ライブデータで事実確認 · 2026年10月23日

穴場 クスコ

サン・ブラス広場:クスコ旅行ガイド(4.5★)

このガイドの作り方

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サン・ブラス広場(クスコ、ペルー)
Photo: Jorge Láscar from Australia / Wikimedia Commons (CC BY 2.0)

斜面につくられた広場

サン・ブラス広場は、そもそも息が切れるような立地にあります。広場そのものが山の斜面に沿って傾いていて、石畳は素朴な白いファサードのサン・ブラス教会に向かって段々と上っています。残る三方を囲むのは、白い漆喰の壁と青く塗られた木のバルコニー、そしてテラコッタの屋根です。

クスコは標高およそ3,400メートルの高地にあり、サン・ブラス地区は中心部よりさらに高い場所にあります。坂を上ってきた人にとって、比較的平らなこの広場はひと息つける場所です。地区の路地がここで交わるので、目的地としても、散策の分岐点としても使えます。

サン・ブラス坂を上る

広場までは歩いて行くことになります。アルマス広場から大聖堂の横を抜け、アトゥンルミヨク通り(Calle Hatunrumiyoc)を上りましょう。安山岩をぴったり組み合わせたインカの石壁があり、その中に有名な12角の石がはめ込まれています。さらに進むと道はサン・ブラス坂に変わります。狭い石段の坂道で、上りきった所が広場です。

上りは10〜15分ほどかかります。クスコに着いたばかりなら、もう少し余裕を見ておきましょう。この辺りの路地はタクシーが通れないので、現実的には歩くしかありません。

  • ペース: 踊り場ごとに立ち止まり、最後の上りも急がないようにしましょう。
  • 靴: 石畳はつるつるに磨り減っていて、雨のあとは滑りやすくなります。
  • 帰り道: 行きとは別のルートとして、タンダパタ通り(Calle Tandapata)を下るのがおすすめです。

サン・ブラス教会と説教壇

広場に面したこの教会は16世紀の創建で、クスコでも指折りの古い教区教会です。分厚い日干しれんがの壁に簡素な鐘楼という外観は控えめです。それでも多くの人がわざわざ坂を上ってくるのは、内部を見るためです。

お目当ては杉材を彫った説教壇で、アメリカ大陸の植民地時代の木彫りの中でも最高傑作のひとつとされています。聖人や天使、ねじれた柱がびっしりと彫り込まれ、頂上にはどくろが置かれています。先住民の彫刻家フアン・トマス・トゥユル・トゥパクの作と言い伝えられています。

入場は、大聖堂も含まれるクスコの周遊券「ボレート・レリヒオーソ(Boleto Religioso)」で可能です。最新の料金と開館時間は、教会の入口と大聖堂のチケット売り場に掲示されています。

周辺の路地に並ぶ工房

サン・ブラス地区は植民地時代からクスコの職人街として知られ、広場周辺の路地を歩くとその伝統がよくわかります。注目したいのは次のようなものです。

  • 宗教像: メンディビル家ゆかりの、首の長い聖人像や聖母像はサン・ブラスの伝統工芸です。
  • レタブロ: 彩色した木箱の中に、小さな情景を詰め込んだ工芸品です。
  • 織物と陶器: カルメン・アルト(Carmen Alto)やタンダパタ通りの、戸口を店にした小さなショップで見つかります。

タンダパタ通りは、ぜひゆっくり歩きたい路地です。通り沿いには石造りの水路が流れ、戸口の奥には中庭を囲む工房がのぞいています。2階に窓のあるカフェからは、屋根の連なりの向こうに大聖堂を望めます。

クスコ流の広場の楽しみ方

サン・ブラス広場は有名で、ほとんどの散策ルートに組み込まれているため、独り占めできるとは思わないほうがよいでしょう。ちょっとした心得があれば、より快適に過ごせます。

  • 民族衣装の女性やリャマとの写真: お金を払うのが前提です。カメラを構える前に、料金の合意をしておきましょう。
  • 工芸品の露店や小さな店: ソルの小額紙幣を用意しておきましょう。露店では軽い値段交渉は普通ですが、きちんとしたギャラリーではあまり一般的ではありません。
  • 教会の中: 写真撮影は禁止です。今も地域の教区教会として使われているので、帽子を脱ぎ、声を抑えましょう。
  • 物売り: 「ノー、グラシアス」と丁寧に断って、そのまま歩き続ければ十分です。

Googleでは広場は24時間営業となっています。公共の場所なので間違いではありませんが、教会や店はそれぞれ独自の営業時間があります。朝のうちに着けば、たいていは日中にアルマス広場から上ってくる散策ツアーより先に到着できます。

クスコ上手(かみて)のほかの見どころと組み合わせる

広場は散策の起点と考えるとよいでしょう。広場と教会、周辺の路地をひと回りするなら1.5〜2時間が目安です。カフェや工房に立ち寄るなら、さらに時間を見ておきましょう。

  • サン・ブラス展望台(Mirador de San Blas): 広場から急坂を少し上ると、テラコッタの屋根を一望できます。
  • サクサイワマン: インカの城塞跡で、さらに坂の上にあります。高地では体力のいる道のりで、別途チケットが必要です。
  • アルマス広場とコリカンチャ: 坂を下った所にあり、朝の上り坂のあとの午後にのんびり回れます。

夕暮れどきには、眼下の谷に街の明かりが灯り始めます。サン・ブラス坂は、夕食に向かう人で混み合います。羽織るものを1枚持って行きましょう。クスコでは、太陽が山の向こうに沈むと急に冷え込みます。

よくある質問

アルマス広場からサン・ブラス広場へはどう行けばよいですか?

歩いて行きます。12角の石があるアトゥンルミヨク通りを上り、そのままサン・ブラス坂を上りきると広場です。上り坂で10〜15分ほどかかります。路地が狭いため、タクシーは通れません。

サン・ブラス地区にはどのくらいの時間をかければよいですか?

広場とサン・ブラス教会を見て、タンダパタ通りとカルメン・アルトをひと回りするなら1.5〜2時間が目安です。カフェで休憩したり、サン・ブラス展望台まで上ったりするなら、さらに時間を足してください。

サン・ブラス教会の中には入れますか?

はい、入れます。入場はクスコの大聖堂も含まれる周遊券「ボレート・レリヒオーソ」に含まれています。最新の料金と開館時間は、教会と大聖堂のチケット売り場に掲示されています。内部での写真撮影はできません。

訪れるのにおすすめの時間帯はいつですか?

朝は光が澄んでいて、中心部から散策ツアーが上ってくる前にゆっくり坂を上れるのでおすすめです。夕暮れどきは、眼下に街の明かりが灯っていく様子を眺められます。

高地なので、坂道を歩くのはきついですか?

坂は急で、クスコは標高約3,400メートルにあるため、踊り場ごとにひと休みしましょう。到着したばかりの場合は、1〜2日かけて高地に体を慣らしてからサン・ブラスを訪れてください。

クスコ旅行の準備

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