コリエンテス通りで過ごす水曜の夜
今回は平日の公演です。XLOVの2026年LATAM Tour IIのブエノスアイレス公演は11月25日(水)で、会場はC Art Mediaです。コリエンテス通り沿いのライブ会場で、場所は劇場街を抜けた先にあたります。このあたりから通りはチャカリータ(Chacarita)とビジャ・クレスポ(Villa Crespo)を通っていきます。
夕食の時間が遅いことで知られる街で、仕事のある平日の夜に開かれる公演ということになります。日が暮れてからもコリエンテス通りにはバスが走り、帰宅途中の人も行き交います。そのため会場の入口前では、ファンの列と普段の平日の人の流れが入り混じります。水曜の夜は、授業や仕事を終えてそのまま駆けつける学生や若い社会人で会場が埋まることが多いです。
XLOVとは
XLOVは多国籍のK-POPグループです。メンバーの出身国はひとつではなく、アジアと南北アメリカの両方にファンを抱えています。ラテンアメリカを回るツアーは今回が2度目で、タイトルの「II」はそれを表しています。
ブエノスアイレスは、南米でも指折りの熱心なK-POPファンがいる街です。スタジアムを埋める大物から中規模のホールに立つ新進グループまで、知名度を問わずさまざまなグループがここで公演を行います。今回のような公演には、掛け声をすべて覚えている筋金入りのファンが集まります。友人の付き添いで来て、帰る頃にはすっかりファンになっている人も少なくありません。
C Art Mediaと周辺の街並み
C Art Mediaはチャカリータ地区のコリエンテス通り沿いにあり、ビジャ・クレスポとの境界のすぐそばに位置しています。コリエンテス通りもこのあたりまで来ると低い建物が中心になります。自動車修理工場やピザ店、冷たい飲み物やアルファホールを売る売店、集合住宅が並んでいます。観光客向けの繁華街ではなく、地元の人が暮らす界隈です。
入場待ちの列に並ぶと、目の前には市内でも有数の長さを誇る大通りが延びています。この通りは中心部からチャカリータ墓地までまっすぐ続いています。数ブロック東にはドレーゴの交差点があります。数ブロック西では、チャカリータの鉄道ターミナルのそばでコリエンテス通りがフェデリコ・ラクローセ通り(Avenida Federico Lacroze)と交わります。
スブテB線でのアクセス
会場へはスブテを使うのがいちばん簡単です。B線はコリエンテス通りの地下を端から端まで走っていて、会場の最寄りはドレーゴ(Dorrego)駅です。駅からは通り沿いに少し歩くだけで着きます。ひとつ先のフェデリコ・ラクローセ(Federico Lacroze)駅も利用しやすく、近郊鉄道のウルキサ線に乗り換えられます。
乗車時に役立つポイントは次のとおりです。
- スブテと市内バスの運賃は、チャージ式のSUBEカードで支払います。カードの購入やチャージは売店や駅でできます。
- B線は中心部のカルロス・ペジェグリーニ(Carlos Pellegrini)駅でC線・D線に乗り換えられます。H線とはコリエンテス駅で交差しています。
- コリエンテス通りには多くのコレクティーボ(路線バス)が走っているので、スブテの運行が終わった夜も頼りになります。
- 配車アプリは市内全域で使えます。ただし終演後は通り沿いの乗車場所が混み合います。
車を持たない旅行者は、パレルモ(Palermo)かビジャ・クレスポに泊まることが多いです。どちらもタクシーやバスですぐの距離で、夜遅くまで開いている店がたくさんあります。
ジャカランダの季節
11月下旬のブエノスアイレスは晩春にあたります。ちょうどジャカランダが見頃を迎える時期です。この街路樹は11月を通して街じゅうで淡い紫の花を咲かせ、パレルモや多くの大通りでは散った花びらが歩道を覆います。
この時期の夜はたいてい穏やかで暖かく、日も長いです。とはいえ春の嵐は急にやって来るもので、突然の土砂降りも珍しくありません。この季節に会場の外で何時間も並ぶファンは、水と薄手の上着、それに横断幕を濡らさないためのものを持参することが多いです。
ブエノスアイレスのK-POP公演の入場列事情
