ライブデータで事実確認 · 2026年11月2日

穴場 スコータイ

ワット・マハータート:スコータイ観光ガイド(4.8★)

このガイドの作り方

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ワット・マハータート(スコータイ、タイ)
Photo: Supanut Arunoprayote / Wikimedia Commons (CC BY 4.0)

堀の向こうに立つ蓮のつぼみ

まず目に入るのは、その独特な形です。遺跡の中央には、背の高いれんが造りの仏塔がそびえています。頂は蓮のつぼみをかたどっていて、これはスコータイ時代の建築をもっともよく表す様式です。周りにはラテライトの柱が何列も残っています。小さな仏塔もあちこちに建ち、境内の東側を向いた坐仏も並んでいます。

ここは13世紀に創建されたスコータイ王朝の王室寺院です。城壁と堀に囲まれていることからも、旧都の信仰の中心だったことがわかります。遺跡全体は、1991年にユネスコの世界遺産に登録された「古都スコータイ」の一部です。刈り込まれた芝生と水面が広がり、空が大きく見渡せます。

基壇で見ておきたいもの

境内はとても広く、あてもなく歩いていると見どころを見逃しがちです。何を探すかを先に知っておくと役に立ちます。主基壇をゆっくり歩くと、次のようなものが見つかります。

  • 漆喰の行列像:主塔の基部をぐるりと囲んでいます。合掌して歩く僧侶たちの姿で、すり減ってはいますが今でもはっきりと形が読み取れます。
  • 2体の立仏:中央の仏塔の両脇にある、背の高いれんがの囲いの中に立っています。
  • 大きな坐仏:かつての礼拝堂の柱が残る中に座っています。訪れた人の多くが最初にカメラを向ける遺構です。
  • 周囲の小さな仏塔群:それぞれ様式が異なり、スリランカやクメールの影響が見られるものもあります。

かつてここに安置されていたプラ・シー・サーカヤムニ仏はブロンズ製で、19世紀にバンコクのワット・スタットへ移されました。今残っているのはれんがとラテライトの台座だけですが、それを見ると仏像がどれほど大きかったかが想像できます。

ムアンカオへの行き方

遺跡のそばに泊まれば歩いて行ける、と考えないほうがよいでしょう。ゲストハウスの多くやバスターミナルがあるのは現在のスコータイの町で、歴史公園はそこから約12km離れています。公園は町の西側にあります。両者を結ぶ道路には青いソンテウ(乗り合いの小型トラック)が走っていて、中央ゾーンの入口近くで降ろしてもらえます。

公園入口の前の通りにはレンタサイクル店が並んでいます。ワット・マハータートと周辺の寺院を回るには、自転車を使うのが一般的です。中央ゾーンは平坦で舗装されています。ワット・マハータートは入口のすぐ近くにあるので、チケットを買えば数分で着きます。入場料と自転車の料金は入口に掲示されています。

訪れる時間帯の選び方

現在、Googleには毎日9:30〜深夜0時に開いていると掲載されています。ただ、タイの歴史公園は季節や催しによって開園時間を変えることがあります。当月の時間は芸術局か公園の公式情報で確認してください。

時間帯を選ぶときに気にしたいのは、暑さと光です。日中は強い日差しが白っぽいラテライトに照り返します。芝生にも日陰はほとんどありません。開園してすぐの早い時間か夕方に訪れると、歩くのがずっと楽になります。影も長く伸び、漆喰の像がくっきりと浮かび上がります。風がなく水面が静かな日には、寺院を囲む池に仏塔が映り込みます。

11月には、スコータイのロイクラトンの祭りがこの公園で開かれます。遺跡の周りが灯籠や水に流す供え物、舞台で彩られます。訪れるには見事な時期ですが、とても混み合い、町の宿も早くから埋まってしまいます。

仏像の前で気をつけたいマナー

屋根のない遺跡とはいえ、ここは今も神聖な場所です。野外博物館に来たような振る舞いをしていると、すぐに目立ってしまいます。次のことを心がけておけば安心です。

  • 肩と膝を隠しましょう。 暑い時期は、薄手のスカーフやゆったりしたズボンがあれば十分です。
  • れんがの上に乗らないでください。 写真のために仏塔や基壇に登ることは禁止されていて、遺構を傷める原因にもなります。
  • 頭が仏像より高くならないようにしましょう。 仏像に手を添えてポーズをとったり、自撮りのために背を向けたりしてはいけません。座るときも足の裏を仏像に向けないようにします。
  • 自転車は境内の外れに停めて鍵をかけましょう。 寺院の基壇の上を押して歩くのは避けてください。

入場料はタイバーツで入口で支払います。チケット売り場も外の軽食屋台もほとんどが現金払いなので、小額紙幣を持っていきましょう。地元の人が坐仏に蓮の花を供えたり線香を立てたりしていたら、少し距離をとってください。写真を撮るのはお参りが終わってからにしましょう。

中央ゾーンの周辺スポット

中央ゾーンの中心はワット・マハータートですが、自転車で少し走れば行ける遺跡がいくつもあります。北にあるワット・サシーは池に浮かぶ島に建っていて、小さな橋を渡って行きます。ワット・シーサワイにはクメール様式の仏塔(プラーン)が3基並び、周辺のどの遺跡よりも古い雰囲気を感じさせます。

ラームカムヘーン大王記念碑には、玉座に座る王の姿が表されています。タイ文字を作ったと伝えられる王です。ワット・トラパン・グンとその池は、ワット・マハータートのすぐ西にあります。公園入口の近くにはラームカムヘーン国立博物館があり、この遺跡から見つかったブロンズ像や陶磁器が展示されています。遺跡を巡る前か後に、1時間ほどかけて見る価値があります。

よくある質問

スコータイの新市街からワット・マハータートへはどう行けばいいですか?

青いソンテウに乗り、西へ約12km先の旧市街ムアンカオ(Mueang Kao)へ向かいます。ソンテウはスコータイ歴史公園の中央ゾーン入口近くで停まります。ワット・マハータートは入口から徒歩でも自転車でも数分です。

ワット・マハータートの見学にはどのくらい時間がかかりますか?

ワット・マハータートだけなら1〜1.5時間が目安です。自転車で中央ゾーンのほかの遺跡も回り、ラームカムヘーン国立博物館にも寄るなら、半日は見ておきましょう。

開園時間を教えてください。

現在、Googleには毎日9:30〜深夜0時と掲載されています。ただ、歴史公園の開園時間は季節や催しによって変わります。出かける前に、公園の公式情報や芸術局の案内で当月の時間を確認してください。

どんな服装で行けばいいですか?

今も信仰の場として使われている寺院なので、肩と膝が隠れる服を着てください。芝生やラテライトの基壇には日陰がほとんどありません。帽子と水も用意しておきましょう。

ロイクラトンの時期に訪れる価値はありますか?

人混みが平気なら、ぜひ訪れてみてください。スコータイでは11月にロイクラトンの祭りがこの遺跡一帯で開かれ、灯籠や舞台が楽しめます。ただし町の宿はかなり早めに予約しておく必要があります。

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