ライブデータで事実確認 · 2026年10月21日

観光スポット マタマタ

ホビット村 映画セットツアー:マタマタ旅行ガイド(4.8★)

このガイドの作り方

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ホビット村 映画セットツアー(マタマタ、ニュージーランド)
Photo: Joe Ross from Lansing, Michigan / Wikimedia Commons (CC BY-SA 2.0)

羊牧場に掘り込まれた村

バスは羊があちこちで草をはむ広い牧草地を抜け、農場の小屋の脇を通って、生け垣の切れ目で停まります。そこから先は、地面がふっと下っていきます。斜面には黄色や緑、赤の丸い扉が並び、それぞれに小さな庭や物干しロープ、積み上げた薪が添えられています。

ホビット村は、ピーター・ジャクソン監督の映画*『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』*に登場するホビット庄そのものです。マタマタ近郊にあるアレクサンダー家の牧場の中にあります。編集部の紹介では、ガイドツアーやギフトショップ、カフェ、宿屋を備えた絵のように美しい羊牧場とされていますが、実際に訪れてみてもまさにそのとおりです。村は、今も現役で営まれている牧場の真ん中に広がっています。

バックランド・ロードへのアクセス

ツアーの出発地は、マタマタの町を出た先の農地にある501 Buckland Roadのビジターセンターです。ほとんどの人は車で訪れます。車でのおおよその所要時間は次のとおりです。

  • オークランド: 約2時間
  • ハミルトン: 1時間ほど
  • ロトルア: 約1時間
  • タウランガ: 1時間弱

町なかのマタマタi-SITEから出発するツアーもあります。建物がホビット庄の門番小屋風に仕立てられているので、すぐに見つかるはずです。田舎道を自分で運転したくない方には、オークランドやロトルアからの日帰りツアーもあります。

扉の大きさがばらばらなわけ

よく見ると、ホビット穴の大きさはそろっていません。大人なら身をかがめないと通れないような入り口もあれば、明らかに誰も入れないほど小さな入り口もあります。これは意図的なものです。撮影チームは穴をあえて異なる縮尺で造り、遠近法を利用して、俳優をホビットのように小さく、あるいは魔法使いのように大きく見せたのです。

穴のほとんどは外観だけで、扉の奥には何もないか、あってもわずかです。それもまたこの場所の魅力のひとつです。ここは実際に撮影が行われたセットで、どのシーンをどこから撮ったのか、ガイドが解説してくれます。

*『ロード・オブ・ザ・リング』のために最初に造られたセットは急ごしらえで、撮影後には一部が取り壊されました。その後『ホビット』*の撮影で再びこの地が使われることになり、村は恒久的な素材で建て直されました。今目にする木材や石組み、植え込みの庭が本物のように味わい深く年を重ねているのは、そのためです。

グリーン・ドラゴンへと下る道

散策路は決められた周回コースで、ゆるやかな起伏があります。斜面に並ぶホビット穴の間を上り、菜園の脇を抜けて、丘の上の袋小路屋敷(バッグエンド)を目指します。ビルボの家の扉からは、パーティーの木と湖畔の広場が見渡せます。この牧場がロケ地に選ばれた理由のひとつは、この木だったといわれています。

そこから道は水辺へと下り、水車小屋のそばにある二連アーチの橋を渡ります。終点は、低い梁と暖炉のあるグリーン・ドラゴン・インです。通常のツアーでは、ここで一杯飲んで締めくくるのが恒例となっています。チケットに何が含まれているかは、予約時に確認してください。

道中で目にする主な見どころは次のとおりです。

  • 袋小路屋敷(バッグエンド):丘のてっぺんにあります
  • パーティー広場:木とパビリオンがあります
  • 水車小屋と二連アーチの橋:水辺に架かっています
  • グリーン・ドラゴン・イン:最後の立ち寄り先です

ガイドと一緒にホビット庄をめぐる

ホビット村を一人で歩き回ることはできません。見学はすべてガイド付きのグループツアーで、一日中、グループが次々と出発していきます。各スポットで過ごせるのは数分ほどで、すぐに次のグループが後ろからやって来ます。写真はガイドが立ち止まったときに撮りましょう。誰もいないホビット穴を撮ろうとして後ろに残っていると、次のグループの写真に写り込んでしまうだけです。

