ライブデータで事実確認 · 2026年10月10日

穴場 ベルリン

アレクサンダー広場:ベルリン観光ガイド(4.3★)

このガイドの作り方

AIの支援で作成し、ライブデータで確認しています。営業時間・評価・位置はGoogle Places基準、画像はライセンス取得済みまたはパブリックドメインです。情報は変わることがあるため、訪問前にご確認ください。 編集ポリシー

アレクサンダー広場(ベルリン、ドイツ)
Photo: Christian Wolf (www.c-w-design.de) / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0 de)

駅の階段を上がると、灰色の平らな広場が目の前に広がります。地面は端から端まで石畳で覆われ、そのすぐ西側にはテレビ塔のコンクリートの塔身がそびえています。石畳の上を横切る路面電車は、警告のベルを鳴らしながら走り抜けていきます。ベルリンの人々はここを「アレックス」と呼びますが、たいていはどこかへ向かう途中に通り過ぎるだけです。

美しい場所でも静かな場所でもありません。それでも市内屈指の人通りがあり、ベルリンの20世紀をこれほど狭い範囲で見せてくれる場所はほかにほとんどありません。

二度つくられた広場

アレクサンダー広場の始まりは、旧市壁の外にあった市場と練兵場でした。名前の由来は、1805年にベルリンを訪れたロシア皇帝アレクサンドル1世です。1920年代には、労働者の街ベルリンの雑然とした中心地としてにぎわっていました。この広場を一躍有名にしたのが、アルフレート・デーブリーンが1929年に発表した小説『ベルリン・アレクサンダー広場』です。

戦争で広場の大半は廃墟となりました。1960年代に入ると、東ドイツ政府が社会主義モダニズムの見本としてここを再建します。以前よりずっと広く、がらんとした空間になりました。いま歩いている広々とした石畳も、周囲に建つ建物のほとんども、このときの計画によるものです。

もうひとつ覚えておきたい日付があります。1989年11月4日、東ドイツ史上最大のデモが行われ、数十万人がここに集まりました。その5日後、ベルリンの壁が開放されたのです。

テレビ塔と球体に浮かぶ十字

高さ約365メートルのテレビ塔(Fernsehturm)は、1969年に開業しました。ベルリン市内のほぼどこからでも見えます。エレベーターで上ると、鋼鉄製の球体の中に展望デッキと回転レストランがあります。

晴れた日の午後には、ぜひ球体に注目してください。多面体のパネルに日が当たると、球体の表面に明るい十字が浮かび上がります。公式には無神論を掲げていた国家にとっては思いもよらない副産物で、ベルリンの人々はこれを「教皇の復讐(Rache des Papstes)」と呼びました。

テレビ塔に上るときのポイントは次のとおりです。

  • 時間指定チケットはテレビ塔の公式サイトで予約しましょう。最新の料金もそこに掲載されています。
  • 眺望を楽しむなら晴れた日がいちばんです。雲が低い日は、雲の中しか見えないこともあります。
  • 地上の入口は、塔の真下にある白い折り紙のような形のパビリオンです。駅とマリエン教会のあいだにあります。

待ち合わせは世界時計の下で

世界時計(Weltzeituhr)が設置されたのは1969年です。この広場の待ち合わせ場所といえば、ここをおいてほかにありません。柱の上の円筒には世界各地のタイムゾーンと都市名が記され、その上では簡素な太陽系の模型が回っています。ベルリンの人々がここで待ち合わせるときは、「時計の下で」と言うのがお決まりです。

そこから数歩のところにあるのが、1970年に造られた民族友好の泉(Brunnen der Völkerfreundschaft)です。銅とエナメルでできた階段状の噴水で、暖かい季節には縁に腰かけて過ごす人の姿が見られます。この2つのあいだに立ったら、周りの建物も見上げてみてください。

  • 教師の家(Haus des Lehrers):ヴァルター・ヴォマツカによる帯状のモザイク壁画が下層階をぐるりと囲み、東ドイツの労働と学びの情景を描いています。
  • 旅行の家(Haus des Reisens):かつて旅行代理店が入っていた建物で、外壁に銅製のレリーフが施されています。
  • 高層ホテル:広場の北側に建つ1970年築の板状のビルです。地上から見上げると、いまも周囲を圧倒する存在感があります。

アレックスへのアクセスと回り方

アレクサンダープラッツ駅は市内有数の乗換駅なので、ベルリンのどこからでも簡単にたどり着けます。

  • Uバーン:U2・U5・U8がすべて停車します。U5はウンター・デン・リンデンの地下をまっすぐ西へ進み、ブランデンブルク門方面へ向かいます。
  • Sバーン:高架橋を走る東西方向の路線(S3・S5・S7・S9)で、ハッケシャー・マルクト、フリードリヒ通り、中央駅へ行けます。
  • 地域列車も高架橋のホームに停車します。広場には路面電車も何路線か通っています。

