訪れる理由
このアールデコ様式のランドマークは1935年、マウントハリウッドの南斜面に開館しました。研究者ではなく一般来館者向けに設計された世界初期の公共天文台のひとつとして建てられ、建物と敷地への入場は当時から今日までずっと無料のままです。天文学的な魅力だけでなく、LAを象徴する存在としても厚い支持を集めており(18,500件を超えるレビューで星4.7)、銅製ドームの外観は映画『理由なき反抗』や『ラ・ラ・ランド』に登場し、太平洋へと広がる街のスカイラインを写した絵葉書にも数えきれないほど使われてきました。
眺めだけでなく、建物自体もじっくり見る価値があります。ブロンズのレリーフ、天文学の先駆者たちを描いたフリーズ、そしてヒューゴ・バリンによる壁画の下、ロタンダで揺れるフーコーの振り子など、見どころが詰まっています。
アクセス方法
住所はグリフィス公園内の2800 E Observatory Rd, Los Angeles, CA 90027です。高速道路から直接下りられる出口はなく、多くの来館者はバーモント通り(Vermont Avenue)かウェスタンキャニオン通り(Western Canyon Road)を通って公園内を上っていきます。どちらの道も公園を蛇行しながら天文台の小さな駐車場へとつながっていますが、週末や祝日はすぐに満車になります。早めに到着するか、空きを求めて周回すること、あるいは坂の下の路肩に駐車することを覚悟しておきましょう。
混雑する日には、バーモント/サンセット(Vermont/Sunset)のメトロ・レッドライン駅周辺から出ている季節運行のDASHオブザバトリーシャトル(週末・祝日運行)を使う方が得策です。このシャトルなら駐車場探しの苦労を完全に避けられます。徒歩で向かう場合は、ロスフェリス大通り(Los Feliz Boulevard)沿いのファーンデル入口からチャーリーターナートレイル(Charlie Turner Trail)またはベルリンフォレストトレイル(Berlin Forest Trail)を利用できます。
上り坂で20〜30分ほどかかりますが、ちょっとした運動にもなり、その先には眺めというご褒美が待っています。
見どころ・楽しみ方
館内のサミュエル・オッシンプラネタリウム(Samuel Oschin Planetarium)では、巨大なドームスクリーンを使った天文解説プログラムが毎日複数回上映されています。これは天文台内で唯一有料のチケットで、現地窓口での購入のみとなります。週末は売り切れることもあるので、到着したらなるべく早めに時間指定チケットを確保しましょう。
メインフロアの「ホール・オブ・ジ・アイ(Hall of the Eye)」と「コズミック・コネクション(Cosmic Connection)」の展示では望遠鏡の仕組みや太陽系のスケール感がわかりやすく解説されており、地下フロアの「エッジ・オブ・スペース(Edge of Space)」展示はフーコーの振り子を取り囲むように配置され、実物のハードウェアとともにロケット工学や宇宙時代の歴史を紹介しています。
多くの人にとって一番の目当ては、日没後に屋上と前庭で行われる無料の公開望遠鏡観察でしょう。天文台が開いている晴れた夜のほとんどで、ボランティア天文家が観察をサポートしてくれます。東ドームにある口径12インチのツァイス製屈折望遠鏡は1935年開館当時からのオリジナル機材で、歴史上どの望遠鏡よりも多くの人がのぞき込んできたと言われています。
屋外では、西側の芝生と南向きのテラスから定番のパノラマが楽しめます。ダウンタウンLAのスカイライン、晴れた日には太平洋まで見渡せ、振り返れば丘の上にハリウッドサインが額縁のように収まっています。
訪れるタイミング
平日の午後は週末に比べて格段に空いています。写真撮影やあの有名な眺めを狙うなら、日没の1時間前に到着して街の明かりが灯る瞬間を見届け、すっかり暗くなってから望遠鏡観察を楽しむのがおすすめです。この一回の訪問で、昼間の展示、ゴールデンアワーの眺め、そして夜空という三つの体験が一度に叶います。
グリフィス天文台は例年月曜休館ですが、開館日や時間は季節によって多少変動するため、出かける前に最新情報を確認してください。晩春には海霧やもやが出やすいため、遠くまでくっきり見渡せるのは秋から冬にかけてが多いです。
周辺情報とアドバイス
ハリウッドサインそのものに近づきたい場合は、近くのトレイル(マウントリー方面)から歩いて行くことができます。また、グリークシアター(Greek Theatre)は同じ公園内の少し下った場所にあります。夏でも上着を持っていきましょう。丘の上という立地上、風が吹きやすく、日没後は急に冷え込みます。
天文台内の食事はこぢんまりしたカフェのみなので、多くの来館者はロスフェリス(Los Feliz)で事前に食事を済ませるか、芝生でのピクニック用に食べ物を持参しています。館内にはトイレ、水飲み場、書店・ギフトショップも揃っています。
よくある質問
グリフィス天文台の見学は無料ですか?
はい、建物、展示、敷地への入場はすべて無料です。有料なのはサミュエル・オッシンプラネタリウムのショーチケットのみで、現地で購入します。
車を使わずに行くにはどうすればよいですか?
メトロでバーモント/サンセット(Vermont/Sunset)エリアまで行き、週末・祝日は季節運行のDASHオブザバトリーシャトルに乗り換える方法があります。あるいは、ファーンデル入口からチャーリーターナートレイルやベルリンフォレストトレイルを歩いて登ることもできます。
眺めや望遠鏡観察に最適な時間帯はいつですか?
日没の約1時間前に到着すれば、日中の展示とスカイラインの眺めの両方を楽しめます。そのまま暗くなるまで滞在すれば、天候が良ければボランティア天文家による無料の公開望遠鏡観察にも参加できます。
滞在時間はどのくらい見ておけばよいですか?
2〜3時間を目安にしてください。駐車や坂道を歩く時間、展示や敷地を巡る時間、そして希望すればプラネタリウムショーや夜の望遠鏡観察の時間も含まれます。
駐車は難しいですか?
はい、敷地内の駐車場は週末や祝日にはすぐ満車になります。早めに到着するか、アクセス道路沿いでの路上駐車の空きを探しながら周回する覚悟をしておくか、代わりにDASHシャトルを利用しましょう。
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