ライブデータで事実確認 · 2026年10月8日

イベント 茂木

MotoGP日本グランプリ:日程・チケット・会場(もてぎ)

このガイドの作り方

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MotoGP日本グランプリ(茂木、日本)
Photo: Motonews / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

茂木のグランドスタンドの背後には杉に覆われた丘が迫り、今は使われていないコンクリートのオーバルコースが、ロードコースの大部分をぐるりと囲んでいます。3日間にわたり、エンジン音が木々の間にこだまする週末です。2026年にMotoGP世界選手権がこの地を訪れる会期は10月2日〜4日で、シーズンのアジア・パシフィック連戦の幕開けとなる一戦でした。

週末の流れ

3日間は、それぞれ雰囲気がまったく異なります。金曜は練習走行の日で、スタンドの人出もまばらなため、観戦ポイントを歩いて巡れるほどです。土曜は予選と、決勝の半分の距離で争うスプリントが組まれ、午後には本格的なバトルが繰り広げられます。そして日曜がグランプリ決勝です。

Moto2とMoto3も3日間すべてに出走し、MotoGPのセッションの合間を埋めるようにレースが行われるので、コースが長く静まり返ることはほとんどありません。海外から訪れるファンの多くは、少なくとも土曜と日曜の2日間を押さえます。スプリントと決勝の両方を観るには、2日間が最低ラインです。

ホンダが築いたサーキット

この会場は1997年に「ツインリンクもてぎ」として開業しました。名前の由来は2種類のレイアウトにあり、全長4.8 kmのロードコースと、アメリカのスピードウェイを模したオーバルコースを備えていました。建設したのはホンダで、現在もホンダのレジャー部門が運営しています。2022年には「モビリティリゾートもてぎ」へと改称されました。

オーバルコースではCART、のちにインディカーのレースが行われていましたが、2011年の東日本大震災で損傷を受け、現在はレースに使われていません。それでもバンクはそのまま残っており、バックストレートではロードコースがその下をくぐり抜けます。ホンダとヤマハにとってはここがホームレースにあたり、パドックに並ぶグッズやスタンドにはためく旗からも、その熱気が伝わってきます。

90度コーナーとブレーキング区間

ライダーたちにとって、もてぎは「ストップ・アンド・ゴー」のサーキットです。長く高速で回り込むコーナーが少なく、低速コーナーに向けて急減速する場面が連続するため、カレンダーの中でもブレーキに最も厳しいコースのひとつとして知られています。観客の目線で言えば、追い抜きはブレーキング区間で起こるということです。

なかでも有名なのが、バックストレートの終わりです。オーバルの陸橋の下からトップスピードで飛び出したマシンは、下り坂を駆け降り、誰もが「90度コーナー」と呼ぶタイトな右コーナーに向けてフルブレーキングします。ぎりぎりのタイミングで飛び込むオーバーテイクも、大きくはらんでしまう場面も、ときには転倒も、すべてここで起こります。日曜にこの周辺のグランドスタンドがひときわ混み合うのはそのためです。

ほかのエリアでは、メインストレートの席からスタート、ピットレーン、表彰台を見渡せます。周回の中盤にあたる席からはS字コーナーとV字コーナーが望め、マシンが何度も向きを変えていく様子をひと目で追うことができます。

駅のないサーキットへのアクセス

茂木は農業の町で、サーキットはその郊外の丘陵地にあります。ゲートまで通じる鉄道はなく、ファンの主なアクセス手段は次の3つです。

  • 新幹線とバス: 東京から東北新幹線で宇都宮まで行き、そこからバスでサーキットへ向かうルートです。レースウィークには臨時バスが増便されるのが通例です。
  • 水戸経由: JR常磐線で水戸まで行き、バスに乗り継ぐルートです。茨城の沿岸部から向かう場合に最も便利です。
  • 車: 最寄りのルートは北関東自動車道で、サーキットには広い駐車場があります。ただし最後の数キロは片側1車線の田舎道で、日曜夕方の帰りの渋滞が移動のなかで最も時間のかかる区間になります。

町の玄関口となる駅は、小さなローカル線・真岡鐵道の茂木駅です。サーキットまでは歩ける距離ではなく、訪れる価値があるとすれば、この路線を走るSLもおかを見るためと言えるでしょう。

