ライブデータで事実確認 · 2026年10月21日

観光スポット トビリシ

トビリシ・平和橋の観光ガイド(4.7★)

このガイドの作り方

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トビリシ・平和橋の観光(トビリシ、ジョージア)
Photo: ako-aleko / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

ムトゥクヴァリ川を覆うガラスの屋根

屋根を見上げると、今もうねり続けているかのように感じられます。歩道の上には鉄骨のフレームが低く長い波を描いており、そこに鱗のようなガラスパネルが張られています。ガラス越しに見えるのは、片側が川とカラ地区の古いバルコニー、もう片側がリケ公園の芝生です。

開通は2010年です。設計を手がけたのはイタリアの建築家ミケーレ・デ・ルッキで、照明はフランスの照明デザイナー、フィリップ・マルティノーが担当しました。約150メートルの歩道は歩行者専用です。足元は木製のデッキで、両側にはガラスの手すりが続いています。そのため、どこに立っても川面まで遮るものなく見下ろせます。

明かりが灯るとき

日が暮れると、橋はまるで別の建物のように姿を変えます。屋根には何千ものLEDが埋め込まれていて、光が脈打ちながら端から端へと波のように流れていきます。両岸の手すりには動画を撮ろうとする人がずらりと並びます。トビリシの写真にこの橋がよく登場するのも納得です。

建築そのものをじっくり味わうなら昼間がよいでしょう。フレームのねじれ具合や、日差しを受けて光るガラスがよく見えます。一方、夜には光のショーが楽しめます。渡る時間が一度しか取れないなら、両方を見られる夕暮れどきがおすすめです。日の長さは季節によって大きく変わるので、出かける前に現地の日没時刻を確認しておきましょう。

両岸からのアクセス

橋へは両岸どちらからでも行けます。どちらから入るかで、その後に巡る場所も変わってきます。

  • 旧市街側から: 自由広場(1号線・自由広場駅)からプーシキン通りを下ります。途中で左手に進み、川とエレクレ2世通りの方へ向かってください。徒歩で10〜15分ほどです。
  • アヴラバリ側から: アヴラバリ駅(1号線)で降り、リケ公園の坂を下ります。10分ほど歩くと橋の東端に着きます。
  • タクシーで: トビリシでは配車アプリのボルトが広く使われています。行き先をリケ公園かエレクレ2世通りにすれば、橋まで歩いて2〜3分の場所で降ろしてもらえます。

周辺の見どころ

半日かけて周辺を巡るなら、この橋が起点にぴったりです。リケ公園側からは次のような場所に足を延ばせます。

  • リケ公園コンサートホール: 東へ少し歩いたところにあります。川岸でひときわ目を引く、2本の巨大な金属製の筒がそれです。
  • ナリカラ・ロープウェイ: 麓の駅はリケ公園内にあります。ゴンドラは川を越えて、ナリカラ要塞とカルトリス・デダ(ジョージアの母)像まで上っていきます。
  • 大統領官邸: アヴラバリの丘の上に建つガラスのドームの建物です。橋の中ほどから眺めるのがいちばんです。
  • サメバ(至聖三者)大聖堂: アヴラバリの先、急な坂を上った先にあります。金色のドームは橋の上からも見えます。

旧市街側のエレクレ2世通りには、カフェやワインバーが並んでいます。南へ数分歩くと、川沿いの崖の上にメテヒ教会があります。さらにその先、要塞の丘の麓には、アバノトゥバニ硫黄温泉のレンガ造りのドームが連なっています。

混雑を避けて渡るには

ここはトビリシでも屈指の人気スポットですが、橋のデッキは幅が狭くなっています。日没前後や夏の夜には、カップルや団体客、スマートフォン用の三脚を構えた人たちがあふれ、皆が同じ屋根にレンズを向けます。次のような点を心がけると、快適に渡れます。

  • 右側を歩き、立ち止まらないようにしましょう。 写真を撮るときは、ガラスの手すり側に寄ってください。単に対岸へ行くために橋を使う人も大勢います。
  • 撮影は橋の上ではなく岸からがおすすめです。 光る曲線の全体像をきれいに収めるなら、リケ公園の川沿いの遊歩道か、旧市街側の河岸がベストです。橋の上からでは全体の形がわかりません。
  • 人のいないガラスを撮るなら朝早くに渡りましょう。 朝の光は平板ですが、デッキは比較的すいています。人出は夕方に向けて増えていくためです。
  • メトロマネーカードを用意しておきましょう。 チャージ式のカードで、地下鉄やバス、ナリカラ・ロープウェイで使えます。これがあれば、リケ公園の駅で1回券を買う手間が省けます。
  • 客引きは相手にしないようにしましょう。 橋の両端には物売りや写真撮影を持ちかける人がいます。「アラ、マドロバ(いいえ、結構です)」と丁寧に断れば十分です。

1時間を有効に使うには

夕方近くに旧市街側から歩き始め、ゆっくり橋を渡ります。日が沈む前にロープウェイでナリカラへ上りましょう。要塞の城壁からは橋を真上から見下ろせます。LEDが灯ると、川を背景に橋の全体像が浮かび上がります。

帰りは旧市街の路地を歩いて、アバノトゥバニやメイダン広場の方へ下ります。そして暗くなってから、もう一度橋を渡ってみてください。2回目のほうが印象に残ることが多いはずです。頭上では屋根が輝き、その向こうにはライトアップされた丘の上の教会が浮かんでいます。

よくある質問

平和橋は夜も渡れますか?

Googleでは現在、毎日24時間開放と案内されています。門も入場券もない公共の歩行者専用橋です。LED照明が灯るのは夜なので、訪れる人の多くは夕方以降にやって来ます。

平和橋の最寄りの地下鉄駅はどこですか?

アヴラバリ駅(1号線)からリケ公園を通って坂を下ると、10分ほどで橋の東端に着きます。自由広場駅(1号線)からは、プーシキン通りとエレクレ2世通りを経由して、旧市街側の端まで徒歩10〜15分ほどです。

平和橋を見るのにおすすめの時間帯はいつですか?

夕暮れどきです。日没前の光の中で鉄骨とガラスの屋根を眺め、そのままLEDが灯る瞬間まで見届けられます。日没時刻は季節によって大きく変わるので、現地で確認してください。人のいないデッキを撮影したいなら、早朝のほうが向いています。

平和橋の所要時間はどのくらいですか?

渡って写真を撮るだけなら20〜30分です。リケ公園からナリカラ・ロープウェイで要塞へ上り、旧市街を歩いてアバノトゥバニまで戻るなら、2〜3時間は見ておきましょう。

平和橋の周辺には何がありますか?

橋のすぐそばには、リケ公園とリケ公園コンサートホールがあります。ナリカラ要塞とジョージアの母像へ上るナリカラ・ロープウェイの駅もここです。メテヒ教会とアバノトゥバニ硫黄温泉までは歩いてすぐです。アヴラバリの丘の上には、大統領官邸とサメバ大聖堂も見えます。

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