多くのカレッジの芝生より古い市場
カバード・マーケット(Covered Market)では、1770年代から商いが続いています。オックスフォードの通りに並んでいた精肉店の露店を一掃するため、1774年に開設されました。設計を手がけたのは、モードリン橋も設計した建築家ジョン・グウィンです。長い切妻屋根の下に細い通路が碁盤の目状に走るこの市場は、今も現役で営業しています。
ハイ・ストリートから一歩足を踏み入れると、バスの騒音がすっと遠のきます。手描きの看板を掲げた店先には農産物の木箱が置かれ、精肉店のウィンドウには肉が並んでいます。カフェの合間に食料品店や花屋、洋服のブティック、雑貨店が軒を連ねます。ほとんどの店が小さな区画なので、接客してくれる店の人はたいていカウンターのすぐ向こうに立っています。
4つの入口を見つける
市場の中は迷路のように入り組んでいるので、どの入口から入るかが意外と大切です。カーファックス塔(Carfax Tower)方面から来るならハイ・ストリート側のアーチを使いましょう。コーンマーケット(Cornmarket)からは、マーケット・ストリートを抜けると住所のMarket St, OX1 3DZに出ます。
- オックスフォード駅から:パーク・エンド・ストリートとジョージ・ストリートを東へ歩いて約15分です。
- グロスター・グリーン・バスターミナルから:コーンマーケットを南へ進み、10分もかかりません。
- 車の場合:市の中心部は駐車場が少なめです。中心部へ向かうパーク・アンド・ライドのバスなら、停留所から少し歩くだけで着きます。
すぐ北にはジーザス・カレッジとタール・ストリートがあります。東へ5分歩けばラドクリフ・カメラなので、旧市街の散策コースに組み込みやすい場所です。
店をめぐって味わいたいもの
訪れる人のいちばんの目当ては、やはり食べ物です。よく名前が挙がる店をいくつかご紹介します。
- ベンズ・クッキー(Ben’s Cookies):この市場で生まれたチェーン店です。焼きたての温かいクッキーを量り売りしています。
- ブラウンズ・カフェ(Brown’s Café):昔ながらのカフェで、イングリッシュ・ブレックファストやパイ、マグカップの紅茶が楽しめます。
- ザ・ケーキショップ(The Cake Shop):ウィンドウには趣向を凝らしたお祝い用ケーキがずらりと並びます。買う気がなくても、つい足を止めて眺めてしまう人が少なくありません。
- 精肉店:オックスフォード中心部で本格的な肉やジビエを買うなら、今もここが一番です。すぐに食べられるソーセージロールやパイを売るカウンターもあります。
腰を落ち着けて食事をするより、つまみ歩きを楽しむ人がたくさんいます。あるカウンターでコーヒーを買い、隣でペストリーを手に入れたら、もう一周してみるのもよいでしょう。木曜・金曜・土曜の夜は午後10時まで営業していて、遅い時間のお客さんの多くは飲食店に集まります。
オックスフォード流、通路での買い物術
現在の開店時間は、月曜〜土曜が午前8時、日曜が午前10時です。閉店は月曜〜水曜が午後5時30分、日曜が午後5時で、木曜〜土曜は午後10時まで開いています。この範囲内で各店舗が独自に営業時間を決めているので、特定の店を目当てに出かける場合は事前に確認しておきましょう。
とても人気のある市場なので、混雑を避ける計画を立てるのが賢明です。平日にいちばん落ち着いているのは午前8時〜10時で、午後5時〜6時も比較的空いています。ただし月曜〜水曜は午後5時30分に閉まるため、夕方の時間帯は短くなります。
週末はなかなか手ごわいです。午前11時〜午後6時は通路が肩を寄せ合うほど混み合うので、この時間帯の来場はできるだけ避けましょう。土曜に空いているのは午前8時〜11時と午後9時〜10時です。日曜は午前10時の開店直後が狙い目です。
- 支払い:ほとんどの店でタッチ決済が使えます。ただし小さな店のなかには、カード払いに最低金額を設けているところもあります。
- 行列:列は通路沿いではなくカウンターの前にできます。後ろの人が通れるよう、脇に寄って並びましょう。
- 精肉店:その週のおすすめを気軽に店員さんに尋ねてみてください。聞かれるのは慣れたもので、注文に応じて切り分けてくれます。
- 価格:各カウンターの値札や店ごとのボードで確かめましょう。店によって値段にかなりの差があります。
滞在時間の目安
ゆっくり歩いて回り、コーヒーと軽食を楽しむなら45分〜1時間ほど見ておきましょう。食材を買い求める人なら、精肉店や食料品店でさらに長く過ごすことも珍しくありません。カレッジ見学やカーファックス塔に登った後でも少し歩けば着くので、午前中のひと休みにぴったりの場所です。
シャッターが下りたら
閉店の早い日は、午後5時30分を過ぎると市場はすぐに静まり返ります。それでも周辺の通りはにぎわいが続きます。ハイ・ストリートやタール・ストリートのパブやレストランまでは、ほんの2〜3分です。夜遅くまで営業している日なら、まず市場で食事を済ませ、それからラドクリフ・スクエアまで歩いて、夜のドーム屋根のラドクリフ・カメラを眺めるのもおすすめです。
よくある質問
カバード・マーケットが空いているのは何時ごろですか?
平日は午前8時〜10時と午後5時〜6時です。ただし月曜から水曜は午後5時30分に閉まるため、夕方の空いている時間帯は短くなります。週末に空いているのは午前8時〜11時と午後9時〜10時です。いちばん混み合う週末の午前11時〜午後6時は避けましょう。
カバード・マーケットの営業時間を教えてください。
現在の営業時間は、月曜〜水曜が午前8時〜午後5時30分、木曜〜土曜が午前8時〜午後10時、日曜が午前10時〜午後5時です。この範囲内で各店舗がそれぞれ営業時間を決めているので、目当ての店がある場合は事前に確認しておきましょう。
オックスフォード駅からカバード・マーケットへはどう行けばよいですか?
オックスフォード駅から東へ、パーク・エンド・ストリートとジョージ・ストリートを通ってコーンマーケットまで歩くルートで、徒歩約15分です。入口はマーケット・ストリート側と、カーファックス塔に近いハイ・ストリート側にあります。
滞在時間はどのくらい見ておけばよいですか?
通路を歩いて回り、コーヒーや軽食で一息つくなら45分〜1時間ほどが目安です。精肉店や食料品店でじっくり買い物をしたい場合は、もう少し余裕を持たせましょう。
周辺にはどんな見どころがありますか?
ハイ・ストリート側の入口のすぐ隣にカーファックス塔があります。すぐ北にはジーザス・カレッジとタール・ストリートがあり、東へ徒歩5分ほどでラドクリフ・カメラに着きます。
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