ライブデータで事実確認 · 2026年10月9日

イベント ホーチミン市

テクコムバンク・ホーチミンシティ国際マラソン:開催日・エントリー・会場ガイド(ホーチミン市)

このガイドの作り方

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テクコムバンク・ホーチミンシティ国際マラソン(ホーチミン市、ベトナム)
Photo: Terrazzo from Vernon Hills, IL, USA / Wikimedia Commons (CC BY 2.0)

夜明け前に走り出す街

サイゴンはバイクの街です。スクーターの数はおよそ800万台ともいわれ、通りが空いている時間はほとんどありません。ところがマラソン当日の朝だけは、中心部の大通りがランナーのものになります。それだけでも、この大会は特別な存在です。

第9回テクコムバンク・ホーチミンシティ国際マラソンの開催日は2026年12月6日です。ベトナムで最大規模のランニングイベントですから、スタートエリアの光景も想像がつくでしょう。広い大通りが端から端までゼッケン姿のランナーやペースメーカーで埋め尽くされ、十数か国の言葉で交わされる緊張気味のおしゃべりが響きます。

スタートはレズアン通り

スタート地点はレズアン通りとグエンビンキエム通りの交差点です。1区でもとりわけよく知られた角のひとつです。レズアン通りは並木の続く長い大通りで、統一会堂(独立宮殿)の門からサイゴン動植物園(Thảo Cầm Viên)の方向へ延びています。動植物園の正門はグエンビンキエム通り沿いにあり、スタート地点のすぐ近くです。

スタートエリアの周辺には、次のような名所があります。

  • 統一会堂(独立宮殿):レズアン通りの突き当たりに建つ、1960年代のモダニズム建築の大統領官邸です
  • サイゴン大教会(聖母マリア大聖堂):パリ広場に建つ赤レンガの大聖堂で、レズアン通りから歩いてすぐです
  • サイゴン中央郵便局:大聖堂のすぐ隣に建つ、フランス植民地時代の建物です
  • サイゴン動植物園:東南アジアでも屈指の歴史を持つ動物園で、グエンビンキエム通り側にあります

詳しいコースマップは大会公式サイトで公開されています。各種目のルートがこれらの名所をどう結んでいるかも、そこで確認できます。

レズアン通りで暑さとの勝負

この大会では、時間帯の選び方がすべて気温に左右されます。サイゴンは一年中熱帯の気候です。乾季にあたる12月でも午後は暑く、湿度もなかなか下がりません。そのためベトナム南部の都市マラソンは、日が高くなる前にゴールできるよう、まだ暗いうちにスタートするのが通例です。

レース当日の朝は、まるで夜遊びの帰りのような雰囲気です。ランナーがレズアン通りに集まる頃は、まだ街灯がともっています。ゴールする頃には街のカフェがシャッターを開け始め、通りにも最初のバイクが戻ってきます。

12月は、この街で長距離を走るのにいちばん快適な月です。雨季の雨はたいてい上がっており、朝の気温も一年で最も穏やかになります。それでも涼しい地域から来たランナーにとっては、距離よりも暑さのほうが大きな壁になるのが一般的です。

種目・エントリー・ゼッケン

種目やエントリー区分、申込リンクは大会公式サイトに掲載されています。過去の大会ではフルマラソンのほかに短い距離の種目も用意されていました。そのため参加者には、エリートや本格的な市民ランナーから、初めて大会に出る人や職場の仲間同士のグループまで、幅広い顔ぶれがそろいます。

サイゴンの大規模な大会では、ゼッケンの受け取りは開催前の数日間に行われるレースエキスポでするのが一般的です。海外からのランナーは、少なくとも2、3日前に現地入りすることが多いようです。レースキットを受け取るためでもあり、湿度に体を慣らすためでもあります。参加費はここでは紹介していません。最新の金額は公式エントリーページで確認してください。

街が目覚める前にスタート地点へ

準備のなかでいちばん厄介なのが、スタート地点までの移動です。公共交通機関は、夜明け前に大勢が動くことを想定していません。メトロ1号線(ベンタイン〜スオイティエン)にはオペラハウス駅とバーソン駅があり、どちらもレズアン通り周辺まで歩ける距離です。ただし、ほとんどの交通機関が本格的に動き出すよりずっと前にレースが始まります。

