ライブデータで事実確認 · 2026年10月8日

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ザ・ベネチアン・マカオ:コタイ旅行ガイド(4.5★)

このガイドの作り方

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ザ・ベネチアン・マカオ(コタイ、マカオ)
Photo: Fitsimz Gucoartem / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

埋め立て地に生まれたベネチア

ひと目でそれとわかる目印は鐘楼です。道路から眺めると、パステルカラーで再現されたドゥカーレ宮殿の上にサン・マルコの鐘楼のレプリカがそびえています。その足元では、リアルト橋を模した橋が水辺に弧を描いています。とはいえ、どれも古い建物ではありません。コタイという土地自体がタイパとコロアンの間を埋め立ててできたもので、ザ・ベネチアン・マカオ(The Venetian Macao)はそこに2007年に開業しました。

運営しているのはサンズ・チャイナです。延床面積では世界最大級の建物に数えられ、この規模の大きさが滞在のすべてを左右します。ふらりと立ち寄って10分で見て回る、というわけにはいきません。大理石の床を延々と歩くことになるので、案内表示が頼りになります。

空が描かれた天井の下、グランドカナルへ

多くの人のお目当てはここです。グランドカナル・ショップスはカジノの上階にあります。ベネチアの邸宅風に仕立てられた店が並び、その間を3本の屋内運河が流れています。店先にはバルコニーや鎧戸が設けられ、小さな石橋も架かっています。

天井には柔らかな雲が浮かぶ青空が描かれ、昼間のように照らされています。そのため運河沿いは、時計が何時を指していてもいつも夕方前のような雰囲気です。時間の感覚が狂うこの感じを面白がれるか、どこか落ち着かないと感じるかは人それぞれでしょう。

縞模様のシャツにカンカン帽をかぶったゴンドリエーレが舟を操り、乗客に歌を聴かせながら水面を進んでいきます。乗船券は運河沿いのブースで販売しており、現在の料金もそこに掲示されています。舟が真下をくぐる様子を眺められる橋の上は、絶好の見物スポットです。それだけに、橋の上はいつも混み合います。

  • 写真を撮るなら: 運河が合流する地点の橋から、水路の先を見下ろすアングル
  • ひと休みするなら: 運河沿いの通路にあるフードコートやカフェ
  • スケールを実感するなら: 運河がいちばん広くなる場所から天井を見上げてみましょう

スイートルームに泊まる

ここの客室はすべてスイートです。ホテルは全室スイートをうたっており、ベッドとは別に一段低いリビングスペースが設けられています。リゾート自身による紹介文は「豪華なレストランや屋外プール、屋内運河を備えた高級リゾートの、優雅なスイート」というもので、宿泊客から一貫して高く評価されている点ともぴったり重なります。

プールはプールデッキにある屋外プールです。冷房の効いた廊下を何時間も歩いたあとには、うれしい気分転換になります。宿泊すれば、日帰り客が押し寄せる前に運河へ行けます。お店が閉まったあとにもう一度下りてきて、ほとんど人のいない水路を散策することもできます。

ルームサービスからレストランまで、何をするにもリゾート価格だと考えておきましょう。料金は古い情報に頼らず、公式サイトで確認してください。コンサートやスポーツイベントに使われる大型屋内会場、コタイ・アリーナも施設内にあります。イベント開催日はホテルが満室になるので、予約の前にスケジュールを確かめておきましょう。

コタイへのアクセス

ほとんどの人は無料のホテルシャトルバスを利用します。これまでは主要な出入境地点から運行されてきました。主な発着地は次のとおりです。

  • 香港からの船が着くマカオ外港フェリーターミナル
  • タイパ・フェリーターミナル
  • 珠海から入る関閘(ボーダーゲート)
  • 港珠澳大橋の口岸

ここ数年で路線の削減や変更が続いているため、出発前にサンズの公式サイトで運行中のシャトルを確認しておきましょう。マカオ半島からタクシーを使う場合は、タイパへ渡る橋のどれかを通って、メインロビーの入口まで直接乗りつけられます。タイパや空港方面から向かうなら、コタイ地区にも停まるマカオLRTタイパ線も使えます。

外に出ずにストリップを歩く

ザ・ベネチアンは周辺のリゾート群のひとつです。屋根付きの通路やショッピングアーケードで、近隣のサンズ系リゾートとつながっています。実物の半分の大きさのエッフェル塔が立つザ・パリジャン・マカオをはじめ、フォーシーズンズやザ・ロンドナーへも行き来できます。道路の向かい側にはシティ・オブ・ドリームスがあります。