歩いて行く場合、博物館島まではカール・リープクネヒト通りを西へ10〜15分ほどです。北西のハッケシャー・マルクトへも、Sバーンの高架下や高架沿いを同じくらいの時間で歩けます。

ベルリン流の乗り方・歩き方

ここで旅行者がつまずくのは、ほとんどが交通にまつわる習慣の違いです。

  • 切符には必ず刻印を。 ベルリンのSバーンとUバーンには改札がありません。紙の切符は、乗車前にホームにある小さな機械で刻印する必要があります。私服の検札係が乗っていて、刻印のない切符を持っていると罰金を科されます。アプリで買ったチケットは購入時点から有効です。
  • 路面電車の線路に注意。 広場の中を路面電車が横切りますが、思ったより静かに近づいてきます。ベルが聞こえたら脇へよけましょう。
  • 赤い車線には入らないこと。 周辺の歩道には自転車専用レーンが引かれていて、自転車は歩行者がいてもスピードを落としません。
  • エスカレーターでは右側に立ちましょう。 駅構内では、左側を歩いて追い越す人のために空けておくのがマナーです。
  • 現金も少し持っておくと安心です。 一般の店やチェーン店ではカードが使えます。一方、軽食の売店や季節のマーケットの屋台は対応がまちまちなので、両方用意しておけば困りません。

駅も広場も混雑しているので、バッグのファスナーはきちんと閉め、スマートフォンをズボンの後ろポケットに入れるのはやめましょう。広場には「アレックスヴァッヘ(Alexwache)」と呼ばれる警察の詰所があり、市がこの問題をいかに重く見ているかがうかがえます。

ショッピング、ソーセージ、そして12月のマーケット

ショッピングを目当てに訪れる人も大勢います。広場の西端にある百貨店と、南東へ数分歩いたところにある大型ショッピングモール「アレクサ(Alexa)」で、ひととおりのものはそろいます。駅の近くには軽食スタンドが並び、移動の合間に食事を済ませたい人向けにカリーヴルストなどを売っています。

12月になると、広場はクリスマスマーケットで埋め尽くされます。木造の小屋が立ち並び、グリューワインや移動遊園地の遊具も楽しめます。市内でもとりわけ中心部にあるマーケットで、混雑ぶりも指折りです。いちばん雰囲気がよいのは夜ですが、人出がもっとも多いのも夜です。

西へ歩いて旧市街へ

締めくくりには、広場を離れて歩いてみるのがいちばんです。Sバーンの高架をくぐってテレビ塔の横を過ぎると、街の古い層がふたたび姿を現します。

  • マリエン教会(Marienkirche):テレビ塔のふもとに建つ中世のれんが造りの教会で、ベルリンでいまも使われている教会のなかでも最古級です。
  • ネプチューンの噴水(Neptunbrunnen):マリエン教会と赤の市庁舎のあいだの広場にある、ブロンズ製の大きな噴水です。
  • 赤の市庁舎(Rotes Rathaus):赤れんが造りのベルリン市庁舎で、ベルリン市長の執務の場となっています。
  • ニコライ地区(Nikolaiviertel):すぐ南にある、再建された小さな旧市街です。シュプレー川沿いに細い路地が続いています。
  • 博物館島:川を渡ってすぐのところにあり、ベルリン大聖堂と5つの主要な博物館が集まっています。

このルートをたどれば、1キロにも満たない道のりで約7世紀分の歴史をめぐることができます。その出発点となるのが、東ドイツ時代の面影を残すアレックスです。

よくある質問

アレクサンダー広場へはどう行けばよいですか?

UバーンのU2・U5・U8、またはSバーンのS3・S5・S7・S9でアレクサンダープラッツ駅まで行きます。地域列車や複数の路面電車もこの駅に停まり、駅を出るとそのまま広場です。

アレクサンダー広場の見学にはどのくらい時間がかかりますか?

世界時計と民族友好の泉、東ドイツ時代の建物を見て回るだけなら30〜60分ほどです。時間指定でテレビ塔に上ったり、西へ歩いてマリエン教会や赤の市庁舎、博物館島まで足をのばしたりすれば、半日はゆうにかかります。

テレビ塔は事前に予約したほうがよいですか?

テレビ塔の公式サイトで時間指定チケットを予約しておくのが確実です。晴れた日や週末はとくにおすすめします。最新の料金と営業時間も公式サイトで確認できます。

アレクサンダー広場ではクリスマスマーケットが開かれますか?

はい、開かれます。12月になると広場に木造の屋台が並び、グリューワインや遊具も楽しめます。ベルリンでも指折りの中心部にあるマーケットなので、夜はたいへん混み合います。

周辺にはどんな見どころがありますか?

テレビ塔のすぐ西側に、マリエン教会、ネプチューンの噴水、赤の市庁舎があります。その先のニコライ地区や博物館島までは徒歩10〜15分ほどです。北西のハッケシャー・マルクトへも同じくらいの時間で歩けます。

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