グエンズー通りで過ごすスーパー100の1週間
選手のプレーを間近で見られるのが、この大会の魅力です。ベトナムオープンは、世界バドミントン連盟(BWF)が主催するワールドツアーのうち、入門クラスにあたるスーパー100の大会です。このクラスでは、若手が世界ランキングのポイントを稼ぎ、実績のある選手が調子を確かめます。
2026年大会は第21回目です。会場のグエンズー・クラブ(Nguyen Du Club)は、市の中心である1区のグエンズー通りにあるスポーツクラブです。出場選手の大半はアジア勢です。中国、韓国、日本、台湾から選手とサポーターが集まり、ベトナムの選手が出れば地元の観客も大いに盛り上がります。
大会期間中の流れ
スーパー100の大会は、決まった形式で進みます。行われる種目は次の5つです。
- 男子シングルス
- 女子シングルス
- 男子ダブルス
- 女子ダブルス
- 混合ダブルス
序盤の数日は試合がぎっしり組まれています。予選や1回戦は複数のコートで同時に進むことが多く、目の前のラリーを見ているあいだにも、後ろのコートの打球音が聞こえてきます。勝ち残る選手は日ごとに絞られ、最終週末の準決勝と決勝は1面のコートだけで行われます。
常連のファンには、序盤のラウンドがいちばんお得だという声が多く聞かれます。出場者が絞られる前なので、試合数も出場国も多く、番狂わせに出会える機会も増えるからです。2026年の日程は、公認大会をすべて掲載しているBWFワールドツアーのカレンダーで確認できます。過去の大会はおもに9月に開かれてきました。
グエンズー・クラブへのアクセス
クラブは1区にあるので、簡単に行けます。グエンズー通りとカックマンタンタム通り(Cach Mang Thang Tam)の交差点の近くで、すぐ隣がタオダン公園です。ベンタイン市場や統一会堂(独立宮殿)へも、どちらも歩いてすぐです。
メトロ1号線のベンタイン駅からクラブまでは、徒歩15分ほどです。ただ、多くの来場者はGrabを使います。車のほか、バイクタクシー(GrabBike)も選べます。乗る前にアプリで運賃が表示されるので、値段交渉は必要ありません。1区やベンタイン周辺のホテルに泊まれば、会場まで歩いて行けます。
9月はホーチミン市の雨季です。午後になると激しいスコールがよく降りますが、たいていは1時間もしないうちにやみます。セッションのあいだに移動するファンは、店先の日よけの下で雨宿りをしてから車をつかまえるのが一般的です。
バドミントン会場での観戦マナー
バドミントンの観戦には独特のルールがあります。シャトルは軽く、選手はその音を聞き取らなければなりません。そのためラリー中は会場が静まり返り、歓声が上がるのはポイントが決まったときです。
観戦に慣れたファンは、ふだん次のことを心がけています。
- ラリー中は席を立たず、移動するのはポイント間かチェンジエンドのときだけにする
- 速いシャトルを追う選手の集中を乱しかねないため、カメラのフラッシュは使わない
- いちばん大きな声援はラリーが終わるまでとっておく。地元選手には、ベトナムのファンが「ベトナム!」(Việt Nam!)とコールを送ります
- 静かなコートでは着信音がはっきり響くので、携帯電話はマナーモードにしておく
大会のベトナム語名は「Giải Cầu lông Việt Nam Mở rộng」です。運転手に行き先を伝えるときや、現地のスポーツニュースを読むときに役立ちます。周辺の屋台や小さな食堂はほとんどが現金のみで、支払いはベトナムドンです。一方、Grabや大きめのレストランではカードやアプリ決済が使えます。
チケットと入場
入場方法と料金は、大会ごとに主催者が決めています。手元の情報には金額が載っていないため、このガイドでは料金を記載していません。スーパー100の入場の仕組みは、大きなアリーナで開かれるスーパー1000とは異なります。会場の雰囲気も、スタジアムでのショーというより、クラブ選手権に近いものです。
観客の多くは、序盤のセッションで試合をたくさん楽しみ、決勝の日に優勝の瞬間を見届けるという過ごし方をしています。クラブの会場は大きなアリーナに比べて座席数が限られています。そのため、最後の2日間がもっとも人気を集めます。
試合の合間に1区を歩く
試合と試合のあいだには、街を見て回れるだけの時間があります。クラブの立地のおかげで、散策も手軽です。
- タオダン公園:会場のすぐ隣にある木陰の散歩道。朝は体を動かす地元の人たちでにぎわいます
- ベンタイン市場:食べ物や布地、おみやげの屋台が並ぶ屋根付きの市場。歩いて数分です
- 統一会堂:1960年代に建てられたモダニズム建築の大統領官邸。ここも徒歩圏内です
- ファングーラオ通りとブイビエン通り:バックパッカー街で、手ごろなフォーやバインミーの店が軒を連ねます
2〜3日滞在すれば、決勝トーナメントを観戦しながら、街の見どころもひととおり楽しめます。決勝の日だけ訪れるファンは、試合が始まる前の午前中に統一会堂や市場へ足を運ぶことがよくあります。
よくある質問
バドミントンのベトナムオープンはどこで開かれますか?
2026年大会の会場は、ホーチミン市1区のグエンズー通りにあるグエンズー・クラブです。タオダン公園に隣接しており、ベンタイン市場へも歩いてすぐです。
ベトナムオープンはいつ開催されますか?
2026年に開催されます。正確な日程は、BWFワールドツアーのカレンダーか大会主催者で確認してください。過去の大会はおもに9月に行われてきました。9月はホーチミン市の雨季にあたります。
どのレベルの大会ですか?
ワールドツアーの入門クラスにあたる、BWFスーパー100の大会です。種目は男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの5つです。中国、韓国、日本、台湾、ベトナムの選手が出場します。
グエンズー・クラブへはどう行けばよいですか?
多くの来場者は、Grabの車やバイクを使うか、1区のホテルから歩いて向かいます。メトロ1号線のベンタイン駅からは徒歩15分ほどです。
大会観戦には何日くらい必要ですか?
2〜3日あれば、決勝トーナメントから決勝まで観戦できます。試合の合間には、ベンタイン市場やタオダン公園、統一会堂を訪れる時間もとれます。
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