川辺にたたずむ丸太の砦
バンフ・アベニューを南へ歩いてボウ川橋を渡ると、右手のバーチ・アベニュー(Birch Avenue)から少し奥まった場所に、丸太の柵で囲まれた建物が見えてきます。映画に出てくる開拓時代の砦そのものといった外観です。これがバッファロー・ネーションズ博物館で、今でも旧名の「ラクストン博物館(Luxton Museum)」と呼ばれることがよくあります。
建てたのはノーマン・ラクストンで、1950年代初めのことです。ラクストンはバンフで商売や観光宣伝を手がけた人物で、ストーニー・ナコダ族と深い親交がありました。また、先住民の家族が毎年夏に町へ集まり、何十年も続いた催し「バンフ・インディアン・デイズ(Banff Indian Days)」にも深く関わっていました。収蔵品は、こうした交流のなかから集められたものです。
丸太の壁の内側へ
館内の部屋はどれもこぢんまりとしていて薄暗く、展示ケースがぎっしりと並んでいます。平原部族やロッキー山脈北部の先住民によるビーズ細工やヤマアラシの針を使った刺繍、衣装、頭飾り、武器、日用品などが見られます。昔ながらのジオラマで再現された場面もあります。
最新の体験型ミュージアムとは違い、20世紀半ばの博物館の雰囲気がそのまま残っています。二、三世代前のバンフが先住民の暮らしを観光客にどう見せていたのか、それ自体も見どころのひとつです。そうした背景を意識しながら解説を読むとよいでしょう。
見学の目安は次のとおりです。
- たいていの人は45〜60分
- ケースをひとつずつじっくり見るならもう少し長めに
- 橋を渡って戻った先にある丸太造りの自然史博物館「バンフ公園博物館(Banff Park Museum)」や、博物館裏手の道を少し歩いた先の「カスケード・ガーデンズ(Cascade Gardens)」と組み合わせるのもおすすめです
近くのベア・ストリート(Bear Street)には、ホワイト・カナディアンロッキー博物館(Whyte Museum of the Canadian Rockies)もあります。こちらでは入植者や登山の歴史といった、町のもうひとつの顔を知ることができます。
週末の混雑を避けるには
現在の開館時間は毎日11am–5pmです。ただし、バンフの博物館は季節によって開館時間が変わるので、出かける前に公式サイトでその月のスケジュールを確認してください。11amより前に行く計画は立てないようにしましょう。
週末は11am–5pmの開館中ずっと混雑していて、土曜も日曜も空いている時間帯はありません。落ち着いて見学したいなら平日がねらい目です。それでもバンフ・アベニューのお店に比べればずっと人は少なめです。雨の午後や、雲がかかってゴンドラからの眺めが期待できない日に立ち寄るのにぴったりです。
入館と館内での過ごし方
- 入館料: 最新の料金は入口と博物館の公式サイトに掲載されています。古い情報をうのみにせず、そちらで確認してください。
- 支払い: バンフではカード払いが一般的ですが、レジの不調に備えて別の支払い手段も用意しておくと安心です。
- 写真撮影: 儀式に使われる品も展示されています。掲示に従い、迷ったときはカメラを向ける前にスタッフに尋ねましょう。
- 見学の進め方: 部屋は通路が狭くなっています。団体がケースの前で立ち止まっていたら先に進み、あとで戻ってくるとスムーズです。
- アクセス: バンフ・アベニューの橋のたもとから歩いて5分ほどで、ダウンタウンのホテルならたいてい徒歩圏内です。車の場合は町営の公共駐車場を利用しましょう。夏は橋の近くの路上駐車スペースがすぐに埋まってしまいます。
見学のあとは、橋からボウ川沿いの遊歩道をボウ滝(Bow Falls)方面へ歩いてみてください。1時間ほどの館内見学に散策が加わり、川の南岸で半日たっぷり楽しめます。
よくある質問
バンフのバッファロー・ネーションズ博物館はどこにありますか?
所在地は1 Birch Aveで、バンフ・アベニューの南端からボウ川橋を渡ってすぐです。ダウンタウンからは歩いて5分ほどです。
いちばん空いているのはいつですか?
週末は11am–5pmの開館中ずっと混み合うので、平日に訪れるのがおすすめです。週末の空いている時間帯については、調べたデータがありません。
開館時間を教えてください。
現在は毎日11am–5pmに開館しています。開館時間は季節によって変わるので、出かける前に公式サイトで確認してください。
見学にはどれくらいの時間が必要ですか?
ほとんどの人は45〜60分ほどで見て回ります。近くのバンフ公園博物館やカスケード・ガーデンズも合わせれば、半日コースになります。
館内では何が見られますか?
平原部族とストーニー・ナコダ族の工芸品や生活道具が展示されています。ビーズ細工、衣装、頭飾り、道具などがあり、1950年代に建てられた丸太の砦風の建物の中には、昔ながらのジオラマ形式で展示されているものもあります。
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