広場を離れて、通りの先へ
クスコでの買い物は、たいてい大聖堂が見える範囲で済んでしまいます。ところがこの市場は、そこからずっと先のAv. El Sol 1226にあります。歴史地区からワンチャック(Wanchaq)方面へまっすぐ長く延びるエル・ソル通りの、終わりのほうです。
ここまで歩いてくる観光客はあまりいません。そのため、アルマス広場周辺やサン・ペドロ市場の露店に比べると人出は少なめです。わざわざ足を運ぶ価値があるのは、まさにこの点です。後ろから人波に押されることなく、品物を手に取ったり、質問したり、店ごとに見比べたりできます。
並んでいる品物
ここは民芸品市場なので、一軒の店ではなく、たくさんの露店が列をなしています。品ぞろえはクスコの定番ばかりです。
- アルパカやウールのセーター、マフラー、ポンチョ、チューヨ(アンデス地方のニット帽)
- 織物、ブランケット、テーブルランナー
- 陶器や小さな木彫り
- インカの文様をあしらったアクセサリー、バッグ、おみやげ
品ぞろえも品質も店によってまちまちです。最初に入った店ではすぐに買わず、比べるときの目安にするとよいでしょう。
露店での値段交渉
クスコの民芸品市場では値切るのが当たり前で、感じよくやりとりするのも買い物の楽しみのうちです。支払いはペルー・ソルで行います。露店では高額紙幣のおつりがないこともよくあるので、小額紙幣を用意しておきましょう。
- 素材ははっきり尋ねましょう。 「これはいいもの?」と漠然と聞くより、「¿Es alpaca o acrílico?」(アルパカですか、アクリルですか?)と聞くほうが、率直な答えが返ってきやすくなります。「ベビーアルパカ」と混紡品とでは、値段が大きく違います。
- 興味を見せる前に値段を聞きましょう。 ここでは値札を出している店が少なく、最初に言われる金額が交渉のスタートになります。
- 同じ店でまとめ買いしましょう。 何点かまとめて買うのが、値引きしてもらういちばん簡単な方法です。
- にこやかに接しましょう。 買わずに立ち去るときも、笑顔で*「グラシアス(ありがとう)」*と言えば十分です。断られて気を悪くする店主はいません。
- 写真について: 店主や商品を撮るときは、先にひと声かけましょう。
クスコ観光の予定に組み込むには
現在、市場は毎日午前8時〜午後8時に営業しているので、ほかの観光の前にも後にも立ち寄れます。いちばん組み合わせやすいのはコリカンチャです。サント・ドミンゴ修道院の下に残るインカの太陽の神殿で、エル・ソル通りを少し上ったところにあるため、市場へ下っていく途中で前を通ります。
滞在時間は、買い物にどれだけ本腰を入れるかにもよりますが、45分〜1時間半ほど見ておきましょう。クスコは標高約3,400メートルの町だということも忘れないでください。行きの下り坂は楽ですが、荷物をたくさん抱えて中心部まで上って戻るのは、なかなか骨が折れます。まだ高地に体が慣れていないなら、帰りはタクシーを使いましょう。
日帰り旅行に出かける前に立ち寄るのにも、便利な場所です。エル・ソル通りの下手は空港のある方面へ向かう途中にあたるので、ここに寄ってもさほど時間はかかりません。
よくある質問
クスコ民芸品市場はどこにありますか?
Av. El Sol 1226にあります。エル・ソル通りをワンチャック方面へ下りきるあたりです。アルマス広場からは下り坂を歩いて15〜20分ほどで、途中でコリカンチャの前を通ります。
営業時間を教えてください。
現在は毎日午前8時〜午後8時に営業しています。営業時間は変わることがあるので、そのためだけに出かける場合は事前に確認しておきましょう。
市場で値段交渉はできますか?
できます。クスコの民芸品の露店では、値切るのはごく普通のことです。支払いはソルで行い、小額紙幣を持っていきましょう。交渉に入る前に、アルパカ製かアクリル製かを確かめておくのがおすすめです。
どのくらいの時間を見ておけばよいですか?
45分〜1時間半ほどが目安です。中心部まで上り坂を歩いて戻るなら、その時間も考えておきましょう。高地の影響がまだ残っているようなら、帰りはタクシーを使うと安心です。
アルマス広場近くの市場より混んでいますか?
たいていはこちらのほうが空いています。エル・ソル通りをかなり下った場所にあるので、歩いてくる観光客が少ないのです。そのため、自分のペースで店を見て回り、じっくり比べられます。
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