アルゼンチンのK-POPファンは、入場列をとても大切にしています。自由席の公演では、熱心なファンが開場の何時間も前から並ぶことがよくあります。番号付きのリストを作り、ファン同士で列を管理することもあります。あとから来た人もこの順番を守るのが暗黙の決まりで、割り込みは本気のもめ事になります。
当日はファンプロジェクトも大きな楽しみのひとつです。列ではボランティアのファンが、印刷したスローガンや横断幕、ちょっとしたプレゼントを配ります。費用はファンクラブが出していることが多いです。決まったタイミングで全員にボードを掲げてもらったり、特定のフレーズを歌ってもらったりする企画もあります。参加は無料で、一緒に加わるのが周りに溶け込むいちばんの近道です。
ほかにも、地元ならではの習慣がいくつかあります。
- ファン同士は、列で初めて会った相手とでも頬にキスを一度して挨拶します。
- グッズ売り場ではたいていペソの現金が使えます。メルカド・パゴ(Mercado Pago)などのアプリによるQR決済に対応している売り場も多いです。
- 掛け声は韓国語ですが、ファン同士の会話はスペイン語です。「ドンデ・テルミナ・ラ・フィラ?(列の最後尾はどこですか)」と尋ねれば、最後尾まで案内してもらえます。
- 公式ペンライトをよく見かけます。スペイン語や韓国語で書かれた手作りのボードも同じくらいよく目にします。
ドレーゴ周辺で過ごす開演前と終演後
会場の周辺はグルメにも恵まれています。コリエンテス通りは昔ながらのピザ店が集まる通りとして知られています。たいていの店で厚い生地のピザを一切れ単位でも一枚丸ごとでも注文でき、ひよこ豆の薄焼きファイナを上にのせて食べるのが定番です。ポルテーニョ(ブエノスアイレスっ子)は夕食が遅いので、終演後に観客が出てくる頃も多くの店の厨房はまだ忙しく動いています。
日中なら、ドレーゴ通りとアルバレス・トーマス通りの交差点にある屋内の蚤の市メルカド・デ・プルガス(Mercado de Pulgas)がおすすめです。古い家具やランプ、ヴィンテージの雑貨がぎっしり並び、会場から歩いて行ける距離にあります。コリエンテス通りの西端には広大なチャカリータ墓地(Cementerio de la Chacarita)があります。墓所が並ぶ長い通りが続き、タンゴ歌手カルロス・ガルデルの記念碑もあります。
数ブロック北からはパレルモ・ハリウッド(Palermo Hollywood)が始まります。暖かい11月の夜には、終演後の観客の多くがここのバーやレストランに流れていきます。
よくある質問
XLOV LATAM Tour IIのブエノスアイレス公演の日程と会場は?
公演日は2026年11月25日(水)で、会場はブエノスアイレスのチャカリータ地区、コリエンテス通り沿いにあるC Art Mediaです。公演日、会場、チケットのリンクはツアー主催者が公式チャンネルで公開しています。
C Art Mediaへ公共交通機関で行くには?
コリエンテス通りの地下を走るスブテB線でドレーゴ(Dorrego)駅まで行き、通り沿いに少し歩くと到着します。ひとつ先のフェデリコ・ラクローセ(Federico Lacroze)駅も利用できます。運賃の支払いにはチャージ式のSUBEカードを使います。コリエンテス通りには路線バスも数多く走っています。
11月下旬のブエノスアイレスの天気は?
晩春にあたり、たいていは穏やかから暖かい気候で、日も長いです。ジャカランダの花も見頃を迎えます。春の嵐が急にやって来ることもあるため、屋外で列に並ぶファンは薄手の上着と水を持参することが多いです。
ブエノスアイレスのK-POP公演の入場列はどんな様子?
自由席の公演では、熱心なファンが開場の何時間も前から並ぶことがよくあり、番号付きのリストを作ってファン同士で列を管理することもあります。横断幕や揃った掛け声などのファンプロジェクトもよく見られます。列の順番を守ることが大切です。
会場の近くで楽しめるスポットは?
ドレーゴ通りの蚤の市メルカド・デ・プルガス(Mercado de Pulgas)とチャカリータ墓地(Cementerio de la Chacarita)は、どちらも会場のすぐ近くにあります。コリエンテス通り沿いのピザ店は夜遅くまで夕食を出しています。数ブロック北にはパレルモ・ハリウッドのバー街もあります。
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