ライブデータで事実確認 · 2026年10月28日

穴場 ハンブルク

フィッシュマルクト:ハンブルク旅行ガイド(4.5★)

このガイドの作り方

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フィッシュマルクト(ハンブルク、ドイツ)
Photo: Dietmar Rabich / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

街が目覚める前の日曜日

朝5時、エルベ川へ下る坂のふもとの石畳は、もう人であふれています。岸壁に集まるのは2種類の人たちです。これから日曜日を始める人と、数本上の通りにあるレーパーバーン(Reeperbahn)で土曜の夜遊びをまだ終えていない人です。ハンブルクでは1703年から、この場所で日曜の市が開かれてきました。朝が早いのはその歴史の名残です。かつては教会の礼拝が始まる前に市を終える必要がありました。

屋台が並ぶのは、アルトナ(Altona)とザンクト・パウリ(St. Pauli)の境にあたる川沿いの Fischmarkt 2 です。売られているのは魚だけではありません。鉢植えや果物、チーズ、ソーセージ、日用の雑貨まで、さまざまな品が見つかります。その向こうのエルベ川には、コンテナ船が静かに行き交っています。

食べたいもの、見たいもの

ここへ来る一番の目的は、フィッシュブレートヒェン(Fischbrötchen)です。柔らかい白パンに魚をたっぷり挟んだもので、立ったまま食べるのが定番です。おもな具はこちらです。

  • ビスマルクヘリング(Bismarckhering):玉ねぎを添えたニシンの酢漬け
  • マティエス(Matjes):若いニシンを塩漬けにした、まろやかな味わいのもの
  • バックフィッシュ(Backfisch):衣をつけて揚げた白身魚
  • クラッベン(Krabben):北海でとれる小さな茶色い小エビ
  • ロイヒャーアール(Räucheraal):ウナギの燻製で、丸ごと1本で売られていることもよくあります

見どころは、マルクトシュライアー(Marktschreier)と呼ばれる呼び込みの売り手たちです。トラックの荷台に立って威勢よく口上をまくし立て、誰かが買うまで果物やウナギを1つの袋にどんどん詰め込んでいきます。声の大きい売り手ほど人だかりができます。からかいの掛け合いも、この市場のお楽しみのひとつです。

1896年に建てられた赤レンガの魚の競り場、フィッシュアウクツィオンスハレ(Fischauktionshalle)にもぜひ入ってみてください。鉄とガラスで組まれた館内では、現在は日曜のブランチが楽しめます。外で市場がにぎわう間も、ステージでは生演奏が続いています。冷え込む朝には、体を温めに立ち寄る人も多くいます。

市場を上手に楽しむコツ

朝は早く、売り手の声は大きい市場です。その勢いについていくためのポイントをまとめました。

  • 現金を持参しましょう。 紙幣と硬貨しか受け付けない屋台がたくさんあります。値段は屋台ごとにチョークで書かれているか、売り手が声で知らせます。
  • 早めに到着しましょう。 最後の1時間になると、売り手はトラックに荷物を積み込み始めます。6〜7時ごろなら、終わり間際のあわただしさもなく、市場をまるごと楽しめます。
  • 呼び込みの袋には手を挙げて応えましょう。 売り手が袋をいっぱいにして値段を叫んだら、手を挙げるのが合図です。値切りは通用しませんが、言い返して掛け合うのは大歓迎です。
  • 歩きながら食べましょう。 フィッシュブレートヒェンは屋台の軽食です。地元の人は川に面した岸壁に腰かけて食べています。
  • 水位に気をつけましょう。 エルベ川では高潮で市場の低い場所が水につかることがあります。荒天の週末は、出かける前にハンブルク市の公式発表を確認してください。
  • クラブ帰りの集団にも出会います。 夜遊び帰りの人たちも、この市場の風景の一部です。たいていは陽気ですが、人混みでは手荷物から目を離さないようにしましょう。

アクセスとその後の過ごし方

日曜の早朝しか開いていないので、それに合わせて予定を組みましょう。グーグルでは現在、日曜5:00〜9:30 AMと案内されています。例年、冬は夏より開始時刻が遅くなっているので、その月の営業時間はハンブルク市の公式サイトで確認してください。

  • Sバーン: レーパーバーン駅(Reeperbahn)またはケーニッヒ通り駅(Königstraße)で下車します。どちらの駅からも、坂を下って川辺まで徒歩約10分です。
  • Uバーン: U3のランドゥングスブリュッケン駅(Landungsbrücken)で下車し、エルベ川沿いの遊歩道を西へ15分ほど歩きます。
  • フェリー: HADAGの62番線がアルトナ(フィッシュマルクト)桟橋に停まります。公共交通機関の乗車券で乗れて、港の景色も眺められます。

市場を歩き、パンを食べ、競り場をのぞくなら2時間で十分です。そのあとは、東へ歩いてランドゥングスブリュッケンの桟橋や旧エルベトンネルへ向かうのもいいですし、西へ進んでエーフェルゲンネ(Övelgönne)の川辺のビーチを歩くのもいいでしょう。どちらも日曜の朝はひっそりとしていて、にぎやかな市場との違いが楽しめます。

よくある質問

ハンブルクのフィッシュマルクトはいつ開いていますか?

開いているのは日曜日だけです。現在の営業は5:00〜9:30 AMで、月曜から土曜はお休みです。例年、冬は夏より開始時刻が遅くなっているので、その月の営業時間はハンブルク市の公式サイトで確認してください。

公共交通機関ではどう行けばいいですか?

Sバーンでレーパーバーン駅(Reeperbahn)かケーニッヒ通り駅(Königstraße)まで行き、坂を10分ほど下ります。U3でランドゥングスブリュッケン駅(Landungsbrücken)まで行き、エルベ川沿いを西へ15分歩く方法もあります。HADAGのフェリー62番線もアルトナ(フィッシュマルクト)桟橋に停まります。

何を食べるのがおすすめですか?

パンに魚を挟んだフィッシュブレートヒェン(Fischbrötchen)です。具はビスマルクヘリング、マティエス、バックフィッシュ、北海の小エビから選べます。おみやげには、昔ながらのウナギの燻製が定番です。

どのくらいの時間を見ておけばいいですか?

2時間ほどです。屋台めぐりやフィッシュブレートヒェン、呼び込みの売り手たちの口上を楽しみ、1896年建造のフィッシュアウクツィオンスハレをのぞくのに十分な時間です。

市場のあとに近くで立ち寄れる場所はありますか?

東へ歩けばランドゥングスブリュッケンの桟橋や旧エルベトンネルがあります。西へ川沿いを進めば、エーフェルゲンネのビーチに出られます。レーパーバーンも坂を数分上った先です。

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