エイミー・リーの歌声は、まさにこうしたアリーナで評価を築いてきました。マドリード南部に建つこのドーム型のホールは、親密さよりもスケールで勝負する会場です。エヴァネッセンスがここパラシオ・ビスタレグレ・アリーナ(Palacio Vistalegre Arena)のステージに立つのは2026年10月2日の予定で、ポピーとノヴァ・ツインズも同じ公演に名を連ねていました。ヘッドライナーだけでなく、オープニングから会場にいてこそ楽しめる顔ぶれでした。
会場:パラシオ・ビスタレグレ・アリーナ
ビスタレグレの始まりは1940年代に建てられた闘牛場で、今もレンガ造りの円形の外殻がそのまま内部の形を決めています。数十年前にプロモーターの手で改装され、現在ではマドリードを代表する屋内アリーナのひとつとして、コンサートやボクシング、ときにはサーカス興行にも使われています。
すり鉢状の客席には数千人が収容でき、音響はオーケストラ系よりも大音量のギターバンド向きです。シンフォニックロックとメタルのリフを織り交ぜるエヴァネッセンスには、ちょうどよく合う環境といえます。
通常はステージ前がスタンディングのフロアエリアになり、その周囲を段状の座席が囲む配置です。スタジアム公演以上に、ここでは見え方が大きく左右されます。ステージに近いフロアや下段の席なら、スクリーン越しではなくエイミー・リーの表情を肉眼でとらえられます。
カラバンチェルへのアクセス
アリーナがあるカラバンチェル(Carabanchel)は、マドリード中心部の南に広がる住宅地区です。観光で訪れる人がふだん足を運ぶような場所ではありません。
- 地下鉄: 最寄りは5号線のビスタ・アレグレ駅(Vista Alegre)で、入口まで歩いてすぐです。
- 地下鉄(別ルート): 終演後にビスタ・アレグレ駅が混雑したときは、同じ5号線のオポルト駅(Oporto)が控えの出口として使えます。
- バス: ペセタ通り(Avenida de la Peseta)沿いをEMTの路線がいくつか走っており、プリンシペ・ピオ(Príncipe Pío)などの交通拠点へ戻れます。
- タクシー・配車サービス: 利用はできますが、アンコール直後は行列や道路規制が当たり前です。数ブロック先の地下鉄駅まで歩いたほうが、車を待つより早いことがよくあります。
ソル(Sol)、グラン・ビア(Gran Vía)、アトーチャ(Atocha)からは、地下鉄で移動して全体でおよそ25〜35分です。列車の本数が少ない時間帯はさらにかかります。
開場・出演時刻とサポートアクト
オープニングアクトにポピーとノヴァ・ツインズが発表されていたため、この夜は1組だけでなく3組のステージで構成されていました。ノヴァ・ツインズはパンクと重低音を軸にしたエネルギッシュなバンドで、エヴァネッセンスのゴシックロックとはまた違った色合いです。ポピーにも熱心なファン層がついており、彼女を目当てに早くから足を運ぶ人もいます。
開場や出演の正確な時刻は発表に含まれておらず、過去のツアーから推し量れるものでもありません。会場とプロモーターが公演ごとに決め、当日のスケジュールは会場の公式ページで公開される仕組みです。
損をしないチケットの買い方
こうしたアリーナ公演のチケットは、プロモーターと提携した公式チケットサービスで販売され、バンドの公式サイトからも正規販売元へリンクが張られています。
- 直接買えるルートはツアー公式サイトと会場の公式チケット窓口で、リセールサイトでは同じ公演が別途出品されていました。
- リセールサイトの価格は額面どおりではなく、額面を基準に上乗せされます。人気ツアーのビスタレグレ公演でも、高騰したリセール価格が見られました。
- スペインの会場の中には、チケットの名義と身分証の一致を厳しく見るところもあります。購入確認は印刷かスクリーンショットで手元に残しておくと安心です。
- 価格は席種によって異なり、フロアのスタンディングか座席かでも変わります。この公演の席種は、過去のツアー情報を流用したものではなく、公式販売ページで設定されていました。
カラバンチェルの夕食問題
ビスタレグレの周辺には、グラン・ビア界隈のように飲食店が密集しているわけではありません。初めて訪れる人はここで戸惑いがちです。
アリーナのすぐそばは住宅街で、通り沿いにあるのは数軒のバルや気軽なスペイン料理店程度です。そのため多くの観客は中心部で食事を済ませてから南へ向かい、地下鉄でビスタ・アレグレ駅まで直行していました。
会場に近いカラバンチェルやウセラ(Usera)にも、タパスや日替わりランチ(メヌー・デル・ディア)を出す気取らない地元のバルがあり、味は確かです。ただ、コンサート当日は同じことを考えるファンが数千人単位で押し寄せるため、席はすぐに埋まってしまいます。乗車前に駅の近くでボカディージョやタパスをつまむほうが確実でした。
グッズの列と再入場
ビスタレグレ公演のグッズ売り場はたいてい開場と同時にオープンし、ヘッドライナー登場直前の時間帯にもっとも混み合います。最初のサポートアクトが演奏している間が、比較的空いている狙い目です。
再入場のルールはプロモーターによって異なり、数か月前の段階ではどこにも掲載されません。その夜のルールを把握しているのは、入口に立つ会場スタッフです。
日程を軸にした旅の計画
2026年10月2日は金曜日にあたり、マドリードの地下鉄は本数の少ない週末ダイヤではなく、通常の平日夜のダイヤで運行します。アリーナ公演のあと遅い時間に帰るには好都合でした。
今回は連続公演ではなく1日限りの公演で、マドリード周辺のホテルや航空券の価格は、その週に市内でほかにどんな催しがあるかによって変わります。歴史地区の周辺だけでなく5号線沿いの駅近くに宿を取れば、カラバンチェルからの帰り道にかかる時間を確実に短くできます。
よくある質問
2026年のエヴァネッセンスのマドリード公演は、具体的にどこが会場でしたか?
マドリード中心部の南に位置するカラバンチェル地区のパラシオ・ビスタレグレ・アリーナでした。公演日は2026年10月2日でした。
エヴァネッセンスのオープニングアクトは誰でしたか?
マドリード公演のサポートアクトとして、ポピーとノヴァ・ツインズの2組が発表されていました。
パラシオ・ビスタレグレ・アリーナへはどうやって行けましたか?
最寄り駅は地下鉄5号線のビスタ・アレグレ駅で、同じ路線のオポルト駅(Oporto)も代わりに使えました。周辺にはEMTのバス路線もいくつか通っています。
開場は何時でしたか?
この公演の開場時刻や出演時刻は発表されていませんでした。ビスタレグレでは通常、ヘッドライナーの登場より2時間ほど前に開場し、細かなスケジュールは会場とプロモーターが公演ごとに決めています。
チケットはどこで買うのが一番よかったですか?
チケットはツアー公式サイトと会場の公式チケット窓口で販売されていました。リセールサイトにも出品はありましたが、ビスタレグレの公演では額面を大きく上回る価格がつくこともありました。
会場の近くに食事できる場所はありましたか?
会場周辺は住宅街で、飲食店はあまり多くありません。マドリード中心部で食事を済ませてから地下鉄で南下する人や、利用する駅の近くで軽く食べる人が多く見られました。
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