多くのランナーは、次のいずれかの方法を選んでいます。

  • 徒歩圏内に泊まる:レズアン通り、ドンコイ通り、トンドゥックタン通り周辺の1区のホテルなら、スタート地点まで歩いてすぐなので拠点にうってつけです。
  • 配車アプリを使う:グラブ(Grab)などの配車アプリは時間を問わず利用できます。車やバイクタクシーで通行止め区域の手前まで行き、そこから先は歩きます。
  • ホテルの送迎を利用する:大型ホテルの中には、レース当日の朝に宿泊客向けの送迎を手配してくれるところもあります。

レース当日はコース周辺で交通規制が敷かれるのが普通です。ドライバーはスタートラインまでは入らず、脇道でランナーを降ろします。

1区のレース当日マナー

地元の習慣をいくつか知っておくと、当日の朝をスムーズに過ごせます。

バイクタクシーはごく当たり前の移動手段です。 サイゴンのランナーの多くは、グラブバイクの後部座席に乗ってスタート地点へ向かいます。同じようにする場合は、ドライバーから渡されるヘルメットを必ずかぶってください。法律で義務づけられています。

沿道には観客が並びます。 中心部の通り沿いでは地元の人やランニングクラブが声援を送ってくれます。手作りのプラカードや袋入りの水を持っていることもよくあります。手を振ったり親指を立てたりすると喜ばれます。いちばんよく耳にする掛け声は「コーレン!」(「がんばれ!」といった意味)です。

現金はどこでも使えます。 1区ではいまや銀行カードやQRコード決済も普及していますが、レース後に立ち寄る屋台や小さなカフェではベトナムドンしか使えない場合があります。屋台でチップを渡す習慣はありません。

交通規制を守りましょう。 道路が閉鎖されると、警察やボランティアが車やバイクをコースから締め出します。応援する人は、ランナーの間をすり抜けるのではなく、指定された場所で横断してください。

レース後の一杯

最後のランナーがゴールする頃、サイゴンの朝ごはんどきがちょうど本番を迎えます。この街の朝食といえばフォー、バインミー、そして南部の汁麺フーティウです。たいていは歩道に並んだ低いプラスチックの椅子に腰かけて食べます。ベトナム式のアイスコーヒーカフェスアダーは、コンデンスミルク入りのコーヒーを氷いっぱいのグラスに注いだもので、甘くて濃厚です。

完走したランナーは、その日の残りをのんびり過ごすのが定番です。スタート地点周辺の名所は、どれも歩いてすぐの距離にあります。サイゴン大教会、中央郵便局、本の通り(Đường sách Nguyễn Văn Bình)はいずれもパリ広場のそばに集まっています。疲れた脚でも無理なく一周できるでしょう。夕方になって涼しくなると、トンドゥックタン通り沿いの川辺やグエンフエ通りの歩行者天国に街の人々が繰り出します。

よくある質問

2026年のテクコムバンク・ホーチミンシティ国際マラソンはいつ開催されますか?

第9回大会は2026年12月6日にホーチミン市で開催されます。12月は乾季にあたり、この街で長距離を走るには一年でいちばん快適な時期です。

スタート地点はどこですか?

1区のレズアン通りとグエンビンキエム通りの交差点で、サイゴン動植物園の近くです。レズアン通りは統一会堂(独立宮殿)からこの交差点まで延びています。

早朝、ランナーはどうやってスタート地点まで行くのですか?

多くのランナーは、徒歩圏内にある1区のホテルに泊まるか、グラブ(Grab)などの配車アプリを利用しています。メトロ1号線のオペラハウス駅とバーソン駅はどちらもスタートエリアの近くにあります。ただし交通規制があるため、ドライバーはたいてい脇道でランナーを降ろします。

種目やエントリー方法、参加費はどこで確認できますか?

大会公式サイトに、種目、申込リンク、コースマップ、最新の参加費が掲載されています。ここでは料金は紹介していません。

レース後、スタート地点の近くで見どころはありますか?

統一会堂(独立宮殿)、サイゴン大教会(聖母マリア大聖堂)、サイゴン中央郵便局、本の通り、サイゴン動植物園は、いずれもレズアン通りから歩いてすぐです。

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