湾岸で迎える金曜日
大会日は2026年11月27日(金)、会場はパサイ市です。平日にあたるため、道路の混み具合から沿道で応援する人の顔ぶれまで、あらゆる面がその影響を受けます。
パサイはマニラ湾の南端に位置する街です。ニノイ・アキノ国際空港やSMモール・オブ・アジア(SM Mall of Asia)の複合施設があり、ロハス大通り(Roxas Boulevard)沿いには平坦な海岸線が長く続いています。埋め立てによって造られた道路は幅が広く、起伏もほとんどありません。マニラ首都圏の長距離レースが繰り返しこの地を舞台に選ぶのはそのためです。
冠スポンサーのパラワンペイ(PalawanPay)は、パラワン・グループが手がける電子ウォレットです。同グループは、フィリピンのほぼすべての町に支店を構えるパラワン質店の運営会社でもあります。
暑さと日差し、そしてパサイのコース
11月下旬は、北東モンスーン「アミハン」がもたらす涼しく乾いた季節にあたります。とはいえ、マニラの「涼しさ」はあくまで熱帯のものです。湿度は高いままで、遮るもののない湾岸道路では、午前の半ばにもなると日差しが厳しくなります。
マニラ首都圏のロードレースが昔から暗いうちに、しばしば日の出よりかなり前にスタートするのはそのためです。ほとんどのランナーは、暑さが本格的になる前にゴールします。パサイのコースで気をつけたい点は次のとおりです。
- 湾から吹く風。 海沿いの区間では、往路が向かい風、復路が追い風になることがあります。
- 日陰の少なさ。 埋め立て地の木々はまだ若く、広々としたアスファルトが続いています。
- 平坦な地形。 ところどころにある高架道路のスロープを除けば上り坂はほとんどなく、ペースを保ちやすいコースです。
正確なコースとスタート地点は、主催者自身が発行するレース資料に記載されています。本ガイドでは、それらの資料に記載のない会場名は挙げていません。
スタートラインへのアクセス
パサイはマニラ首都圏のなかでも、旅行者にとって最もアクセスしやすいエリアです。ニノイ・アキノ国際空港の各ターミナルから湾岸までは車ですぐです。ロハス大通りを南端まで進むと、そのままモール・オブ・アジアとベイシティのエリアに入ります。
この地区には鉄道も通っています。LRT1号線はタフト通り(Taft Avenue)の下を走り、ヒル・プヤット(Gil Puyat)、リベルタッド(Libertad)、エドサ(EDSA)の各駅に停車します。MRT3号線の終点は、エドサ通り沿いのタフト・アベニュー駅です。ただ、夜明け前のスタート時刻に電車ではなかなか間に合いません。そのため、レース当日の朝はグラブかタクシーで移動するランナーがほとんどです。
遠方から参加するランナーは、湾岸のスタート地点まで歩いて行けるよう、モール・オブ・アジアやエンターテインメント・シティ(Entertainment City)周辺のホテルに泊まるのが一般的です。平日のエドサ通りとロハス大通りは日の出を過ぎると一気に混雑するので、ゴール後に車で帰る人はその点を念頭に置いておくとよいでしょう。
マニラ流レース当日の朝
フィリピンのロードレースには独特の習慣があります。旅行者の目にとまりやすいものを挙げてみます。
- キットの受け取り。 ゼッケンやTシャツは、レース当日の朝ではなく、数日前にショッピングモールやスポーツ用品店で受け取るのが一般的です。
- 支払い。 グラブ、コンビニ、屋台ではジーキャッシュ(GCash)やマヤ(Maya)が使えます。ゴール周辺にはタホやブコ(ココナッツ)の売り子もいるので、少額の現金があると便利です。
- 水分補給。 給水所を利用するだけでなく、自分で電解質ドリンクを持って走るランナーも多くいます。
- 応援。 係員や観客から「ラバン!」(がんばれ)、「カヤ・モ・ヤン!」(君ならできる)と声がかかります。手を振って応えるのがお約束です。
ゴールしたランナーの多くは、モール・オブ・アジアのレストランや、湾沿いの屋台で朝食をとります。屋台の定番は、ガーリックライスに卵と肉を添えたシログの皿です。時間に余裕があれば、モール・オブ・アジアのベイウォークにある防波堤沿いを散策するのもおすすめです。マニラ湾に沈む夕日を眺めるなら、市内屈指のスポットです。
よくある質問
パラワンペイ・トリロジー・マラソン・マニラの開催日はいつですか?
開催日は2026年11月27日(金)、会場はマニラ首都圏のパサイ市です。
パサイのどこが会場ですか?
会場はマニラ湾に面したパサイ市です。正確なスタート地点とコースは、主催者自身のレース資料に記載されています。パサイの大規模なロードレースでは、モール・オブ・アジアやベイシティ地区周辺の平坦な湾岸道路が使われるのが一般的です。
夜明け前のスタートに、ランナーはどうやって向かうのですか?
LRT1号線やMRT3号線では夜明け前のスタート時刻に間に合いにくいため、ほとんどの人がグラブかタクシーを利用します。遠方から参加するランナーの多くは、スタート地点まで歩けるモール・オブ・アジアやエンターテインメント・シティ周辺のホテルに泊まります。
11月下旬の天候はどうですか?
11月下旬は涼しく乾燥したアミハンの季節にあたります。それでも湿度は高く、開けた湾岸道路では午前の半ばには日差しが強くなります。マニラのレースが昔から暗いうちにスタートするのはそのためです。
レース後、近くで楽しめることはありますか?
ランナーはSMモール・オブ・アジアの複合施設や、湾近くのシログの屋台で食事をとるのが定番です。モール・オブ・アジアの防波堤は、散歩をしながら夕日を眺められる人気のスポットです。
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