで来ているなら、手分けしていくつかの屋台に並び、演奏している場所に集合するのがおすすめです。
ここはグリーブ・マーケットでのんびり過ごすほうの時間です。買い物は朝のうちに済ませ、昼どきは食事と音楽で過ごすのがお決まりの流れです。
ダービー・プレイスへのアクセス
マーケットの会場は、グリーブ・ポイント・ロードとダービー・プレイスの角です。グリーブ(Glebe)はインナーウェストに位置する地区で、シドニー中心業務地区の南西すぐのところにあります。近くにはシドニー大学があり、グリーブ・ポイント・ロードの南端はブロードウェイ(Broadway)に通じています。
行き方は次のとおりです。
- 徒歩:セントラル駅(Central Station)からブロードウェイを進み、グリーブ・ポイント・ロードへ曲がります。のんびり歩いて30分ほどです。
- バス:市内からグリーブ・ポイント・ロードを通る路線がいくつかあります。土曜日の最新の運行状況は、Transport NSWのトリッププランナー(Trip Planner)で確認してください。
- ライトレール:インナー・ウェスト・ライトレール(Inner West Light Rail)のグリーブ停留所は、坂をもっと下ったところにあります。そこからマーケットまでは上り坂を歩きます。
- 車:土曜日のグリーブは路上駐車のスペースがほとんどありません。公共交通機関を使うほうが気楽です。
バスとライトレールでは、オパールカード(Opal card)か非接触型のクレジットカード・デビットカードを乗車時と降車時にタッチします。
土曜日のマーケットを楽しむコツ
チケットも予約も不要で、そのまま入れます。どう過ごすかは目的次第です。常連客の楽しみ方を紹介します。
時間帯:本気で古着を探す人は、良い品がなくなる前にと、開場の午前10時ごろにやって来ます。食事と音楽が主な目的の人は、もっと遅い時間にふらりと訪れます。午後4時より前に片付けを始める店もあるので、午後の半ばを過ぎると品数はあまり期待できません。
支払い:オーストラリアの店の多くはカードのタッチ決済に対応していますが、個人経営の小さな店では現金を好むこともあります。ちょっとした買い物用に少額の現金を持っておきましょう。屋台にチップの習慣はないので、表示どおりの金額を支払えば大丈夫です。
値段交渉:古着の店なら、丁寧に値段を尋ねるくらいはたいてい問題ありません。何点かまとめて買うときは特にそうです。感じよく、手短に済ませましょう。食べ物は定価です。
試着:多くの古着店では試着スペースがほとんどないか、まったくありません。上からジャケットやシャツを羽織れるよう薄手のインナーを着て行き、試したい服をラックから外す前にはひと声かけてください。
持ち物:エコバッグを持参しましょう。両手が空いていれば、ラックをあさるのもずっと楽になります。
グリーブ・ポイント・ロードで一日を満喫
マーケットに来たなら、午後はそのままグリーブの街で過ごすのもおすすめです。グリーブ・ポイント・ロードにはカフェやパブ、個人経営の店が軒を連ねています。シドニー屈指の有名な独立系書店、グリーブックス(Gleebooks)も同じ通りにあります。
外で過ごしたい気分なら、グリーブ・ポイント・ロードを水辺に向かって下ってみましょう。坂を下りきったところに、ジュビリー・パーク(Jubilee Park)とブラックワトル・ベイ(Blackwattle Bay)沿いの遊歩道があります。ウェントワース・パーク(Wentworth Park)も近くです。
丸一日楽しむなら、午前中にマーケットを回り、歩いてすぐのシドニー大学で砂岩造りの中庭を散策するとよいでしょう。露店が閉まったあとは、グリーブ・ポイント・ロードで食事をして一日を締めくくれます。
所要時間の目安
マーケットだけなら2時間あれば十分です。1時間ほど古着を見て回り、そのあとランチをとりながら音楽を楽しめます。古着好きなら、6時間まるごと過ごすのも難しくありません。
グリーブ・ポイント・ロードや水辺も散策するなら、さらに1〜2時間を見込んでおきましょう。ただし、マーケットが開かれるのは土曜日の午前10時から午後4時までだけです。これを逃すと、次は1週間後になってしまいます。
よくある質問
グリーブ・マーケットは何曜日に開いていますか?
土曜日のみで、時間は午前10時〜午後4時です。日曜日から金曜日はお休みです。
市内中心部からグリーブ・マーケットへはどう行けばいいですか?
会場はグリーブ地区のグリーブ・ポイント・ロードとダービー・プレイスの角にあります。セントラル駅からブロードウェイを経由して歩くと、30分ほどで着きます。グリーブ・ポイント・ロードには複数のバス路線が走っており、マーケットから坂を下ったところにはインナー・ウェスト・ライトレールのグリーブ停留所もあります。土曜日の運行状況はTransport NSWのトリッププランナーで確認してください。
グリーブ・マーケットでは何が有名ですか?
古着やセカンドハンドの衣類、多彩な屋台料理、そしてアコースティックの生演奏です。長く続いているフリーマーケットで、並ぶ品は毎週入れ替わります。
グリーブ・マーケットにはどれくらい時間をかければいいですか?
見て回ってランチをとるなら、2時間ほどみておくとよいでしょう。古着好きならもっと長く過ごせます。グリーブ・ポイント・ロードやグリーブックス、ブラックワトル・ベイの水辺も散策するなら、さらに時間を足してください。
グリーブ・マーケットには現金を持って行くべきですか?
オーストラリアではカードやタッチ決済が一般的ですが、個人経営の小さな店の中には現金を好むところもあります。ちょっとした買い物用に少額の現金を持っておくと安心です。屋台でのチップは不要です。
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