ここはニュージーランドでも屈指の人気観光地なので、出発前にオンラインで予約しておきましょう。当日行けば空きがあるだろうと期待しても、特にスクールホリデーの時期は残念な結果になりがちです。バスは時間どおりに出発するので、チェックインに余裕を持ってビジターセンターに着くようにしてください。

次のような点を心がけると、見学がより快適になります。

  • 散策路から外れないこと。 庭は手入れが行き届いており、ロープで仕切られた場所もあります。
  • 小道具には触れないこと。 扉や門の写真は撮ってもかまいませんが、ガイドの許可がない限り開けないでください。
  • 気軽に質問すること。 ガイドはどのシーンがどこで撮影されたかを熟知していて、質問されると喜んで答えてくれます。
  • 雨具を用意すること。 ツアーは終始屋外で、ワイカト地方の天気は変わりやすいです。

カフェやギフトショップでは、カード払いが一般的です。ニュージーランドにはチップの習慣がないため、ガイドにチップを渡す必要はありません。もちろん、渡せば喜んで受け取ってもらえます。

訪れる季節を選ぶ

セットは一年中、人が暮らしているような姿に保たれていますが、季節によって見える景色は変わります。春から夏にかけては菜園や花壇が最も充実し、丘も鮮やかな緑に染まります。冬は道路が比較的すいていますが、日差しが弱く、草が濡れていたり足元がぬかるんでいたりすることが多くなります。

夜のバンケット体験もあります。グリーン・ドラゴンでのごちそうのあと、ランタンの明かりを頼りに村を歩いて戻るプログラムです。日中のツアーより早く予約が埋まるので、開催日は公式サイトで確認してください。営業時間や出発時刻は時期によって変わるため、一日の計画を立てる前に、公式サイトで当月のスケジュールを確かめておきましょう。

セットの外のマタマタ

多くの人はツアーに参加すると、そのまま車で次の目的地へ向かいます。ですが、周辺で数時間過ごしてみるのもおすすめです。マタマタはカイマイ山脈のふもとにある農業の町で、映画とは関係のない見どころもあります。

  • ワイレレ滝(Wairere Falls): カイマイ山脈の急な山道を登った先にある、北島で最も落差の大きい滝です。町から車で20〜30分ほどです。
  • ファース・タワー歴史博物館(Firth Tower Historical Museum): マタマタの町はずれにあり、1880年代に建てられたコンクリート製の塔の周りに、昔の農場の建物が並んでいます。
  • オパール温泉(Opal Hot Springs): 町のすぐ外にある温泉プールで、滝への山道を歩いて疲れた足を休めるのにぴったりです。
  • メインストリートのカフェ: ロトルアやタウランガへ向かう前に、小さな町のカフェでコーヒーを一杯どうぞ。

ホビット村には、移動やチェックイン、ツアー、ギフトショップでの買い物を含めて半日ほど見ておきましょう。滝まで足を延ばせば、慌ただしくならずに丸一日楽しめます。

よくある質問

ツアーに参加せずにホビット村を見学できますか?

できません。セットに入れるのはガイド付きツアーの参加者だけです。ツアーは501 Buckland Roadのビジターセンターから出発します。町なかにあるマタマタi-SITEから出発するツアーもあります。

ホビット村のツアーの所要時間はどのくらいですか?

通常のツアーは、ビジターセンターからのバス移動を含めておよそ2時間です。チェックインやカフェ、ギフトショップの時間も考えると、半日ほど見ておくと安心です。

オークランドやロトルアからホビット村まではどのくらいかかりますか?

車でオークランドから約2時間、ロトルアから約1時間です。ハミルトンからは1時間ほど、タウランガからなら1時間かかりません。オークランドやロトルアからは日帰りツアーも出ています。

事前予約は必要ですか?

必要です。ホビット村はニュージーランドでも指折りの人気スポットで、特にスクールホリデーの時期はツアーが満席になることがよくあります。出発前にオンラインで予約し、最新の出発時刻を公式サイトで確認しておきましょう。

ホビット穴の中に入ることはできますか?

ほとんどは外観だけの造りで、扉の奥には何もないか、あってもわずかです。遠近法を利用して撮影するため、穴はそれぞれ異なる縮尺で造られています。写真撮影のために開けてもよい扉は、ガイドが教えてくれます。

マタマタ旅行の準備

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