ライブデータで事実確認 · 2026年9月28日

穴場 ジャカルタ

ジャカルタ旧市街 観光ガイド(4.1★)

このガイドの作り方

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ジャカルタ旧市街 観光ガイド(4.1★)(ジャカルタ、インドネシア)
Photo: Chainwit. / Wikimedia Commons (CC BY 4.0)

バタビアの礎となった運河

カリ・ブサール(Kali Besar)は、両岸を石垣で固めたまっすぐな運河です。このスポットがある東岸には、オランダ東インド会社の時代に建てられた商館や倉庫がずらりと並んでいます。修復されて塗り直された建物もあれば、窓が鎧戸で閉ざされたまま、軒の装飾から草木が伸びている建物もあります。

両岸は石畳の遊歩道として整備され、ベンチや植栽も設けられました。車をよけながら歩く必要はなく、ファタヒラ広場までの道のりを気持ちよく散策できます。西岸では「赤い店」を意味するトコ・メラ(Toko Merah)を探してみてください。1730年代に建てられた赤褐色のレンガ造りの商人の館で、市内に現存する建物のなかでも指折りの古さを誇ります。

ファタヒラ広場と周辺の博物館

運河から数分歩くと、石畳の広大なファタヒラ広場(Fatahillah Square)に出ます。ここがコタ・トゥアの中心です。広場の南側には、鐘楼を備えた白亜の旧市庁舎(Stadhuis)が建っています。1710年に完成したバタビアの市庁舎で、現在はジャカルタ歴史博物館として使われています。上階ではオランダ時代の家具を、地下では水に浸かった牢獄を見学できます。

広場の周りには次のような見どころがあります。

  • ワヤン博物館:インドネシア各地や海外の影絵人形、木彫りのゴレック人形を展示しています。
  • 美術・陶磁器博物館(Museum Seni Rupa dan Keramik):列柱が並ぶ旧裁判所の建物で、インドネシアの絵画や陶磁器を紹介しています。
  • カフェ・バタビア:広場を見渡す植民地時代の建物で、博物館めぐりの合間にひと息つく場所として利用されています。
  • インドネシア銀行博物館とマンディリ銀行博物館:広場とコタ駅のあいだに建つ、重厚な2つの旧銀行ホールです。

広場にはパステルカラーに塗られたオランダ風のレンタル自転車がずらりと並び、それぞれにおそろいのつば広帽子が添えられています。この自転車で石畳の上をゆっくり走る姿が、定番の記念写真です。

コタへのアクセス

起点となるのはジャカルタ・コタ駅です。KRLコミューターラインの北の終着駅で、アールデコ様式の駅舎もそれ自体が見ものです。駅を出たら地下道で道路の反対側へ渡り、5分ほど歩けばファタヒラ広場に着きます。カリ・ブサールは広場のすぐ西側です。

トランスジャカルタのコリドー1もコタが終点です。ブロックMを起点に、タムリン通りとガジャ・マダ通りを縦断して走っています。ゴジェックやグラブなどの配車サービスも問題なく使えます。運転手には「コタ・トゥア(Kota Tua)」または「タマン・ファタヒラ(Taman Fatahillah)」と伝えましょう。

時間に余裕があれば、近くの次のスポットにも足を延ばしてみてください。

  • スンダ・クラパ(Sunda Kelapa):北へ約1.5 kmの旧港です。木造帆船のピニシが、今も貨物の積み込みを行っています。
  • コタ・インタン跳ね橋(Kota Intan):スンダ・クラパへ向かう途中にあります。
  • グロドック(Glodok):すぐ南に広がるジャカルタのチャイナタウンです。プタック・スンビラン(Petak Sembilan)の市場の路地や、ダルマ・バクティ寺院があります。

暑さに負けずにコタ・トゥアを楽しむコツ

ジャカルタの日中の日差しは強烈なうえ、広場には日陰がほとんどありません。朝早くから歩き始め、いちばん暑い時間帯は博物館の中で過ごし、夕方になってから運河沿いに戻るのが賢いまわり方です。週末や学校の休暇中は家族連れや学校の団体で広場が混み合うので、平日のほうがずっと快適に歩けます。

博物館の開館時間は市が定めており、変更されることもあります。月曜休館の博物館が多いため、博物館を中心に予定を組む場合は、事前に公式スケジュールを確認してください。チケットは各博物館の窓口で販売されており、最新の料金もそこに掲示されています。

ほとんどの場所でインドネシアの標準的なQR決済であるQRISが使えますが、レンタル自転車や屋台の軽食には少額の紙幣を用意しておくのが無難です。グロドックの寺院に立ち寄るなら、肩を覆う服装で出かけましょう。運河沿いでは、ブタウィ料理のクラ・テロールをぜひ味わってみてください。

卵と米に香辛料を加え、屋台で炭火焼きにしたパンケーキのような一品です。注文するときは、指さしながら「サトゥ(1つ)」と伝えれば通じます。

よくある質問

ジャカルタ旧市街へはどうやって行けばよいですか?

KRLコミューターラインかトランスジャカルタのコリドー1に乗り、ジャカルタ・コタで降ります。そこから地下道を通って5分ほど歩くとファタヒラ広場に着きます。カリ・ブサール運河は広場のすぐ西側です。

コタ・トゥアの滞在時間はどのくらい見ておけばよいですか?

運河とファタヒラ広場、それに博物館を1〜2か所まわるなら2〜3時間で足ります。スンダ・クラパ港やグロドックまで足を延ばすなら、半日は見ておきましょう。

訪れるのに最適な時間帯はいつですか?

石畳の広場は日中ほとんど日陰がないため、早朝か夕方がおすすめです。一般的に、週末や学校の休暇中よりも平日のほうが落ち着いています。

博物館は毎日開いていますか?

必ずしもそうではありません。ジャカルタの博物館は月曜休館のところが多く、開館時間も変わることがあるため、出かける前に公式スケジュールを確認してください。

周辺にはほかにどんな見どころがありますか?

カリ・ブサールの西岸にはトコ・メラが、北にはスンダ・クラパ港とコタ・インタン跳ね橋が、南にはグロドックのチャイナタウンがあります。

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