ライブデータで事実確認 · 2026年10月2日

イベント 北京

北京マラソン:開催日・エントリー・会場ガイド(北京)

このガイドの作り方

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北京マラソン(北京、中国)
Photo: JonParry / flickr (BY)

天安門の前を通る道路は、北京でも指折りの広さを誇ります。秋のある朝だけは、その道を車ではなくランナーが埋め尽くします。天安門広場の脇を東西に貫く長安街は10車線のアスファルト道路で、片側には毛沢東の肖像画が掲げられ、反対側には広場の国旗掲揚台がそびえています。北京マラソンのランナーたちが例年スタートラインに並ぶのが、まさにこの場所です。

2026年大会は2026年10月18日(日)の開催が発表されています。このガイドでは、大会の概要と一般的なエントリーの流れ、そして観戦のポイントをご紹介します。

1981年から続く伝統の大会

北京マラソンはアジアでも有数の歴史を持つ都市型マラソンで、1981年に第1回が開催されました。中国語では「北京马拉松(ベイジン・マーラーソン)」と呼ばれ、ランナーの間では略して「北马(ベイマー)」と親しまれています。

国際的にも主要なロードレースのひとつで、海外から招かれたエリート選手と数万人の市民ランナーが同じスタートラインに立ちます。長年ハーフマラソンも併催されていましたが、近年はフルマラソンのみの大会となっています。その年にどの種目が実施されるかは、公式サイトでご確認ください。

  • 開催日:2026年10月18日(日)(発表済み)
  • 種目:フルマラソン(ほかの種目の有無は要確認)
  • スタート:例年、天安門広場・長安街
  • ゴール:例年、朝陽区のオリンピック公園エリア

天安門から「鳥の巣」へ

コースは、政治の中心である都心部から、オリンピック施設が集まる北部へと向かいます。近年の大会では、天安門から長安街を西へ進んだあと北へ折れ、大学やIT企業のキャンパスが立ち並ぶ海淀区を抜けていきます。終盤は朝陽区に入り、オリンピック公園の近くでゴールを迎えます。

ゴール地点のすぐそばには、2008年オリンピックの会場が並んでいます。「鳥の巣」の愛称で知られる国家体育場は、鉄骨を格子状に編み上げた外観が特徴です。「ウォーターキューブ」こと国家水泳センターは、泡のような模様のパネルで全体が覆われています。なお、細かなルートは年によって変わることがあります。ここでの説明はあくまで概要とし、最終的には公式のコースマップに従ってください。

ナンバーカードを手に入れるには

ほとんどの年は、お金を払えば出走できるというわけではありません。エントリーは抽選が基本です。決められた期間内にオンラインで登録し、応募者の中から当選者が選ばれます。外国人ランナーはパスポート情報で申し込み、ナンバーカードの受け取り時にも同じパスポートの提示を求められると考えておきましょう。

参加費やエントリー期間、参加資格、海外ランナー向けの出走枠については、毎年内容が変わるためここでは触れません。いずれも北京マラソンの公式サイトで発表されます。日程やエントリーについては公式サイトで確認し、転売業者からナンバーカードを買うのはやめましょう。ナンバーカードは登録したランナー本人の身元にひも付けられています。

長安街に響く「加油(ジャーヨウ)」

沿道での観戦は無料で、どなたでも楽しめます。覚えておくと便利な言葉が「加油(ジャーヨウ)」です。直訳すると「油を足せ」という意味で、中国ではあらゆる場面で使われる応援の掛け声です。沿道の観客は先頭集団だけでなく、目の前を通るすべてのランナーにこの声援を送ります。

いちばん観戦しにくいのは天安門です。広場周辺に入るには、普段から身分証の確認や手荷物検査のあるセキュリティチェックを通らなければなりません。外国人の場合はコピーではなくパスポートの原本が必要です。レース当日の朝はスタート周辺の規制がさらに厳しくなります。そのため多くの観客は、コースの先のほうか、ゆったり立って見られるオリンピック公園近くのゴール付近へ向かいます。