蒸し暑い午後でも、暑さの中へ一歩も出ることなく各リゾートを巡って過ごせます。連絡通路は見落としやすいので、手近な出口へ向かうのではなく、天井から下がった各リゾート名の案内表示に従って進みましょう。パリジャンの塔は、ライトアップされる日没後にぜひ見ておきたい眺めです。

慣れた人のようにリゾート内を歩くコツ

初めての人が戸惑うのは、人混みよりもむしろ館内の構造です。上手に歩き回るためのポイントをご紹介します。

  • まずは運河を目指しましょう。 メインエントランス近くのエスカレーターでグランドカナル・ショップスへ上がれます。カジノフロアをさまよって探すのは時間の無駄です。
  • カジノのルールに注意しましょう。 マカオのカジノフロアに入れるのは21歳以上で、写真撮影は禁止されています。スマートフォンを構えただけで警備員に止められます。
  • 支払い方法は自由です。 リゾート内ではどこでもマカオ・パタカと並んで香港ドルが使え、カードもほぼすべての場所で利用できます。ただし、お釣りはパタカで渡されることが多く、マカオを離れると使い道がほとんどありません。
  • チップを上乗せする必要はありません。 ホテル内のレストランでは、通常10%のサービス料が会計に加算されています。
  • 表示は3か国語です。 案内表示は中国語、ポルトガル語、英語で書かれています。スタッフはたいてい英語を話しますが、周りから聞こえてくるのは広東語や北京語です。

ここはマカオでも特に多くの人が訪れるリゾートです。週末や祝日には、香港や中国本土からの日帰り客が大勢押し寄せます。お店の開店直後に着けば、たいていは団体ツアーや午後のシャトルで到着する人波より先回りできます。土曜日に比べると、平日はずっと快適に過ごせます。

リゾートの外へ:タイパ・ビレッジ

描かれた空にそろそろ飽きてきたら、タクシーで少し北のタイパ・ビレッジへ足を延ばしましょう。路地が入り組むこの村の中心は官也街(Rua do Cunha)です。通り沿いには、アーモンドクッキーやポルトガル風エッグタルトを売るベーカリーが軒を連ねています。村のあちこちのメニューで見かけるのがポークチョップバーガーです。

そのすぐ近く、昔の海岸線沿いには、ポルトガル統治時代の面影を残すタイパ・ハウス博物館(Taipa Houses-Museum)があります。かつてマカエンセの家族が暮らしたパステルカラーの家々で、さっきまでいたレプリカとは対をなす本物の街並みです。ここで1時間ほど過ごせば、午前中の運河散策とのコントラストを楽しめます。

よくある質問

香港からザ・ベネチアン・マカオへはどう行けばいいですか?

フェリーでマカオ外港フェリーターミナルかタイパ・フェリーターミナルへ渡るか、港珠澳大橋を通るバスを利用します。到着後は、サンズ系ホテルの無料シャトルかタクシーでコタイへ向かいましょう。シャトルの路線はここ数年で変更されているため、出発前にサンズの公式サイトで最新の運行状況を確認してください。

ザ・ベネチアン・マカオではどのくらいの時間をみておけばいいですか?

グランドカナル・ショップスの散策とゴンドラ乗船、外観の見学で、少なくとも2〜3時間はみておきましょう。ザ・パリジャン・マカオやザ・ロンドナーなど、連絡通路でつながったリゾートも歩いて回るなら、さらに時間が必要です。

ザ・ベネチアン・マカオを訪れるのにおすすめの時期はいつですか?

日帰り客が大勢押し寄せる週末や祝日に比べると、平日はずっと快適です。開店直後に訪れれば、たいていは団体ツアーより先回りできます。宿泊客なら、お店が閉まって静かになった夜に運河を散策することもできます。

運河を見るにはホテルに泊まる必要がありますか?

いいえ、その必要はありません。グランドカナル・ショップスや運河、ゴンドラの乗船券売り場はどなたでも利用できます。年齢制限があるのはカジノフロアだけで、入場は21歳以上に限られます。また、カジノフロアでは写真撮影が禁止されています。

ザ・ベネチアン・マカオの周辺には何がありますか?

屋根付きの連絡通路で、ザ・パリジャン・マカオやフォーシーズンズ、ザ・ロンドナーとつながっています。道路の向かい側にはシティ・オブ・ドリームスがあります。北へタクシーで少し走れば、官也街やタイパ・ハウス博物館のあるタイパ・ビレッジです。

コタイ旅行の準備

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