観客たちの宿泊事情

サーキット周辺の宿はごくわずかです。敷地内にあるホテルツインリンクは週末で最も便利な宿ですが、そのぶん予約を取るのも最も困難です。サーキット内の森林エリア「ハローウッズ」は、この場所に自然公園としての一面を添えています。

海外からの来場者の多くが泊まるのは宇都宮で、新幹線の駅周辺にはビジネスホテルが数多く集まっています。餃子の街として名を馳せた都市でもあります。もうひとつの拠点が水戸です。東京に宿を取って長い日帰りを繰り返すファンもいますが、可能ではあるものの、早朝の出発と深夜の帰着を覚悟しなければなりません。

スタンドでのふるまい

日本のレース観戦には独自の習慣がありますが、なじむのは難しくありません。

  • ゴミは持ち帰ります。 ゴミ箱は少なく、種類ごとに分別されています。ファンは小さな袋を用意して、空き缶や包み紙を持ち帰ります。
  • 応援には一体感があります。 ホンダやヤマハ、日本人ライダーのファンは、チームの旗やタオルを一斉に振って声援を送ります。ライバルを応援する側に加わっても、とがめる人はいません。
  • 現金はまだ欠かせません。 カードやICカードでの支払いも一般的ですが、屋台や小さな売店のなかには円の紙幣を好むところもあります。茂木の町なかや宇都宮のコンビニには、海外発行のカードが使えるATMがあります。
  • バスの列は整然としています。 レース後は、表示された列に並んで順番に乗車します。割り込めば周囲の目に留まります。
  • イスとレジャーシート: 自由観戦エリアではファンが地面にシートを広げており、他人のシートに上がるときは靴を脱ぐのがマナーです。

北関東の山あいでは、秋の天気が目まぐるしく変わります。近年は雨や霧でセッションが乱れることがあり、2022年には予選が遅れ、2023年には激しい雨で決勝が早めに打ち切られました。常連たちは傘ではなくレインポンチョを持参します。傘を差すと後ろの人の視界をさえぎってしまうからです。

パドックの外へ

サーキットの敷地内にあるホンダコレクションホールは、それだけで時間を割く価値のある施設です。世界タイトルを獲得したグランプリマシンをはじめとするホンダのレース用バイクや車が、市販のバイクや量産車と並んで展示されています。レースウィークには、セッションの合間に足を運ぶのにうってつけの場所です。

車ですぐの益子は益子焼で知られる焼き物の町で、メインストリートには窯元や店が軒を連ねます。1日余裕のあるファンは、栃木県西部の山中にある社寺の町・日光まで足を延ばすことも多く、宇都宮からJRか東武線で気軽に行くことができます。

よくある質問

2026年のMotoGP日本グランプリはいつでしたか?

会期は2026年10月2日〜4日、会場は栃木県のモビリティリゾートもてぎでした。金曜は練習走行、土曜は予選とスプリント、日曜はグランプリ決勝という日程で、同じ週末にMoto2とMoto3のレースも組まれていました。

東京からモビリティリゾートもてぎへはどう行くのですか?

サーキットまで通じる鉄道はありません。多くの人は東北新幹線で宇都宮へ行ってバスに乗り継ぐか、JR常磐線で水戸へ行ってバスに乗り継いでいました。レースウィークには臨時バスが増便されるのが通例です。車の場合は北関東自動車道が最寄りのルートで、サーキットには広い駐車場があります。

もてぎで観戦するのに最適な場所はどこですか?

下り坂のバックストレートの終わりにある90度コーナーが追い抜きの最大のポイントで、最も人気の観戦エリアです。メインストレートの席からはスタート、ピットレーン、表彰台が見渡せます。S字コーナーとV字コーナーでは、マシンが切り返していく様子を観ることができます。

ファンはどこに泊まるのが一般的ですか?

ホテルツインリンクはサーキットの敷地内にありますが、客室はごくわずかです。来場者の多くは、新幹線の駅周辺にビジネスホテルが数多くある宇都宮に宿泊していました。もうひとつの定番の拠点は水戸です。

サーキットの近くにはほかにどんな見どころがありますか?

サーキットの敷地内にあるホンダコレクションホールでは、ホンダのレース車両や市販車が展示されています。焼き物の町・益子へは車ですぐです。日光の社寺へは宇都宮から鉄道で気軽に足を運べます。

茂木旅行の準備

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