高地で8日間戦うタックルフットボール
カナダとメキシコがメキシコの地で対戦します。2026年グリッドアイアン・ネーションズ選手権(Gridiron Nations Championship)はタックルフットボールの国際大会で、2026年12月12日から19日までメキシコシティで開催されます。
遠征してくるチームがまず話題にするのは空気の薄さです。メキシコシティの標高はおよそ2,240メートルです。この高さでは体力の維持が難しくなり、キックしたボールの滞空時間も長くなります。また、12月は乾季のさなかです。午後は晴れて穏やかな日が多いものの、日が沈むと気温は一気に下がります。
サッカーだけではないフットボールの街
注目を集めるのはサッカーですが、メキシコシティではアメリカンフットボールも深く根付いています。その中心にあるのが大学フットボールです。UNAMのプーマスはシウダー・ウニベルシタリア(Ciudad Universitaria)にあるエスタディオ・オリンピコ・ウニベルシタリオ(Estadio Olímpico Universitario)を本拠地にしています。チームの応援コール「ゴヤ!」は、キャンパスの外でも広く知られています。
知っておくと役立つ予備知識をまとめました。
- エスタディオ・アステカ(Estadio Azteca):2005年、アメリカ国外で初めてとなるNFLレギュラーシーズンの試合が行われました。その後もNFLの試合を何度も開催しています。
- ONEFA:長い歴史を持つ大学リーグで、メキシコ代表に選手を送り出しています。
- LFA:メキシコのプロリーグです。2016年の発足当初からメキシコシティを本拠とするチームがあります。
- カナディアンフットボール:1チーム12人、3ダウン制で行われます。カナダの選手たちはアメリカ式とは異なる競技の出身ということになります。
会場とチケット
試合日程、スタジアム、チケットのリンクは主催者の公式チャンネルで発表されます。入手先はここだけです。確認できた情報にスタジアム名が含まれていないため、本ガイドでは会場名を記載していません。料金も販売窓口で表示されるので、ここでは金額を掲載していません。
メキシコの大規模なスポーツイベントでは、スマートフォンで提示するデジタルチケットと、入場ゲートでの身分証確認が一般的です。スタジアムが満員になると携帯の電波がつながりにくくなることが多いため、海外から訪れるファンはチケットのスクリーンショットを保存しておくのが定番です。
12月中旬の移動事情
大会初日の12月12日は、グアダルーペの聖母の祝日にあたります。この時期には、市の北部にあるグアダルーペ寺院(Basílica de Guadalupe)を数百万人の巡礼者が訪れます。最寄りのメトロ駅である6号線のラ・ビジャ=バシリカ駅(La Villa-Basílica)と3号線のバシリカ駅(Basílica)は大混雑し、周辺の道路も通行止めになります。
さらに12月16日からは、クリスマスイブまで9夜続くクリスマスパーティー「ポサダ」が街中で始まります。そのため夕方以降は道路が一段と混み合います。移動手段の選び方はおおむね次のとおりです。
- メトロとメトロブス:市内を長距離移動するときに便利です。運賃はチャージ式の「モビリダード・インテグラーダ(Movilidad Integrada)」カードで支払います。
- ウーバーとDiDi:どちらも広く利用されているので、試合後の深夜の移動に向いています。
- 徒歩:ローマ、コンデサ、コヨアカンは道が平坦で木陰も多く、歩いて回れます。
メキシコのスタンドで過ごす試合の日
メキシコのフットボール観客はにぎやかで、周りとの交流を楽しみます。通路では売り子が行き来し、「チェラ」と呼ばれるビールや軽食を売っています。支払いは小額紙幣の現金が一般的で、お礼として小銭を少し上乗せするのも普通のことです。
入場ゲートでは警備員によるボディチェックが必ずあります。メキシコのスタジアムでは、大きなバッグ、傘、ガラス製品の持ち込みを禁止しているのが一般的です。ほとんどのファンは、スマートフォンと身分証、上着だけを持って来ます。スタンドでは初めて聞く応援歌にもファンが声を合わせることがよくあり、アウェーのファンも温かく迎えてもらえる雰囲気です。
街なかでは、ほとんどのレストランでカードが使えます。チップは10–15%が目安です。屋台や市場では今も現金払いが中心です。「ドンデ・エスタ・ラ・エントラーダ?(入口はどこですか?)」や「ウナ・マス・ポル・ファボール(もう一つお願いします)」といったひと言を覚えておくと、何かと役に立ちます。
ファンに人気の宿泊エリア
多くの旅行者はローマ・ノルテ(Roma Norte)かコンデサ(Condesa)に宿を取ります。どちらも緑豊かな地区で、タケリアやバーがたくさんあります。インスルヘンテス大通り(Avenida Insurgentes)を走るメトロブス1号線にも近い立地です。南部のコヨアカン(Coyoacán)は落ち着いた雰囲気で、シウダー・ウニベルシタリアにも近いエリアです。ポランコ(Polanco)は料金が高めですが、チャプルテペック公園(Bosque de Chapultepec)と国立人類学博物館(Museo Nacional de Antropología)のすぐそばにあります。
試合のない日には、ソカロ(Zócalo)にある国立宮殿(Palacio Nacional)の壁画を見に行ったり、ソチミルコ(Xochimilco)でトラヒネラと呼ばれる小舟に乗ったりするファンが多くいます。12月の夜には、各地区の広場でクリスマスのイルミネーションが灯り、季節の屋台も並びます。
よくある質問
2026年グリッドアイアン・ネーションズ選手権はいつ開催されますか?
2026年12月12日から19日まで、メキシコシティで開催されます。試合日程の詳細は主催者の公式チャンネルで発表されます。
どのチームが出場しますか?
タックルフットボールの国際大会で、カナダとメキシコが出場します。出場チームと対戦カードの一覧は主催者の公式チャンネルで確認できます。
会場はどこですか?チケットはどうやって入手できますか?
スタジアムとチケットのリンクは主催者の公式チャンネルで発表され、料金は販売窓口で表示されます。確認できた情報にスタジアム名が含まれていないため、本ガイドでは会場を推測して記載することはしていません。
12月のメキシコシティの天気はどうですか?
12月は乾季です。日中は晴れて穏やかな日が多い一方、標高約2,240メートルの高地のため夜は冷え込みます。夜の試合には上着を持っていくファンがほとんどです。
大会期間中、メキシコシティではほかにどんな行事がありますか?
12月12日はグアダルーペの聖母の祝日で、市の北部にあるグアダルーペ寺院(Basílica de Guadalupe)に数百万人の巡礼者が訪れます。また、12月16日からはクリスマスを祝うポサダが始まります。どちらの行事でも、公共交通機関や道路が混雑します。
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