レース当日の移動

レース当日の朝は交通規制により、北京の中心部から北部にかけて広い範囲が通行止めになります。タクシーや配車サービスの車は渋滞に巻き込まれたり、迂回を余儀なくされたりします。確実に移動するなら地下鉄がおすすめです。

  • スタート付近:天安門東駅・天安門西駅(いずれも1号線)
  • ゴール付近:奥林匹克公園(オリンピック公園)駅・奥体中心(オリンピックスポーツセンター)駅(いずれも8号線)
  • セキュリティ:北京の地下鉄はすべての駅の入口で手荷物検査があるため、時間に余裕を持ちましょう

当日の朝は、コース近くの駅で一部の出口が閉鎖されることがあります。出かける前に駅の案内や大会の公式情報を確認してください。出場するランナーは、かなり早めにスタート地点へ着くよう計画しましょう。これだけの参加者がいると、セキュリティチェックにも時間がかかります。

支払い・食事・そのほかの実用情報

北京ではモバイル決済が主流です。アリペイ(支付宝)とウィーチャットペイ(微信支付)はどちらも、海外からの旅行者が自国の銀行カードを登録できます。出発前に設定しておけば、レース後の食事や地下鉄の切符もずっと手軽に買えます。念のため現金も少し持っておくと安心ですが、コース近くの小さな露店ではモバイル決済しか使えないこともあります。

10月中旬は、北京で一年のうちでも特に過ごしやすい時期とされています。夏の暑さが去り、冬の寒さが訪れる前の季節です。朝は肌寒いことがあるため、スタート時には捨ててもよい上着を羽織るランナーが多く見られます。大気の状態は日によって変わります。レース前の数日間、大気質指数のアプリをチェックするランナーも少なくありません。

ゴール後も北京を楽しむ

レース後の体を休めるなら、オリンピック公園がぴったりです。長く平坦な歩行者専用の大通りで、片側には「鳥の巣」と「ウォーターキューブ」が並んでいます。その北にはオリンピック森林公園があり、広い遊歩道や湖もあるので、脚に余裕があればのんびり散策してみてください。

数日滞在するなら、スタート地点の周辺から旧市街へ足を延ばせます。天安門のすぐ北には故宮(紫禁城)があり、見学には少なくとも半日はかかります。その裏手にある景山公園の丘からは、宮殿の屋根が連なる景色を一望できます。南鑼鼓巷や后海周辺の胡同(フートン)へも地下鉄ですぐなので、夕方の散歩にぴったりです。

故宮はパスポートを使った事前予約制なので、チケットは公式の窓口から早めに予約しておきましょう。

よくある質問

2026年の北京マラソンはいつ開催されますか?

2026年10月18日(日)の開催が発表されています。正確な日程とスタート時刻は、旅行を予約する前に北京マラソンの公式サイトでご確認ください。

北京マラソンのスタートとゴールはどこですか?

例年、長安街に面した天安門広場をスタートし、朝陽区のオリンピック公園付近にゴールしています。その年のルートは公式のコースマップでご確認ください。

北京マラソンの出走枠はどうすれば得られますか?

決められた登録期間中にオンラインで申し込み、抽選で決まるのが一般的です。外国人ランナーはパスポート情報で登録し、ナンバーカード受け取りの際にも同じパスポートを提示します。エントリー規定と参加費は公式サイトで発表されます。

レース観戦に便利な地下鉄駅はどこですか?

スタート付近なら1号線の天安門東駅か天安門西駅が便利ですが、セキュリティチェックや立ち入り制限があるものと考えておいてください。ゴール付近なら8号線の奥林匹克公園(オリンピック公園)駅か奥体中心(オリンピックスポーツセンター)駅を利用します。レース当日の朝は一部の出口が閉鎖されることがあります。

ゴール付近には何がありますか?

ゴールエリアのすぐ横に「鳥の巣」(国家体育場)と「ウォーターキューブ」(国家水泳センター)があります。すぐ北側にはオリンピック森林公園が広がっています。

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