バルセロナで過ごす、水曜夜のK-POP
2026年11月25日(水)、コリア・スポットライトが再びバルセロナにやって来ます。特定のアーティストのツアー公演ではなく、複数組が出演するショーケースです。韓国のアーティストをヨーロッパの観客や音楽業界に紹介することを目的とした形式になっています。
主催は韓国文化体育観光部で、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)を通じて運営されます。政府が後ろ盾となっていることは、このイベントの形式にも表れています。厳選された出演者が中規模の会場に並び、ファンと盛り上がるだけでなく、アーティストを紹介することにも同じくらい力を入れています。出演者や出演時間、料金の情報は編集部に届いていないため、本ガイドでは扱っていません。
ラズマタズとParal·lel 62
会場は「ラズマタズ(Razzmatazz)(Paral·lel 62)」と発表されていますが、二つの名前はそれぞれ別のエリアを指しています。Paral·lel 62は、パラレル通り(Avinguda del Paral·lel)の62番地にあるホールです。この通りはポブレ・セック(Poble Sec)とサン・アントニ(Sant Antoni)の間を走る、昔ながらの劇場街です。一方、ラズマタズ本体のクラブ施設は、街の反対側にあるポブレノウ(Poblenou)地区にあります。
来場者はチケットに印字された住所を頼りに向かいます。Paral·lel 62と書かれていれば、古いミュージックホールの劇場が建ち並ぶ広い大通りが目的地です。同じ通りを少し歩けば、赤い風車のファサードで知られるエル・モリノ(El Molino)もあります。
チケットと公式情報
出演者や開場時間、チケットの購入先は、KOCCAとコリア・スポットライト事業がそれぞれの公式チャンネルで発表します。本ページに載っていない情報は、そちらで確認してください。K-POP公演では転売チケットの出品がよく見られるため、ファンの多くは主催者が案内する公式販売ページだけを利用しています。
複数組が出演するショーケースには、特定グループのファンに加えて、興味本位で訪れる初心者も集まりやすいものです。単独公演に比べると夜の雰囲気はバラエティに富んでいて、誰がどの曲を知っているかもあまり気にされません。
パラレル通りへの行き方と帰り方
パラレル通りは、バルセロナの中でも地下鉄で特に行きやすい場所です。62番地の近くには、次の駅があります。
- パラレル駅(Paral·lel)(L2・L3):ラケル・メリェール広場(Plaça de Raquel Meller)側にあり、モンジュイックの丘へ上るケーブルカーも発着します
- ポブレ・セック駅(Poble Sec)(L3):大通りを数ブロック先に進んだところにあります
- ドラサネス駅(Drassanes)(L3):ランブラス通り(La Rambla)の下手にあり、旧市街から歩いて来る場合に便利です
数日間滞在する旅行者の多くは、駅の券売機で「T-casual」を購入しています。地下鉄とバスに10回乗れるカードです。平日の地下鉄は深夜0時ごろに運行を終えるため、遅くまで残る人はたいてい夜行バスのニットバス(NitBus)を使うか、パラレル通りでタクシーを拾います。3号線はスリが多いことで知られています。ズボンの後ろポケットに入れたスマートフォンは、あっという間になくなると考えてください。
K-POPショーケースでの客席の雰囲気
バルセロナのK-POPファンの振る舞いは、世界のどこのファンともほとんど変わりません。特定のグループを応援するファンは、たいていそのグループの公式ペンライトを持って来場します。曲のイントロやサビに合わせて声を張り上げる掛け声(ファンチャント)を覚えてくる人も大勢います。知らなくても、周りの人たちが盛り上げてくれるので心配はいりません。
次のような習慣を知っておくと、より快適に過ごせます。
- スタンディングエリアは前方から埋まっていきます。 最前列の柵を狙うファンは、開場のかなり前から並ぶのが普通です。
- ファンが手作りした配布物が、手から手へと回ってきます。 トレーディングカードやステッカー、スローガンを印刷した紙などです。受け取るのは構いませんが、ひと言お礼を伝えるのがマナーです。
- バルセロナの会場やバルでは、カード払いやタッチ決済が一般的です。 現金が必要になることはほとんどありません。
- バーでカタルーニャ語やスペイン語を少し使うと喜ばれます。 「ボナ・ニット」は「おやすみなさい」、「グラシエス」は「ありがとう」という意味です。
スマートフォンを高く掲げて曲を丸ごと撮影すると、後ろの人の視界を遮ってしまいます。撮影のルールは会場ごとに決められていることが多く、スタッフが注意しています。
開演前後はポブレ・セックで
バルセロナは夕食の時間が遅い街で、ショーケースの夜もそれに合わせて過ごすことになります。夜9時の夕食でも、ここでは早いほうです。大通りの裏手からモンジュイックの丘へと上っていくポブレ・セック地区は、開演前や終演後に食事をする来場者が多く集まるエリアです。
- ブライ通り(Carrer de Blai):ピンチョス・バルが並ぶ歩行者天国です。パンにのった小皿料理は、刺さった爪楊枝の数で会計します
- サン・アントニ市場(Mercat de Sant Antoni):北へ少し歩いたところにある、鉄とガラスでできた市場です。改修を終えた建物は、昼間の散策にぴったりです
- モンジュイック(Montjuïc):パラレル駅からケーブルカーで上れます。夜の公演前に、ジョアン・ミロ美術館(Fundació Joan Miró)を訪れたり、街の眺めを楽しんだりできます
11月下旬の夜は、寒いというより涼しい程度です。混み合って暖かくなった会場で着る服の上に、薄手のジャケットを1枚はおれば、たいていは十分です。
よくある質問
コリア・スポットライト・バルセロナ2026はいつ開催されますか?
2026年11月25日(水)に開催されます。開場時間や各出演者の出演時間は、主催者であるKOCCAのコリア・スポットライト事業が公式チャンネルで発表します。
会場はどこですか?
会場はラズマタズ(Paral·lel 62)と発表されています。Paral·lel 62はパラレル通り(Avinguda del Paral·lel)の62番地にあり、地下鉄のパラレル駅(L2/L3)とポブレ・セック駅(L3)が最寄りです。ラズマタズの本館クラブはポブレノウ地区にあるため、来場者はチケットに印字された住所を目印にしています。
コリア・スポットライトの主催者はどこですか?
韓国文化体育観光部が韓国コンテンツ振興院(KOCCA)を通じて主催するK-POPショーケースです。
終演後はどうやって帰ればよいですか?
平日のバルセロナの地下鉄は深夜0時ごろに終電となります。そのため、遅くまで楽しんだ人の多くは、ニットバス(NitBus)と呼ばれる夜行バスを使うか、パラレル通りでタクシーを拾って帰っています。
近くで食事ができる場所はありますか?
通りのすぐ裏手、ポブレ・セック地区のブライ通り(Carrer de Blai)は、ピンチョス・バルが軒を連ねる歩行者天国です。バルセロナの夕食は時間が遅いので、終演後に食事をするのもごく普通のことです。
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